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ガレージ床面補修工事の進捗と質問
- ビルトインガレージ床面からの水滲みに対する補修工事が進行中です。工事の進捗と気になる点について質問します。
- 工事の進捗はモルタル仕上げ材のハツリ取りと止水・補修用セメントの処理が行われ、現在は床面塗装に進んでいます。
- 気になる点1は階段の作り方についてで、以前とは異なる方法で施工されたようです。気になる強度とコストについて質問します。気になる点2は床面塗装に関してで、床面の強度のフォローと表面保護について質問します。
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NO1です。追記させて頂きます。 1)CBについて 申し訳有りません。コンクリートブロックの意味です。 2)階段製作手法について 浮かし型枠(ニュアンスとしては、堰止め板)もコンクリートブロックも 大きな差異は無いものと思います。 NO1で記載しましたのは、床、及び3方向がコンクリートの状態なので そこに砂を盛る、と言うのは、弁当箱の隅に塩を斜めに盛る、と言うのと 同じなので、地震の時(弁当箱を揺らしたのと同じ状態になって)砂が 崩れまいか、と言う心配です。 ただし、それ自体は致命的に問題のある工法でも有りませんし、設計段階から そうであれば、特にコメントを発すべき問題では無いかも知れません。 要は、「そんな心配もありますが、大丈夫ですよね。」と今の時点で ダメ押しし、記録に残すのが重要と考えます。 3)モルタルについて コンクリート土間の上に、化粧モルタルを塗ってある件、了解しました。 勝手な推測ですが、恐らく、コンクリート打設、硬化後、モルタルで仕上げた という事でしょうが、それなら、コンクリートは大丈夫だと考えて良い、と 思います。 モルタル仕上げをした時の養生(とても冷えたか、或は暑かったか)が 十分では無く、モルタルの硬化不良が発生した可能性が高いように思います。 本来は、車庫ですから、「コンクリート金ゴテ仕上げ」とし、モルタルは 使うべきではなかったとは、思いますが、それでも、本体のコンクリートの 状態が、余り心配する必要が無い、可能性が大きくなったと思います。 4)コンクリートの品質について 「JIS」に付いては、コンクリートの品質を確保するため、本来は「JIS認定工場」の コンクリートを使うべきで、HMが言っていたのは、恐らく「JIS認定工場」を 使いました、と言うことだろうと思います。 設計段階で、コンクリートの品質が設計され、それに従って「配合報告書」と 言うのが、工場からHM設計部門に提出されます。 この「配合報告書」には、砂の種類、空気量、スランプ(柔らかさ)、塩分濃度、 水セメント比、添加剤、等が明記されています。 (そして、ここまでは、HMも書類として所持していると思います。) さて、実際に現場にコンクリートが搬入されると、搬入されたコンクリートが 本当に「配合報告書」通りのコンクリートかどうか、確認する必要があります。 これを「フレッシュコンクリートの試験」と言います。 ここで確認するのは、塩分濃度、スランプ、空気量、コンクリート温度、等です。 これは本来、HMの施工担当者が立ち合い、確認の証拠写真、データーを 残すべきものです。 そして、今回のHMでは、恐らく、これに関連した記録データが残っていない のだと思います。(業者が来て、コンクリートを打設した。) このため、施工本部が、指摘の重要性から、乗り込んで来たものだと、勝手に 推測しています。 しかし、実際のところどうか、と言えば、HMでこの理屈に従って、記録を 残しているところは、殆ど無い、と思います。 住宅の基礎であれば、余程悪質なコンクリートでなければ、構造耐力に大きく 影響するとは、思われません。 また、依然写真で拝見したコンクリート基礎の状態からは、極普通のコンクリート の印象を受けています。 但し、厳密には、教科書通りでは無いのは、明白なので、HMの弱点となっています。 この点を有効に使うべきだと思います。 5)鉄筋について 鉄筋が入っている、という事で、安心しました。 さて、今回の補修工事ですが、少し心配しているのは、以前からあるコンクリートと 今回のコンクリートの一体性についてです。 ご説明では、一体性がどのように担保されているのか、良く解りません。 何となく、従来のコンクリート表面に処理を施し、新しいコンクリートとの 付着性を良くする、と言うイメージでしょうか? この場合、土間内の鉄筋が切断されているので、いくら既存の断面との付着力が 確保されても、その付着面から、新しいコンクリート側に1~2センチ位の 位置は、確実に無筋コンクリート状態となって、場合に依り、亀裂が発生する 可能性が残ります。 こういう場合の一般的な手法は、既存のコンクリートを斫って、内部の鉄筋を 露出させ、露出させた鉄筋に新しい鉄筋を接合し、斫り面を処理して、付着力を 確保し、新しいコンクリートを打設する、と言う工法です。 その他の手法もありますが、結局は、鉄筋込みで一体化する、と言う考えで 是正してもらう方が心配無いと思います。 長くなりました。
