• ベストアンサー

宇宙の謎の前に火星の探査をした方が将来有利なのでは

はやぶさ2が無事に発射しましたね。 惑星を構成する物質を持って帰り、今後の研究に役立てるということですが、人間が住むことができるかどうかわからない小惑星の研究より、火星の研究をした方が今後人類が宇宙に住むことを考えればいいのではないかと思います。 アメリカや中国なども宇宙開発のイニシアティブをとろうとしている中、なぜ小惑星の探査なのでしょうか? もし、この小惑星探査で大きな発見があれば日本は宇宙開発に大きなリードを得られるのでしょうか? (私は特にはやぶさについては否定派ではありません。無知なだけなので、どのような位置づけではやぶさの研究がおこなわれているかご教授いただけますでしょうか)

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • SPROCKETER
  • ベストアンサー率26% (2013/7503)
回答No.2

 有人宇宙開発は巨額の費用がかかるので、火星探査をしても人類が居住出来る施設を建設するまでに半世紀以上は軽くかかります。その頃は、あなたも私も生きていないでしょう。  それに比べると、小惑星探査は太陽系の起源が調査出来るので、重要な探査活動です。小惑星の成分が詳しくわかれば、地球型惑星が生成した頃はどんな環境だったかとか、木星型惑星と地球型惑星の生成過程などが詳しくわかるかもしれないからです。  小惑星帯の軌道を公転している小惑星は、地球型惑星と木星型惑星の両方になり得る環境にあったはずですが、その違いがどこで決まるのかが詳しくわかっていません。  火星は氷が少ないですが、小惑星セレス表面には厚さが70~140kmの氷があると考えられています。地球の氷河でさえ、厚さは3~4kmしかないのに、なぜ小惑星に何十倍もの厚さの氷があるのかがわかっていません。  系外惑星の観測では、巨大ガス惑星が恒星のすぐ近くの軌道上にも存在し、巨大ガス惑星が存在する惑星系では、ガスや氷を多く含む惑星が多いのがわかっていますが、太陽系は違うのです。その原因を調べる上でも小惑星や彗星の探査が必要なのです。  小惑星と彗星が同じ成分の天体から進化したのか、違う成分の天体だったのかがわかれば、太陽系形成理論が塗り替えられる可能性もあります。

nikten55
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 無人の小惑星探査で得られる惑星系の調査結果も同じように重要なのですね。 はやぶさ2の無事の帰還を願っています。

その他の回答 (9)

回答No.10

火星探査はとても難しいんです。 近年、火星探査は JPL(ジェット推進研究所)の独壇場で ノウハウを持たない他の国では火星探査は行われていません。 そのJPLも失敗例が多く、火星探査には多額の費用が掛かります。 火星探査は惑星探査の鬼門と呼ばれているのですよ。 地球の百分の一しかない、ブレーキの利かない大気と、そこそこ大きい 重力が、探査機を阻んでいます。着陸には高度な技術が 必要とされています。日本がそれを身に着けるのは遠い先でしょう。

nikten55
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 火星調査はハイリスクローリターンなんですね。 イニシアチブを取り、ノウハウを貯めるためには、それこそ膨大な費用が必要なのですね。

  • kuni-chan
  • ベストアンサー率22% (674/3052)
回答No.9

 他でしている事と同じ事をしても税金の無駄と言われるだけですし、巨額を投入できる状況にない以上、限られた予算でできる事になるのは仕方が無いでしょう。  「はやぶさ」の技術は最先端のものが多く使われています。安定して使うにはまだ不足しているものがあります。実証実験の面もありますし経験を蓄積する事は今後に活きてきます。  「はやぶさ2」が目指す小惑星は「はやぶさ」が到達した「イトカワ」とは違ったタイプの星です。何が得られるかはわかりませんが、再び持ち帰る事ができれば大きな発見があるかもしれません。

nikten55
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 実験結果やノウハウを得ることも一つの財産になるのですね。 まだ知られていないところにこそ、可能性の幅もありそうです。

