• ベストアンサー

【中国】国共内戦で、国民党が勝っていたら?

第二次世界大戦後の 中国で繰り広げられた内戦 国民党、共産党の間での内戦に 国民党が勝っていたら 中国は、どうなっていたでしょうか?

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
回答No.5

蒋介石が台湾まで逃走する事が無かった。従って、台湾問題など起きなかった。 何よりアメリカの世界戦略、中でも対日政策が、ポツダム宣言通り継続された。 そもそもアメリカは、蒋介石国民党政権を支援して中国の独立を助け、それとの引き替えに中国への資本輸出を企図していた。その目論見が崩れたのは、ソ連共産党の支配が世界的に広がる事への恐怖からであった。 そもそもソ連の革命政権には、西欧各国が様々な干渉を行い、革命を妨害していたのは歴史上の事実。 「国共合作」で日本軍を追いだしたものの、アメリカの期待に反して共産党が政権を獲得した。 アメリカは先ず自国内で赤狩りを始め、日本でもレッドパージを強硬。東京裁判も中途で打ち切り、A級戦犯の政界復帰を許し、警察予備隊→保安隊→自衛隊へと再軍備反動路線を押しつけた。 日米講和と共に安保条約を押しつけ、世界に例のない米軍思いのままの駐留権、基地使用権を獲得、経済条項で経済支配までも確立した。 中国革命が無かったら、日本はもっと自由で平和な人権国家になるはずだったし、ポツダム宣言通りの国体が確立されていた。 「ポ宣言」を踏みにじったのは、アメリカの「世界共産化」への恐怖から。

hhasegawa
質問者

お礼

歴史の皮肉ということになるのでしょうか。 アメリカは日本を骨抜きにするために あらゆる政策を行って東京裁判、日本国憲法を作った にもかかわらず、その後、共産勢力が跋扈し 一気にその政策が反転した、ということですね。 中国革命がなければ 自由で平和な人権国家になっていた、ということですが その国家に発展はあるのでしょうか、気になります。

その他の回答 (5)

  • eroero4649
  • ベストアンサー率32% (11125/34629)
回答No.6

毎度どうも。 他の人も書かれていますが、国民党政府の腐敗っぷりときたら、今の中国の腐敗が可愛く見えるほどのすさまじさです。だから日中戦争が泥沼化したというのがあるのですね。例えば国民党につながっている手下が各地で日本人も含めた外国人に対して乱暴狼藉を働く。日本政府が蒋介石に「お前の手下だろ。乱暴は働かないようにしてくれ」と頼んでも蒋介石自身もあんまりそういうのにやる気がないし、だから手下もちっともいうことをきかないのでかといって同胞を見捨てるわけにもいかず関東軍はズルズルの泥沼に引き込まれたのです。 第二次大戦中も、アメリカはイギリスやソ連に行ったように国民党軍に対しても武器を始めとして支援物資を送ったのです。ところが、その武器なんかが途中で横流しされてそのお金が幹部の懐に入って前線にちっとも届かない。連合軍がどこに横流ししやがったのかと調べてみたら、流れ流れて毛沢東軍の手に渡っていたというんですね・笑。そのくらい「自分の懐が儲かればあとはどうなっても知らない」っぷりだったんですよ。 とはいえ、毛沢東の存在抜きに中国統一国家というのもあり得ないと思うのです。毛沢東が劉邦や朱元璋などに匹敵する英傑であることは間違いないと思います。確かに文化大革命でものすごい数の自国民を殺したけど、それでも自分の権力基盤が揺るぐことはなかったというのは並大抵ではありません。 もし何らかの理由で毛沢東が死んでしまったならば、共産党単独による全土統一というのもなかなか難しかったと思うので、もしそうなれば、中国の歴史にしばしばあったように各地に諸侯が林立する状態になっていたかもしれないですね。少なくとも旧満州の辺りは親ソ国家になっていたでしょう。旅順にはソ連の飛び地の軍港ができていたかもしれないですね。 「毛沢東が死ぬ」というのが大前提になるとは思いますが、そうなったとしたらなかなか興味深いものの、(毛沢東の)影響力があまりに大きすぎてちょっと想像もできないというか、おそらくどんな人の想像も絶するような展開になったと思います。

hhasegawa
質問者

お礼

毎度ありがとうございます 毛沢東がいる限りは共産党が中国を統一していたということですね 毛沢東の暗殺計画とかがあってそれが仮に成功していたら という前提でこの話をすすめないと国民党が勝つということ 国民党が中国を統一すること自体がナンセンスだったということですね