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- something2013
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【質問1】 実際、階段の作り方は異なっているのでしょうか。 この作り方で強度面やコストが削減されているようなことは無いのでしょうか。 一般的に、階段とは、鉄筋とコンクリートを組み合わせた鉄筋コンクリート造と することが多いと思いますが、今回の階段は、「無筋コンクリート」のように 思います。 Bに名残があるように、土砂を斜めに積み上げ、そこにCの写真のように「浮かし型枠」を 設置し、形を階段状に成形したもの、のように思えます。 「浮かし型枠」は手間が掛かりますので、型枠代わりに、CBを置いた、と言う感じで しょう。 写真でははっきりしませんが、成形しているのもコンクリートでは無く、モルタルの ように感じます。 それで良いか、悪いか、はHMの設計者の、或は、工事監理者の判断なので、コメントは 控えます。 但し、以下の懸念事項に付いては、申し入れ、文章による返答を求めるべきだと 思います。 1)地震について 現状は、斜めに成形された土砂の上に、階段状に成形されたものが乗っている だけだと思いますが、地震時にこの土砂が移動、崩壊した時、階段自体に 大きな亀裂が発生する恐れがあると思いますが、その件に付き、どのような 考えでいるか。 その場合は、いつでも無償で補修する考えか? 特に、土砂は拘束されておらず、自由な動きをするので、経年で、形態が 変化し、階段に亀裂を発生させる可能性はないのか? 2)階段について 一般的な階段は、鉄筋コンクリート製で、今回は、鉄筋か定着可能な3方向の 壁が鉄筋コンクリートであるのに、何故、現在のような形式の階段を採用したのか? そして、それは設計段階から、無筋コンクリート、或はモルタル成形であったのか? 3)メンテナンス 今回の形状の階段状の物が将来にわたって亀裂も無く、安定して存在すると 仮定して、その状態が崩壊した場合には、瑕疵の概念に係らず、無償で、早急に 手直し工事を行うものと、理解して良いか? 尚、浮かし型枠とCBの相違に付いては、手間は簡単になりますが、創意工夫の領域だと 思います。 むしろ、問題なのは、「本当に、この方式で、責任が取れるんですね?」と言う ことでしょう。 【質問2】 床面塗装することで、表面保護をするという考えで塗装して大丈夫でしょうか。 以前も同じ同類の返答をさせていただきましたが、表面がボロボロ欠けてくる、と 言うのは、異常な事です。 では、何故、異常なことが発生したのか?その原因究明こそが重要ではないか、と 思います。 原因が不明なのに、対策は出来ません。 今の状態は、外カリカリ、中フアフアのメロンパンかも知れません。 中までちゃんとしていますよ、と言う証明が必要でしょう。 表面だけが、もろかった、なら、表面をサンダー掛けして補修することも可能でしょう。 いずれにしても、原因が不明ではいけないと、思います。 また、この工事や、Aの写真のように、関連するすべての写真に一切、鉄筋が確認 出来ない、と言うのは、今のところ、理解出来ません。 土間をハツレば、鉄筋が出てくるのが普通ですし、譲っても、ワイヤーメッシュ位は 出てくるのが普通です。 それが確認出来ない、という事の意味が、解りません。 ご質問の1)、2)、3)の記載の中に、 1):「モルタル仕上げ材のハツリとりを行い、」「新旧のコンクリートの繋ぎ目」 2):「補修用セメント 」 3):「再度コンクリート打ちを行う。」 のように、モルタル、コンクリートの言葉が、入り乱れますが、モルタルとは何か? コンクリートとは何か?そして、今回対象としているのは、「無筋コンクリート」か 「鉄筋コンクリート」か? 「無筋コンクリート」なら、何故、無筋コンクリートで良いのか?の説明を HMに求めるべきかも知れません。 最後に、「施工本部」の現場管理、と言っても、必要以上に、持ち上げる必要は ありません。「施工本部」所属だからと言って、それが、技術レベルを保証する 物では無い、と思った方が良い、と思います。 もう一歩まで来ているように感じますので、頑張ってください。 念のため、施工方法他にHMとして、全責任を持つ、という事であれば、懸念事項の 確認を文書で取った上で、任せるのが良いかも知れません。
