SHIROBAKOとアニメ業界

質問

『SHIROBAKO』（P.A.works）っていうアニメが今放送されてますよね。SHIROBAKOはアニメ業界を描いた作品で、ネット上では、業界人の方が見て共感しているという情報が散見されます。でも、アニメ業界ってすごく大変な業界だと聞きますよね。SHIROBAKO見ると、なんか夢のある世界に見えませんか。SHIROBAKOって本当にアニメ業界をリアルに描いてるんでしょうか。もしそうならアニメ業界をこれから受けようとしている自分はわくわくするのですが（笑）

回答No.2

maiko0318 · ベストアンサー

＞P.A.worksってアニメ業界の中でもホワイトなイメージがありますが、それでも大変なのですか？

どの会社でも同じ、たくさんの作業があって順にこなさなければならない時、
誰かがどこかの作業で止まってしまったらスケジュールが狂ってしまいます。

そんなに作業に余裕のあるところは少ないでしょう。

１つの会社ならスケジュールの変更は容易にできますが、
見ている限りたくさんの会社が関わっていますよね。

声優さんだって先に予定が詰まってしまったら集まっての作業ができないですし。

お礼

やはりスケジュールの過密さがアニメ業界をブラックと言わしめる一番の理由なんですね。ご回答ありがとうございました！

回答No.3

chie65536（@chie65535）

＞P.A.worksってアニメ業界の中でもホワイトなイメージがありますが、それでも大変なのですか？

基本的に「儲からない業界」ですから。

「業績が良い所」って「ごく一部」です。

例えば、自社でグッズ販売も手掛けてて自社ショップを持っている京都のＫ社とか、劇場作品だけしか作らず公開するとほぼロングランヒットして三鷹に美術館持っててグッズ版権で潤ってるＪ社とか。

貴方は、アニメのＤＶＤやブルーレイを買いますか？

ＤＶＤやブルーレイを買わず放送されているのを録画して観ているだけだと、制作会社にお金は殆ど入りません。

今のアニメが「番組枠の料金が安い深夜枠ばっかり」になっているのはご存知ですよね？

「番組枠を買う金が安い」って事は「制作会社に払う金も安い」って事です。

今のアニメが「制作委員会方式」になっているのはご存知ですよね？

この方式になっているのは「一社で多額の資金を出す会社が無い」からです。少額の出資を色んな会社から募って、色んな会社にお金を出して貰うので「制作会社に発注する時点」では「出資金のみが頼り」なのです。

資金回収できるのは「作品が世に出たあと」です。

「制作会社が作り始めた時点」では「制作委員会が出資したお金しかない」ので「高額な制作費は出せない」のです。

「制作会社にお金が入ってこない」って事は「アニメーターに払う給料も安い」って事です。

ぶっちゃけ「タイムカードは定時出社に定時退社だけど、実際には家に帰れない」です。

もちろん、給料は「タイムカードに押してある分」しか出ません。残りは全部「タダ働き」です。

一日にスタジオの仮眠室で4時間だけ寝れると仮定すると、定時の「8時間分」しか給料が出ず、残り12時間分は「タダ働き」で「奴隷同然」なんです。

この「奴隷同然」の話は「業績が良い制作会社」での話です。「毎月、きちんと給料が出る制作会社」なんて、片手で数えられるほどしかありません。

業績が思わしくない会社や、制作した作品がコケて当たらなかった会社は「給料が３ヶ月くらい遅れてる」とか「今月は給料が出ない」とかが「当たり前」です。

多くのアニメーターは「好きでやってるから、給料なんて安くて良い。どうせ連日泊まり込みで家に帰れないからアパートは引き払っちゃって家賃は不要だし、遊びに行く時間も無いから遊ぶお金も要らないし、飯が食えて好きな作品のグッズと本が買えるだけの収入があればよい」って思ってます。

回答No.1

chie65536（@chie65535）

虚構と現実がバランス良く描かれていると思います。

＞もしそうならアニメ業界をこれから受けようとしている自分はわくわくする

「業界の中の人」なら「夢のある世界だから飛び込んでおいで」と言うでしょう。慢性的な人手不足で「一人でも多くの奴隷が欲しい」ですからね。

「業界の外だけど詳しい人」なら「夢見ているだけならやめておけ。奴隷になるようなもんだ」と言うでしょう。事実「奴隷になるようなもの」ですからね。

「業界に詳しくない人」なら「本人が望みを捨てない限りは大丈夫。本人次第」と言うでしょう。例え「奴隷」であっても「本人が望んだ通り」なら、本人は幸せですから。

補足

ご回答ありがとうございます。P.A.worksってアニメ業界の中でもホワイトなイメージがありますが、それでも大変なのですか？