回答No.8

火星は人類の持ち物ではありません。 火星に住んだり、資源を利用するのはそれこそ「神をも恐れぬ」環境破壊です。 アニメになりますがNHKが流した「プラネテス」厳しい現実を良く描いています。 古いから安い。 月は近いから仕方が無いが、太陽系全体を荒らし回るなら、私はマジでテロに走ります。 (元)研究者ですから、「核」でも「生物兵器」でも「毒」でも容易です。 どこかが環境テロに遭ったら、私の仕業です。

nikten55
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 地球以外で今後は火星など他の星も環境と言える時代になるかもしれませんね。

  • kyo-mogu
  • ベストアンサー率22% (3398/15359)
回答No.7

 予算も有るけど、他の国との協力必要となります。隙間みたいな計画でないと、他の国が真っ先に準備して打ち上げますからね。NASAにアイデアとか持って行かれることも有るようですからね。    小惑星は重力が小さいのでサンプルリターンがやりやすいです。火星は重力があるので、打ち上げをする設備とか必要になります。    ただ、協力関係はありますので、部分的に小型探査機とか相乗りできたりしてね。  はやぶさ2ではマスコットが乗り込んでいますし。

nikten55
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 他国との関係もあるんですね。 マスコットと聞いて、可愛らしいぬいぐるみを想像したのですが、小型の着陸機のことなんですね。 http://spacenuclear.jp/spacecrafts/hayabusa20.html おもしろそうです。

noname#215107
noname#215107
回答No.6

日本の宇宙開発予算も組織の規模も、NASAの10分の1くらいです。 無理です。

nikten55
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 NASAに比べると悲しいですが、その中で日本の技術力を結集して頑張ってほしいですね。

  • alflex
  • ベストアンサー率26% (229/869)
回答No.5

他の方も書いてますが、火星に着陸しても飛び上がって帰ってくることはできません。はやぶさ2の目玉は「小惑星から帰還して、小惑星を構成する物質を実際に持ち帰ってくること」です。 そこで未知の物質があったりすれば大発見というわけです。物質を持って帰ってくればいくらでも研究ができますが、遠隔での操作ではその物質が何なのかまではわからないままです。

nikten55
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 小惑星の物質を持って再び地球に帰ってくる、というのがとても重要なのですね。 はるか遠くの小惑星に行くだけでなく、そこからまた地球を目指して帰ってくるのはかなりの技術が必要ですね。

  • yonesan
  • ベストアンサー率25% (347/1368)
回答No.4

可能なら火星探査も再チャレンジしたいと思っているはずです。 日本では一度失敗したら簡単に予算が出ません。 実際前回の失敗直後はボロクソ言われましたし、宇宙開発の予算も削減されました。 アメリカやソビエトのように、見栄で探査機を送れないのです。 「のぞみ」の失敗から11年しか経っていませんし、今回の選挙で「火星探査の為に消費税を25%にします」なんて候補もいません。 再チャレンジは当分先になりそうです。

nikten55
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 はやぶさの成功があったからこそ、はやぶさ2の予算も降りたのでしょうね。 はやぶさ2にも是非、また新たな発見をもたらしてほしいですね。

  • usami33
  • ベストアンサー率36% (808/2210)
回答No.3

当然、火星探査も各国行っておりますが、 今の主流は土を持ち帰って分析する事なので、 小惑星から始めているんです。 理由は、火星の重力は地球の約1/3ですが、 それでも重力圏からの離脱にはそれなりの推力と燃料が必要で、 かなり大がかりな設備が必要となり、現段階では実現が困難。 ちなみに重力は 地球:9.807 m/s² 火星:3.711 m/s² 月 :1.622 m/s² ※月は近くて、重量が少ないから帰還できたんです。

nikten55
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 宇宙の研究手段も流行があるんですか。 こう考えると重力というのは重要な要素なんですね。

