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オーディオ評論家の耳
雑誌などのインプレ記事を見るたびに、あまりにも抽象的で何を言いたいのか凡人の私には理解できないのですが、そもそも評論家の方々ってたいがい高齢な方が多いですよね、一般に高齢な方って耳が良くないじゃないですか、そんな人たちが正しいインプレってできるのですか
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音の聞こえる帯域は10代が最高です、でも20代後半30代と本来は経年変化で老化で悪くなるのが一般的ですが、50代、60代でも18KHz位まで聞こえる人はいます、逆にカナル型ヘッドフォンで重低音とか言って大音量で聞いている世代20代30代で10KHz位しか聞こえない人が意外に多いようです、中には難聴になってしまっている人も多いです。 また、音の豊かさ、や音の厚みと言った物は音域にあまり関係ないと思われます、50年以上前のモノラルレコード、スピーカー、真空管アンプ、真空管ラジオが現在の特性が優れたアンプやスピーカー、ネットワークオーディオより1段上の音がするから(良い物の場合です)、いまだに高級オーディオは真空管が多く、古いアルテックやタンノイ、JBLのスピーカーを好む訳です。 であれば、多くの音楽を聴いて来た、評論家の方が、適切な評論が出来ると言えます。 車のレースで言えば、10代や20代の凄いレーサーは居ても彼らには評論は無理です、往年のレーサーだから、レース経験や関連知識等で車の評価や評論が出来る訳です。 また抽象的なのは、音楽は好みがあり、評論家の好みと、読者の好みが一致している訳で無いので、抽象的にイメージを伝えるしか無いという事と、実は全く同じオーディオシステムでも、部屋で全く音は変わってしまうので、あまり具体的に評論しても、違うじゃないかという事が起きます。
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- iBook 2001(@iBook-2001)
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はじめまして♪ 私がオーディオに興味を持って、オーディオ雑誌等を買うように成ったのが中学生の頃だったと思います。 『あまりにも抽象的で何を言いたいのか凡人の私には理解できない』 アノ頃、いや大学に入る頃まで、まったく同じ感覚でしたねぇ。 『評論家の方々ってたいがい高齢な方が多い』 確かに多い。私が興味を持ち出した頃は、まだまだ若いかたがたも居ましたが、その方々も年月とともに、今では高齢の部類に入っていると言えるでしょう、ソレに対して新しい評論家?若手が多く出て来ていないので、全般的に高齢化している、と言うのは間違いないのだと思います。 『一般に高齢な方って耳が良くないじゃないですか、』 これは、聴力として、加齢に依るもの、間違いの無い事実ですね。 さて、なぜ抽象的表現が多く、なんとなく判りにくい文章を用いるのか。これは基本的に製品を紹介する記事で、悪い部分をストレートに表現しないようにしているからです。 執筆者は、原稿を書いてその原稿が記事に成る事で収入を得ています。製品の弱点をストレートに書いて、製品の売れ行きが悪く成ればメーカー側から協力が得られ無くなるので、出版社も執筆者も仕事が来なく成って整形が成り立たなく成ります、そのため文学的表現テクニックを駆使して、弱点の部分をやんわりと表現するのです。有る程度深読み、裏読み、という想像力?をもてば、あからさまに表現出来なかったが、こういう面に弱点があるようだな、と読み砕く事が出来ます。 評論家の高齢化、これはオーディオ全盛期のように、非常に多数のオーディオ関連紙が有れば、多くの人が仕事として成り立つのですが、大きく衰退したオーディオ産業界においては、魅力的な職業として成り立ちにくいため、若い方々が多く出て来にくいのでしょう。 