  • SPROCKETER
  • ベストアンサー率26% (2129/8001)
回答No.4

 歴史に「もしも・・・」はありません。  仮に国民党が勝利していても、レジスタンスやテロが続き、地方ではゲリラが出没する政情不安の国になっていたでしょう。結局は安定しないので長続きしなかったと思います。  国民党は公然と賄賂を要求し、綱紀粛正に関心が無く、民衆の支持がほとんど無かったと聞いています。共産党政権は汚職官僚を死刑にしていますが、日本でも汚職で死刑になるのであれば、官僚達は真面目に仕事をするようになりますよ。逃げ出す官僚が多いかもしれませんが。  国民党が逃げ込んだ台湾でも、国民党は評判が悪いのだそうです。独立派の支持が少なくないようです。国民党は旧日本軍と考え方が同じなのが不評だったようで、もともと中国の国情に合わないのかもしれません。  国民党が政権を握っていれば、対米関係は良好になっていたかもしれませんが、旧ソ連からの核技術援助が無く、米国は核技術援助をしない国ですから、中国だけが常任理事国でただ一つの非核国となり、周辺国との戦争が絶えない国になっていたのではないですか。  日本も中国が非核国だったら、軍事クーデターを起こして政府を乗っ取り、中国再侵略を企てる勢力がいないわけではないです。歴史を考える時は、多くの事象を考慮して判断しましょう。

hhasegawa
質問者

お礼

なるほど 政情不安が続き、安定しなかったということですね。 毛沢東の統治能力はやはり長けていたのでしょうか。 統治の部分だけでいえば称賛されるのかもしれません。 国民党支配の方がよかったとはいえませんね。

  • titelist1
  • ベストアンサー率25% (712/2750)
回答No.3

共産主義は経済ではダメなのですが、戦争は強いのです。過去の歴史の中で共産主義が戦争で負けたことがありません。戦争に勝ったら平等になれると思えば、下層の人々が必至で戦うからです。あり得ないが敢えて想像すると。 国民党は中国各地の有力軍族の集合体なので政権を取った段階で軍族の対立が始まったと思います。中国は北の満州族と南の漢族とは別の民族ですし、内モンゴルはモンゴル族です。チベットやウイグルは独立国家になっているはずです。ゾビエトは共産主義でからその国境は不安定要素です。中国共産党が負けても残党は残りソビエトの支援を受けてゲリラ戦が続き、中ソ国境近くにはソビエトの衛星国がと思います。そのことから考えると5つぐらいの国に分裂していたのではないだろうか。国民党は上海や南京を中心とする漢民族の国になっていたと思う。北京は満州族の国です。中国の歴史で小国が乱立する時代は中国の大発展が無かった。日本の脅威になっていない。 朝鮮半島は分断されることはなく、資本主義経済圏になっているはずです。ベトナムも共産主義にはなっていない。そのような状態では日本の戦後復興に必要だった朝鮮動乱がないので、日本の復興も遅かっただろう。

hhasegawa
質問者

お礼

ありがとうございます。 国民党の力では中国をまとめきれず分断状態に置かれたということですね。 チベットやウィグルが独立し、悲劇を免れるというのは注目すべき点ですね。 しかしながら中国の小国乱立が続いたことにより 紛争が続いたというのは危険ですね。 朝鮮戦争などがなく、日本の復興が遅れるというのもどうなんでしょうね 結局、高度成長も、戦争のおかげだったということになるのでしょうか。

hhasegawa
質問者

補足

共産主義が戦争に強いということが、 目を引きました。この部分、議論してみたいです

  • mpascal
  • ベストアンサー率21% (1136/5195)
回答No.2

タイムマシンで過去へいって、毛沢東を殺したらどうなるか。と考えると、今とは違う世の中になっいる可能性は大きいですが、どうなっているかまではわからないと思います。

hhasegawa
質問者

お礼

毛沢東が21世紀に残した禍根は大きいですからね。 まったく違った世界が広がっている可能性があると思います。

  • hymat
  • ベストアンサー率58% (95/162)
回答No.1

勝った上で、政権が安定して存続したら、もっと早く経済発展が始まっていたでしょう。もっとも、共産化したソ連でもアメリカと競り合っていたのですから、共産主義よりも政策ミスや権力闘争のせいだと思います。 その場合は、高度成長期の日本と直接的な競合関係になったでしょうから、日本の経済成長の半分くらいは中国が持って行って、先進国に名を連ねていたでしょう。特有の儒教思想や中華思想が悪影響を及ぼした可能性はあり、中ソ対立は激化しても、民間交流や相互理解が進んで"普通の国"になっていただろうと思います。 冷戦時代は米中ソで三極化したかもしれませんが、対ソ連として米中同盟ができていたかもしれません。前者なら三極の接点に位置する日本を威圧し、後者なら日本を押さえて中国の経済成長が進んでいたでしょう。 孫文や蒋介石のエピソードがあっても、台湾のように日本統治時代を経験したわけではないので、中国にとって日本は要注意な警戒対象なのだろうと思います。抗日戦の記憶が重く、共産化してもしなくても戦勝国であり、日本はGHQ以来アメリカの勢力下なので、敵対はしなくとも友好的にはなれなかったでしょう。

hhasegawa
質問者

お礼

ありがとうございます! 普通の国になって発展した、 しかし、日本とは友好的になれなかった可能性が高いということですね。 政情に関しては今よりましかなと思います。

関連するQ&A