noname#225485
noname#225485
回答No.1

火星はすでに多くの探査機が送り込まれてるからでは? インパクトを与えるには新しいことにチャレンジした方が効果的… 日本ものぞみという火星探査機を打ち上げたけど軌道投入に失敗してロストしてます。 金星探査機あかつきも投入失敗して再チャレンジの機会を狙っています。 日本は惑星探査機が意外に苦手だったりするようですね。 水星探査機とかは欧州と共同で計画があるようですが、火星は今のところないようです。 予算が限られるから実績が有って確実な所へ投入するという形なのでしょう。

nikten55
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 得意不得意分野があるのでしょうか。 そう考えると、初代はやぶさの功績は大きいですね。

関連するQ&A

  • 火星移住計画や宇宙開発

    火星移住計画 テラフォーミング 宇宙開拓・宇宙ステーション・月の探査・エウロパの探査・ 上げれば切りがない宇宙開発。 なんの意味があって宇宙を目指すのか意味がわかりません。 新薬の開発や新しい技術、新しい物質などは解かりますが。 エウロパの探査や火星移住計画、100億光年先の銀河の観測など無駄な気がしてなりません。 数百億円を投資し、国家を上げて望遠鏡の精度を上げて100億光年先の銀河を観測して解らなかったことが解るのはいいと思います。しかしなんの役に立つのか解らないだけです。 火星移住計画も火星の環境を変えるよりも、すでにある地球の環境を変える方が費用も時間も節約できると感じます。 月に行って・・・でどうする? 火星を地球みたいにする?でどうする? 100億光年先の銀河の観測?で? ?が取れません。

  • 現在の宇宙探査はどこまで進んでいますか。

    今年はライト兄弟が有人飛行してちょうど100年目の年です。それから60数年で、人類は月面着陸ができるようになりました。ところが、それから40年くらい経った現在、未だに月面着陸はおろか、人類(宇宙飛行士)は地球の周りを回る程度です。 素人の考えですが、人類初の月面着陸から40年も経っているので、火星あたりにでも行けてよいのではないかと思うのですが、どうして有人宇宙探査は進んでいないのでしょうか。

  • 宇宙開発の将来性についてどう思いますか

    特に月や火星探査などの問題ですが50年後には興味が失せて殆ど話題にも上らなくなるかもしれません。 現在は生命探査などの大義名分が有りそれらの動機が経済活動とは別の世界で意義を持つ為国民も大きな反対はしていませんが仮に火星に生命の痕跡が見つかり十分研究されればそれ以降は資源などの探査が目的になるかと思います。 しかし仮にダイヤモンドが豊富に見つかっても火星から地球に運ぶ膨大なコストをペイ出来るか考えれば経済的な魅力は薄れ、しかも大量に存在すれば価格は下落しどちらにしても経済的な意味はなくなると思います。 移住計画にしても誰が好き好んで住むでしょうか、研究目的ならいざ知らず生活の基盤を火星や月に求める事はほぼ無いと考えます。 確かに宇宙飛行士のコメントを聞けば宇宙は素晴らしい所だと言いますがでもそれは帰還する事を前提にした話で有って彼らにしてもそこに永住したいとは思わないでしょう。 では未来の宇宙開発の動機は何でしょうか。 夢や冒険が過ぎ去ったあとの話なのですがどう思いますか?

  • 宇宙探査機の開発をする仕事につくためには?

    わたしは現在、大学一年生で理工学部に所属しています。12月になり学科分けをそろそろ考えなくてはならなくなりました。わたしは将来、今年の夏を騒がした「はやぶさ」のような宇宙探査機の開発をするような仕事に就くことが夢です。そのためにはどのような学科に行ってどのような勉強をしていく必要があるのでしょうか?一年ではまだ学科に分かれていなく、共通の必修として物理(力学、電磁気学)、化学(量子、有機、無機)、数学(微積分、線形)、生物をおもに勉強しています。学科に分かれてからの工学系のカリキュラムを見てもいまいちイメージが湧きません。熱流体(?)をしっかりやっておくべきなのでしょうか?制御(?)などをやっておくべきなのでしょうか?もしくは、回路でしょうか?また、他の分野なのでしょうか?「工学」と名前のつく学科にもいろいろあって困っています。 宇宙探査期の開発などに詳しい方や工学系の勉強に詳しい方、よろしくお願いします。