お礼
毎回、ご丁寧なアドバイスありがとうございます。 (画像が逆さまですみませんでした。) 何度も読み返しながら、今後の検討事項を整理しています。 【ガレージ階段について】 ■階段は、基礎及び建物がほぼ完成した後、最終段階で設置されました。 基礎変更工事前にも、基礎本体との鉄筋の絡みは無かったので、元々「無筋コンクリート」仕上げの設計だったのかもしれません。 ■CBとはコンクリートブロックでしょうか。準備段階でブロックの横に、鉄筋が並べられていました。 ブロックの穴に鉄筋が差し込まれているようですが、これは「鉄筋コンクリート」とは言えないのでしょう。確か、外構工事(別業者)の階段工事も作り方であったような記憶があります。 ■アドバイス頂いた3点の事項については、しっかり確認したいと思います。前回も文面に明記してもらいましたが、「協議の上」となっています。言葉のやりとりの中では「今後も問題が続くようであればHMで費用を負担する。」と言われているので、「無償で、早急に手直し工事を行う。」という内容を文面に残してもらいます。 【ガレージ床面強度について】 ■ガレージ床面の下には、鉄筋が組まれていました。コンクリートで固め、その上を「保護モルタル金ゴテ仕上げ」となっています。HMの方の説明では、表面は化粧仕上げの様なもので強度的には役不足かもしれないということでした。ガレージでの作業を頻繁に行うことは伝えていたので、「化粧」では、少し困るところです。 ■以前、頂いたアドバイスの通り、コンクリートの品質を数値(工場出発から打設までの経過時間、空気量、塩分濃度、水セメント比等)をもって説明してくださいと伝えました。製品自体は品質管理されているので(JIS規格がなんとかとおっしゃっていました。)現場での環境に問題があったであろうとの回答でした。その強度不足を、床面塗装で補うという提案です。床面塗装をすれば、表面も削れることが無くなるだろうと考えているようです。下がもろければ塗料が剥がれてしまうのでは、と心配しています。 ■床面の費用を折半でということだったので、「また折半ですか?」と伝えると、担当の方はすぐに「本社で再検討させてください。」という返事でした。担当の方も「ダメ元で言ってこい。」と言われているのではないでしょうか。結局、HMに費用を負担していただくことのなり、「当然、負担させていただきます。」といった返答でした。「何だかなぁ…」という感じです。 >もう一歩まで来ているように感じますので、頑張ってください。 この言葉に救われます。 決してHMのあら探しをしているつもりは無いのですが、数十年貯えた財産や思いを託したマイホームです。 HMからすると、年間数十件の中のひとつかもしれませんが、それだけの責任を持って取り組んで欲しいと思います。また、この事例が、これからこのHMで家を建てる方への防止策になればと思っています。 当初は、土地の強固な地盤が原因と言われ、門前払い寸前だったのですが、何とかここまでたどり着くことが出来ました。something2013さんをはじめ、多くの方々のアドバイスのお陰だと思っています。 ありがとうございます。
お礼
更に詳しくご説明頂き、ありがとうございます。 浮かし型枠(ニュアンスとしては、堰止め板)もコンクリートブロックも大きな差異は無いものと思います。>とのことに、ひとまず安心しました。今までのトラブルの要因が、最初の応急処置的なものに起因しているので、一カ所でも「とりあえず」という部分があると、再び同じことが起きるのではないかと心配していました。 コンクリート基礎(ガレージ床面含む)は、夏の終わりに完成していました。 その後の設計変更により工期が遅れ、床面の仕上げは最終段階の2月でした。 とても寒い時期で記録的な積雪もありました。 やはり、気候の問題が大きかったのかもしれません。 5)「既存のコンクリートを斫って、内部の鉄筋を 露出させ、露出させた鉄筋に新しい鉄筋を接合し、斫り面を処理して、付着力を確保し、新しいコンクリートを打設する」と言う工法> この工事を、基礎変更工事段階で一度行っています。 専門の斫り屋さんに依頼したとのことでした。 画像で残っていますが、確かに古い鉄筋がとられ、新しい鉄筋が組み込まれています。 ただ、この工事によって出来た新旧コンクリートの縦の合わせ目に微量の水分を通す隙間が残ってしまったそうです。この時点で、新旧コンクリートの接合処理をしっかり行えていれば良かったのだと思います。(HMの方も、そうおっしゃっていました。) 今回は、その隙間をすべて露出させ止水性のあるセメントで埋めました。 その上で、表面を塗布防水し、再度表面を強度のあるモルタルで埋めました。 「配合報告書」「フレッシュコンクリートの試験」等、大変参考になります。 これからの貴重な材料とさせていただきます。