「20代で人生は決まる」著メグ・ジェイ

質問

「20代で人生は決まる」著メグ・ジェイ
の本を読んで大変衝撃を受けました。普通のしっかりした若者なら本書に載ってあることほとんど全てをクリアしてます。しかし何も成し遂げてない自分には現実を突きつけられ本当に辛いです。本書のようにキャリアについてカウンセリングに通った方などいますか？

回答No.1

isoworld

どんな家庭環境でどんな教育を受け、どこの大学のどんな専門コースを履修し、どんな会社に入ってどんな仕事を始めるか、どんな彼女（彼氏）と出会って人生のパートナーにし、独立した住まいをどこに構えるか、どんな社会生活の基礎を築くか…すべて２０代（場合によっては３０代に入ってから）で成すべき事柄ですよね。「２０代で人生の年収は９割決まる」という本も出版されています。２０代で自分の人生の方向が決まりそうな印象です。

　でも、人生の大半を終えた私からすると、「出だし」はそうであっても、社会経験・人生経験を重ねることによって修正（軌道修正）がいっぱい入ります。ある意味で、２０代で成してきたことに対する見直し・反省です。この軌道修正をいかに効果的にするかで「人生は決まる」と思いますよ。

　臨床心理学者のメグ・ジェイはまだ人生の半分も終えていないのに、「２０代で人生は決まる」などとと言えるわけがないじゃないですか、人生の後半の、つまり人生の仕上げ（結果）を検証もできずして。もっと深読みしないといけません。

> キャリアについてカウンセリングに通った方などいますか？

　キャリアカウンセリングを受けて自分の人生に肉付け・補強・補充できるのなら、それはあまりにも薄っぺらです。むしろ「何も成し遂げてない自分」を内省し、問題意識を持ち、自分の人生をどう有意義に過ごすか（何を成し遂げるか）について常に考え続ける…そういう意識が必要です。
　その答えは人生の後半にならないと出ませんよ。花開くのは人生の後半ですよ。

※５２歳で大手企業を脱サラし、自分の会社を興すことによって人生が変わったオジサンより（軌道修正して１５年になります＾＾）

お礼

ご丁寧にお答え頂きまして嬉しく思います。ありがとうぎざいます。