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トゥズ湖の白さ
トゥズ湖の色って何の色ですか 塩の色?だとしたら死海が青いのはなぜですか
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google地図の航空写真でしょうか どちらの湖も塩分の濃い湖ですが、水に溶けている塩が見えている訳ではありません。 トゥズ湖は水深が1m~2mと浅いの対して死海は平均で145m最深で433mと深い湖です。 トゥズ湖は浅いので、湖底の色も見えるのかと思います。 google地図でも水のない周辺は白く写っています。 おそらく塩分が堆積したためでしょう。 トゥズ湖は季節によっては干上がることもあるようです。 この為に死海よりも湖底に塩分は堆積し易いかと思います。 更に、一般的に水深によって太陽光の七色の成分の吸収されやすさが違います。 赤に近いほど吸収されやすく、青に近いほど吸収され難いとされています。 深さによる吸収の違いは下記のサイトにありますのでご覧下さい。 水中環境 www.h5.dion.ne.jp/~s_coral/manual/suichukankyou.htm このサイトの「色彩変化の概念図」という項に図があります。 航空写真は湖に当たった光が反射した光を撮影しています。 人間の目も同じようにして見ています。 光は水面で反射するだけではなく水中でも乱反射してはね返ってきています。 全部の光が返ってくれば無色になりますが、水深の深い死海では、赤色に近いものは吸収されてしまっていますから青にちかいものだけが返ってきています。 結果として湖全体が青く見えます。 浅いトゥズ湖では赤に近い光が吸収される量が少ないですから無色に近い状態で返ってきます。 これに湖底の白い色も加わりますから、全体に白く見えます。 良く見て頂ければ真っ白ではなくやや青みがかっていますね。 これは上記のような現象が重なったためです。