聴力の部分ですが、多くは生まれてから加齢とともに、特に高域側のテスト信号では聴き取れなく成って行く、というのが知られています。 (乳幼児などは超音波と言われる40kHz等も聴こえているらしい、犬笛などに振り向く、という反応がよく知られています。) しかし、聴力と、聴感力は別物です。 絵画の鑑定士が、視力が弱く「メガネ」を利用しているから、目が良くない。 と言っても、判断能力が低い、という意味では在りません。 視力検査で、何処まで見えるか、という問題と、作品を見てどう評価出来るかは、違うのです。 同様にモスキート音などのテスト信号の有無を判別するなら、単に若い人で良いのですが、音楽と言う芸術作品を聴いたときの音の印象をどのように評価するか、これも「視力と目利き」と同じように、違う部分でもあるのです。 私自身、近所のオーディオファンのリスニングルームに小中高生の頃何度もお誘い頂いて、いろいろな体験をさせていただきました。 面白かったのは、持ち主がご年配の方で、成人したお仲間と子供の私、テスト信号で高音域が何処まで聴こえるか、年齢相応に明解な結果が出た。しかし、追加したスーパーツイターの置き場所、数ミリ単位で移動しては試聴を繰り返してみて、超高音域が聞こえないハズなのに、音の変化を確り感じ取って、まだまだ未熟な私には音の変化はワカラナイ、という不思議な体験。 聞こえないハズの帯域追加で、ベースの音に変化が出て、わずかに位置を変えるとやはり変化する、というのが、当時の私には理解出来ませんでしたし、そう言われてベースの音に注意して聴いても、変化を聴き分ける事が出来ませんでした。 オーディオに興味を持ってウン十年。20代半ばの頃に「音」だけに興味を持っていたらしい事に気付き、音楽的な音の表情を何となく理解出来るように成ると、また違う評価も出来るように成るのだと気がついたのです。 そもそも、小学生の頃からスピーカー工作も楽しんでいて、過去のスピーカーを聞き直すと昔とは違う面からの評価も出来るなぁ、と気付きました。そして低域のウーファーを良くするとシンバルの音がスッキリしたり、高域ユニットを換えるとバスドラの音がクリアに成ったり。。。中学の頃には感じ取れなかった、音の質感の違い、に対して、より広く感じ取れるように成っている、多少は成長したんだ。と喜んだ物です(笑) 文学的表現は、いまだに私も苦手ですが、聴こえた音を、どのように感じ取るか、聴力は若いときより衰えて這いますが、聴感能力は少しずつ成長中だと思ってます(まぁ、自己満足かな。苦笑) オーディオ評論家の記事は、文字通りの解釈で鵜呑みにしない事、必ず「裏」が有る、と思いながら「読み砕く」ようにするのが良いでしょう。 目で見た物を詳しく評価する「目利き」、どうように耳で聴こえた音を詳しく評価する「聴感」は、それなりの知識と経験の積み重ねが重要なのだと思います。 私個人は、文系人間じゃないので、文学的表現力に頼った様な評論記事は、好みじゃないですねぇ。かと言ってメーカーが公表した技術面だけを解説した評論記事も、あまり興味は沸きません。(どちらも、度が過ぎれば、ただの宣伝広告記事の様な感じを受けます。) あくまで、私達、受け手側個人ごとの好みでしょうけれどね。
お礼
貴重な体験をされたのですね ありがとうございました。
- Tann3
- ベストアンサー率51% (708/1381)
私も記事内容がよくわかりませんし、あまり参考にしませんが、日ごろからもっぱらそれ一筋なので、特徴や違いなどを「聴覚」だけでなく、「感性」「知性」「知識」「経験」「勘」などを総動員して判断し、記事を書く能力があるということではないでしょうか。 オーディオに限らず、大衆社会・情報社会になればなるほど、素人が情報をほしがるので、ニーズに応じて情報発信する「専門家」が必要になります。それをバックアップする利権者・業界があります(オーディオでは、音響機器メーカー、ディーラー、音楽産業)。誰も知らない耳のよい無名人よりも、耳は不明でも名の通った有名人の方が好まれます。 あとは、オーディオメーカやディーラー、そして消費者に嫌われないように、「けなさず」「ほめすぎず」「敵を作らず」「墓穴を掘らず」という人間性なのだと思います。 「ブラインド・テスト」をしない、出席しない、という世渡り術も必要なのでしょう。
