アスペルガーの長所を必ず書け?意味不明です
私の従兄や知人が重度のアスペルガーなんですが、
たまにネットで、従兄の困った症状について事実を書き、相談すると、健常者でアスペの世話をしている人達からは同情と理解のある言葉がいただけます。それには感謝しています。
しかし一方で、"一部の"アスペルガー回答者からは、論点をそらすのを目的とする不思議な回答ばかりもらいます。以下が典型的な回答4点です。
・アスペルガーには歴史上の偉人が多い。
・軽度のアスペルガーもいる。そういう人はうまくいっている。
・アスペルガーにも長所があるからそれを書け。
・お前、医者じゃないくせに。医者しかアスペに関して理解できてないのだ。医者ならアスペについて書いてよい。
まず、偉人といったものは健常者の間でも奇跡的確立でしか生まれません。それは発達障害者でも同じことです。そして、アスペの従兄はもう56歳なので、世界的有名な偉人になることはありません。
アスペから優秀人物を多く排出してるなら、今頃、会社ではアスペがひっぱりだこのはずです。しかし現実はそうではありません。迷惑をかけている人間のほうが多い。だからこそ、「障害者」なのです。アスペの中で優秀人物が多いのだったら、「障害者」などと絶対に言われません。
「軽度のアスペルガーもいるから…」
とのことですが、私の従兄の話をしているのであって、軽度のアスペルガーの人の話をしているのではありません。話をそらしているとしか思えません。
「アスペルガーにも長所はあるから」という意見。
これもかなりアスペがネット上で書いてまわっていますが、長所というのは、健常者、知的障害者、犯罪者関係なく、この世の全ての人間は、探せば持っているものです。
なぜ、アスペの相談をしたときだけ、そのアスペ人物の長所も同時に書かなければいけないのでしょうか?
アスペである従兄だって、長所は無論あります。
しかし、従兄の困った行動やアスペ知人の困った行動に関する”悩み相談”をしているときに「長所も書け」といわれるのは意味がわかりません。
長所を書かなければいけない理由とは、そのアスペ人物に長所があれば、アスペが周囲に迷惑をかけることをしても、全部許せという意味ですか?
「アスペは長所がある、アスペには偉人がいる」とアスペが主張しながら、どうして、わざわざ長所も書いてあげなければいけないのでしょうか。アスペは優秀なのか、優秀ではないのか、意味がわかりません。
実際、私と直接関わっていた会社勤めのアスペルガー男性も、周囲に同じことを言ってしまい、周囲から顰蹙を買っていました。
失敗して周りに迷惑をかけても謝罪をせず、
「僕達アスペルガーは長所もありますから!
アスペルガーには偉人もいますから!」
と言い放ってしまい、みんなドン引きしていました。(その言い放った人物は偉人になるどころか、単純作業もこなせず、その後すぐに会社を辞めました。その人が一生偉人になる可能性はゼロだと私は思います。)
そういう、『アスペによるアスペの正当化』というのは、周囲から嫌がられるだけなのですが…それが理解できないゆえに、“障がい者”なのだとは思いますが。
また、アスペ嫌いの医者や医療関係者は存在しており、私が飲み会に参加した際、精神科医が、「アスペは屁理屈がすごくて疲れるんだよね~口が達者だから~」と言い放っていました。
医者であればプロであればアスぺを理解してるということにもなりません。また、医者であれば別にネットでアスペの悪口を書いていいのでしょうか。
自己正当化と自己中考えが強いゆえに、「アスペルガーには困った」といわれるので、私もアスペに対して文句を言っても仕方ないのですが…アスペ回答者には、上に書いた典型的4つの”アスペがよく言う回答”は意味がないので主張してほしくないと思います。
これについてご意見お願いします。