  • NASAが火星探査機の画像 「まるで砂漠」

     【ワシントン共同】米航空宇宙局(NASA)は11日、無人探査車「キュリオシティー」が撮影した火星のゲイルクレーターの新たな画像を公開した。岩石が散らばる荒野がクレーターの縁まで続く様子に、NASAは「米国の南西部にある砂漠と非常によく似ている」としている。  キュリオシティー上部のマストの先端にあるカメラで9日に撮影したカラー画像のうちの1枚。  ゲイルクレーターの内壁の一部には、過去に存在した水による浸食活動で数々の谷がつくられたとNASAの研究者は考えている。 http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/318242  これって、 火星も大昔は、地球と同じような星だった可能性があるってことでしょうか? 地球の未来もこのような砂漠の星になる可能性があるそうです。1000年後の地球。 当然、人類絶滅しているでしょうか。1000年後。生物すら、動植物すら、存在しない世界。 よろしくお願いします。

  • 将来の宇宙移住について

     まじめな質問です。  遠い、遠ーーーい将来、人類が宇宙に移住するということはあるのでしょうか。探索や研究のための基地ではなくて、一般に居住して生活することがありうるのでしょうか。  また、移住するとして、ガンダムのようにスペースコロニーのようなものを建築して移住するのでしょうか。それとも、月面基地のようなところに移住することになるのでしょうか。それとも、火星でしょうか。  重ね重ね申し上げますが、まじめな質問です。その方面に詳しい方がいらっしゃいましたら教えてください。  また、参考になるHPもありましたらお教えください。  宜しくお願いいたします。

  • 地質学を将来宇宙関係の仕事に役立てる事は出来ますか

    私は地質学を大学で学びたいと考えているんですが、理由が「宇宙の惑星の秘密が知りたい」…と何とも幼稚な理由です。 初めは天文学かな?と思っていたんですが、仮に星を見つけるのが天文学だとするなら、その惑星を詳しく調べていくのは地質学の領分だと思い、天文学では無く地質学を学ぼうと決意しました。 宇宙の惑星には地球じゃ考えられない気候(超大型台風やあり得ない規模の雷など)や大きさなどがありますよね。そこから色々調べていく内に自然と地学が身につき、活かせる大学として東北大学の地球惑星物質科学科(地球科学系)を志望しています。理由として一番大きいのは地球・惑星の地質に関して学べるから…とこれまた単純な理由です。 ですが、調べても大学院に進むと地球の誕生・起源といった分野で 果たしてその道に進んだとして私が希望するような研究分野や仕事があるのかが不安になってきました。 宇宙といえば天文学・物理学のイメージが圧倒的に強いと思いますが、地質学はこれからの人類の宇宙進出をする上で必要不可欠な分野の一つだと考えています。 そこでお聞きしたいんですが、日本・海外問わず宇宙関連の仕事・研究(大学/院)で地質をメインに扱う所というのはあるのでしょうか? ご存知の方はご回答お願いします。

  • 探査機「はやぶさ」はオスかメスか

    小惑星イトカワから物質を採取してきた探査機は「はやぶさ」の名をつけられていますが、 そのはやぶさはオスなのでしょうか、メスなのでしょうか。

  • 助けてください!

    教えてください! ○今年、日本から月の探査のために打ち上げられた宇宙船の名前はなんですか? ○人類が火星へ移住するためにはどうしたらいいですか? 教えてください!!

  • 月開拓は、なぜ行われないのでしょうか?

    アメリカが将来、有人火星探査計画を示唆していますが それより月への探査、開拓、進出を優先した方が 人類の宇宙進出には有用だと思うんですが なぜ一足飛びに火星を目指すのか疑問です。