お礼
ありがとうございました。
- nijjin
- ベストアンサー率27% (4825/17830)
評論家は独自の視点・観点・論点で評論するのがお仕事です。 ですから凡人(普通の人)に理解できなくても仕方が無いのです。
お礼
ありがとうございました。
評論家の人達は若い頃からオーディオや音楽に親しんでいるので、 そのころの経験もインプットされているのかもしれません。 経験で書いている部分もあると思います。 普通の人よりはオーディオに接する時間が多いのは間違いないと思いますので、 オーディオ製品の特長を掴むのはうまいかもしれません。 でもケーブルの試聴なんか、そこまで明確な違いなんてでていないと思うんです。 もしかしたら全く違いなんてわかっていないかもしれません。 それでも、今までの経験から、これを書いて置いたらどんなことにで当てはまる ような抽象的なことを書いているかもしれません。 気に入ったメーカーだけを褒めて、気に入らないメーカーを けなすわけにもいかないから、抽象的であいまいな表現の 書き方になるのかもしれません。 良い音とも悪い音ともとれないようなあいまいな文章を書いて、 無難なことしか書いていないんだと思います。
お礼
ありがとうございました。
- yosifuji20
- ベストアンサー率43% (2675/6115)
私はオーディオ評論家の記事はあまり読みませんし、どうとも思いません。 あれは技術的な記事ではなくオーディオに関する随筆だと思うからです。 音と言うものは、耳に到達した途端消えてしまうものです。隣の人の耳のどう届いたか想像することもできません。 ということは自分の聞いた音と他人の聞いたものが同じかどうかは解らないのです。 これを文学的表現で書くのがオーディオ評論家なのでしょう。 ということでその人はそういう印象を持ったのだろうという程度以上のものだと思いません。 ただそれを素人よりも上手に表現できるという事なのでしょう。 オーディオ雑誌は技術誌ではなくスタイルブックだと思う方が近いと思います でも昔の雑誌で活躍していた例えば真空管の神様、武末数馬さんとか、自分でもプロ級のピアノを弾き、装置のために自宅を建て替えた高城重身さんとか、かつてはすごいマニアの評論家(というよりはオーディオ技術者)はいました。 そういう人たちの記事はすばらしいと思いましたが。
お礼
>ということは自分の聞いた音と他人の聞いたものが同じかどうかは解らないのです。 たしかに私もそう思います。自分のオーディオライフは自分で決めろってことでね ありがとうございました。
- ada-596-3n
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高齢?だから耳が悪いというのは偏見ですね。 個人差が大きいものですよ。 本当に耳が悪ければ、例えばオーディオメーカーの人間に対して、 ものを言えないでしょ?! そういうメーカー専門職のヒトに注文付けられるヒトは確かに存在します。 まあ雑誌などで語ってるヒト、全員が耳が良いかは疑問ですがね。
お礼
べつに高齢の方達をばかにしているわけじゃないのですが、一般論として三半規管の可聴帯域が衰えると思うので、このような質問をしました。 ありがとうございました。
- bakabon_X
- ベストアンサー率17% (6/35)
そもそも評論家は、99%適当なことを行って飯を食っているもと思います。 そのた、資格を持っている方でも、資格を取るまでは努力したかも知れませんが、 後はその上に胡坐していると思います。 これは、日本の体質ですかね。 その典型が、公務員では無いでしょうか? 庶民は、お上には逆らいませんからね。
お礼
適当かどうかは分かりませんが、何を言いたいのかは理解に苦しみます。 ありがとうございました。
お礼
いちがいに年齢で判断してはいけないのですね、やはり経験値が大切と言うことでしょうか ありがとうございました。