分断国家 日本

質問

http://www.noevir-hk.co.jp/magazine/2006/08/post_802.html
ドイツ降伏が遅れていたら日本もドイツと同じ分断国家になっていたのですね。
どのくらい遅かったら分割占領されたでしょうか。

回答No.4

phj · ベストアンサー

ドイツ敗戦処理にソ連が主張して、分割占領になったことを、アメリカもイギリスもすぐに後悔しました。特にアメリカは日本敗戦後の主要仮想敵国をソ連としていましたので、ドイツの分割占領の影響や、いずれ日本の敗戦処理の影響を考慮したのです。

そして、日本の敗戦処理にソ連が分割割譲を要求し、実現した場合、太平洋をめぐってソ連とアメリカが競い合う非常に厳しい現実が待っている、とアメリカは分析していました。

ですから、ポツダム宣言の草稿時にソ連は意図して排除されていたといえます。ソ連としては、ドイツと戦うために日ソ中立条約を結んでいたわけですが、ドイツが降伏した以上、これを破棄して、太平洋側に進出するのは非常に重要でした。なぜなら、ソ連は太平洋側に不凍港（冬でも流氷などなく、外洋に出れる港）が欲しかったからです。

ソ連にしてみれば、北海道だけでも接収できれば、不凍港も太平洋そしてアメリカを直接狙える橋頭堡を確保できたわけです。

そのため、ソ連は日ソ中立条約を破棄するために、シベリア鉄道を使ってドイツ側から太平洋側に急いで兵力を輸送し、日本と戦端を開く準備をしていました。

そこへ、起きたのがアメリカの新型爆弾（原爆）で、これが日本の降伏判断を早めたといえます。

したがって、
・アメリカの原爆投下がない、または１ヶ月以上遅れるようであればソ連が参戦し、分割割譲の要求ができた可能性がある。
・ソ連の兵員輸送が１ヶ月早く終わり、日本との戦争が１ヶ月程度早く終われば、分割割譲の要求ができた可能性がある。
・日本が徹底抗戦をして、本土決戦まで待っていれば、間違いなくソ連は分割割譲の四級ができた。

と思います。

天皇のご聖断で日本の敗戦は決定しましたが、裏には「ソ連が分割を要求する前に、アメリカだけと交渉できるようにしたい」という日本側の思惑もあったと言われています。

お礼

やはり実現したかもしれないです。ありがとうございます

回答No.8

titelist1

ソビエトのスターリンは北海道を占領したがっていました。中国の毛沢東は東京を占領して日本人を東北に追いやると言っていました。しかし、共に海軍力がないので日本上陸作戦は行なえなかったでしょう。アメリカだけがその能力を持っていました。

回答No.7

mm058114

現実的に、ソ連には、北海道上陸作戦の能力はなかったと思います。
アメリカ軍も、ソ連動向を気にして、比較的は早期に、北海道進駐を進めています。
中々、言う事を聞かなかったのは、返って中国でしょう。
だから、戦利品も良い物を与えて、黙らせています。
アメリカは、ドイツの失敗を反省し、一国進駐を決めていましたし、
アメリカ中心の上陸作戦を企図していましたから、分断は無かったと思いますよ。

回答No.6

kusirosi

・昭和２０年８月陸軍強硬派グーデター決行、長野県松代大本営に遷都
・沖縄に続き、九州、千葉東海岸に米軍上陸
東京占領せるも、残存帝国陸海軍の抵抗あり
・大日本帝国正統政府米内首相の要請で、米軍特殊部隊投入、第二新東京都松代大本営から
反乱軍に幽閉されていた昭和天皇救出。昭和２１年８月１５日停戦原隊復帰の玉音放送
・1952年平和条約により独立回復するも、
米軍軍政下の沖縄県には那覇に「琉球政府」、
ソ連軍占領下の留萌・釧路（スターリン・ライン）以東の北海道には釧路に「人民北海道庁」
が置かれ内地と分離されていた。
・「沖縄・道東の祖国復帰が実現しない限り、わが国の戦後は終わらない」と考える佐藤栄作首相の
尽力で、中ソ対立なども日本に有利に働き、
日米沖縄返還協定、樺太と北・中部千島のソ連割譲、択捉島ヒトカップ湾軍港地区のソ連租借
と引き換えに日ソ平和条約締結。１９７２年　沖縄・南千島含む道東の日本返還。
日本の戦後は終わったと言われるが、
米軍基地問題に揺れる沖縄、自由主義圏で唯一のロシア海軍基地がある択捉島を思うと、
最善の戦後処理か疑問が残る＼(^^;)...マ

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回答No.5

Pall2020

一般に、上陸作戦を行うには、上陸地点の陸軍兵力の最低三倍の戦力が必要といわれます。
又、制空権を奪う必要も有ります。

実際の所、ソ連軍が北海道に上陸する事は戦力的に難しかっとと思います。

仮に、日本の降伏が1945年の年末近くまで伸びたとしても、やはり樺太、千島の占拠までが妥当でしょう。

ヨーロッパと中国東北部、朝鮮半島、千島・・・・

二千万人の犠牲と、米国の原爆+B29の前ではこれ以上の要求は出来ないでしょう。

又、トルーマンのスタッフがソ連の北海道への進駐を許さなかったと思います。※反共のディーン・アチソン等

但し、フランクリン・ルーズベルトが生きていたらこの限りではないでしょう。

回答No.3

Saturn5

結論として分断はされなかったです。

ソビエト連符の主力は陸軍です。
ですから、東ヨーロッパで大半の地域を占領し、ドイツも東半分を領有しました。

しかし、日本は島国ですので海軍力または空軍力が必要です。
当のロシアもそれがわかっているので、ポツダム宣言受諾時の要求が北海道の
北部でした。また、ソビエトそれよりも陸続きである朝鮮半島の経営に主力を
向けていました。そのため、ヤルタ会談で、アメリカのトルーマンは北方４島を
てみやげに、北海道の分断を拒絶しました。ソビエトの方も防衛に費用がかかる、
半分領有を撤回しました。

日本は第二次大戦で最後まで降伏に抵抗した国です。
理由は国民に戦争遂行精神がたたき込まれていたからでしたが、これが降伏に傾いた
のは２つの理由があります・
・原爆のあまりの破壊力の強さを目の当たりにした。
・ソビエト軍が日ソ不可侵条約を破棄した。
満州国の北方のままりが不必要という条件でアメリカと戦ったわけで、この
２大国を相手に戦えるはずはありません。ですから、現実として日ソ不可侵条約が
破棄される＝敗戦　であったのです。

回答No.2

1paku

戦後の話し合いで、日本も二つに分けるという提案があったようです。
ソ連による共産主義支配をさせないために、アメリカは食料援助や日本の製造業を支援するために、アメリカへの輸出を積極的に受け入れたりしてました。
　日本の戦後をどうするかで、ソ連に関与させたくないというアメリカの駆け引きが、日本に有利に働いたみたいです。

回答No.1

あずき なな（@azuki-7）

結局遅い早いは関係なかったみたいですよ
日本を占領したいアメリカが　中英露を上手く騙して単独で日本を占領しちゃったんだよね
まぁおかげで日本は分割されずに済んだけど