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大言海を探している | 古いものと新しいものの違いは?
- 大槻文彦さん編纂の「大言海」を探している方へ、古いものと新しいものの違いについて解説します。
- 古い「大言海」と新しい「大言海」の違いは、主に言葉の奥行きと漢字の使用量です。
- 新しい「大言海」は読みやすいが、古い「大言海」には言葉の奥深さがあります。古書市で見つけるチャンスを待っている方も多いようです。
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OKWave移籍後、初投稿の Kittynote です。よろしくお願い致します。 『新編 大言海 全1巻』に関しましては、 出版元の冨山房が「見出し語と配列を現代仮名遣方式に改めたほか、 変体仮名、用言の活用順など、若干の補注を施し、「新編」として世に送った。」 と案内していますとおり、根本的な差異はないようですから、 古本か新本かを問わず、御購入などを検討される場合は、 『新編 大言海 全1巻』で十分に用が足せるように思います。 あと、些細な差異などの比較に関しましては、 WEB上の『言海』&『大言海』なども併せて利用されればよろしいかと思います。 お時間の許す時にでも、下記の『言海』と『大言海』とを見比べてみて下さい。 なお、私個人的には、新・旧の仮名遣を問わなければ、 下記の『大言海』で十分のようにも思います。 ---------------------------------------------------------------------- 〇『言海:日本辞書.第1-4冊/大槻文彦編/大槻文彦/1889-1891』 ・「日本辭書 言海 第一冊(お以上)」<明治22.05.05.印刷同月15.出版> http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/992954/1 http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/992954/70 ・「日本辭書 言海 第二冊(自か至さ)」<明治22.10.25.印刷同月31.出版> http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/992954/152 ・「日本辭書 言海 第三冊(自し至ち)」<明治23.05.25.印刷同月31.出版> http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/992954/287 ・「日本辭書 言海 第四冊(自つ以下)」<明治24.04.10.印刷同月22.出版> http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/992954/404 国立国会図書館デジタルコレクション http://dl.ndl.go.jp/ ---------------------------------------------------------------------- 〇『大言海 第一卷 あ─き/大槻文彦著/冨山房/1938』<昭和13.10.03./98版発行> https://archive.org/details/daigenkai01tsuk 〇『大言海 第二卷 く─す/大槻文彦著/冨山房/1938』<昭和13.10.10./92版発行> https://archive.org/details/daigenkai02tsuk 〇『大言海 第三卷 せ─は/大槻文彦著/冨山房/1938』<昭和13.10.15./90版発行> https://archive.org/details/daigenkai03tsuk 〇『大言海 第四卷 ひ─を/大槻文彦著/冨山房/1938』<昭和13.10.15./86版発行> https://archive.org/details/daigenkai04tsuk INTERNET ARCHIVE https://archive.org/ ---------------------------------------------------------------------- 以上 少しでも疑問解消の糸口に繋がれば幸いです^^
お礼
ご指南ありがとうございました。 「言海」と「大言海」については、WEB上でながめたいと思います。 「猫の手」ではなく「虎の手」! 初回のQ&Aに選んでくださって有難うございました。_(._.)_