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温暖化対策として、「気温上昇2℃以下」の根拠は?

国際社会は、地球温暖化対策としての「2℃以下」を世界の共通認識として、これ以上に気温が上昇しないようにと国際的な協議を行い、各国のCO2削減率を決めてきました。(コペンハーゲン合意など) では、この「2℃」は何を根拠にしているのでしょうか。 私の理解では、最後の氷河期が終わって、過去1万年間で6000年前の縄文時代が最も気温が高く、年平均で1~2℃気温が高かったと描かれています。海面も今より2~3m高かったようです。 (ウイキペディア 「縄文海進」で検索) もしかして、ヨーロッパでもこのようなことが言われていて、それで、2℃以下なら過去1万年間に経験しているので持続可能な最高気温にしようということになり、「2℃以下」が目標値になったのかなと推測しています。 しかし、最近の研究では、過去1万年間で1℃程度の変化しかなかったとの研究(下記)もあり、そうなると、2℃は甘すぎる目標値だったと言うことになります。 http://wired.jp/2013/03/12/hockey-stick/ ところで、地球の平均気温は現在、産業革命時より0.9℃しか上がっていませんが、日本の中緯度では1.5℃程度上昇しています。(ヒートアイランド現象を除く) 地球の平均気温が2℃上がると言うことは、日本の中緯度付近では3~3.5℃上がるということであり、これを認めざるを得ないと言うのが地球の現実だと言うことになります。 こうなると、持続可能な限界としての「地球の平均気温・2℃以下」は間違いで、「1.5℃」程度にしなければならなかったのではないか。そんな疑問が湧いてきます。 「地球の平均気温・2℃以下」を経験したことのある時代とは、何年前だったのでしょうか。 もしかして、人類が存在していなかった数百年前まで遡るのではないでしょうか。 そうなると、「2℃以下」は死守すべき最後の砦とも言うべき値ではないかと思ってしまいます。

みんなの回答

回答No.1

地球温暖化を煽って儲けている者がいます。それが元凶です。本を売って印税を稼ぐのはまだまだ小者で、排出権取引に際して、国家間で流れる巨額の資金にありつく者がいます。国家犯罪というか、国際犯罪ですね。 地球の気温は太陽の影響がもっとも大きいです。昼夜の寒暖さを考えるだけで、日向と日陰の差を考えるだけで、幼稚園児でも分かることですね。二酸化炭素の影響なんか、微々たるものです。 ここからは少し難しくなりますが、 (1)太陽の活動には周期性があることが知られています。活動が活発になると、地球にはさまざまな光線(太陽風)が地球に届いてきます。そのため気温が直接上がることもありますが、太陽風は雲や風の原因を変化させます。これによる気温の上下が、冷夏や暖冬の原因の一つになっています。 (2)地軸の傾きにも周期性があることが知られています。角度が太陽に対して垂直に近いと赤道が温められ、平行に近いと高緯度が温まりやすくなります。 (1)、(2)の二つの条件によって、地球の温度は20度近くは上下します。中生代の温暖湿潤な気候は、正にこの条件が整っていたようです。 ですので、二酸化炭素での影響は(1)(2)で吹き飛んでしまうほど小さいものです。これが正当な科学者の間での常識になっています。 まったく別件ですが、2000年問題のことを覚えておられますか?地球上のコンピューターが一斉に誤作動を起こして、先進国は崩壊の危機を迎えるというものでした。パソコンの専門学生程度の知識があれば、デマだと見抜いていたようですが、あの時も危機を煽って一儲けした、似非科学者がいます。本を買うばかりではなく、水や食糧、燃料から生活物資に至るまで、百万円近くも備蓄品のために出費した人がTVに出ていた人がいます。本当に気の毒でした。デマを流して印税を儲けた学者が、その後になって印税を返したとか、慈善事業などに寄付したとか、そんな話しは一切ありませんでした。 地球温暖化もそんなものだと思います。

y-konsan
質問者

お礼

あなたは「地球温暖化」や「平均気温」の意味がわかっていないようです。 ⇒過去1万年間のCO2濃度の変動幅は、260~280ppmです。 その間の平均気温の変動幅は1.0℃程度で、中世の小氷期期でも0.5℃低かっただけと言うことが解明されています。 現在のCO2濃度は、393ppm(2012年現在)で、その上昇率は2.0ppm/年間です。 過去65万年間のCO2濃度は、180~280ppmで変動していました。 https://www.env.go.jp/earth/ondanka/rep091009/pamph_full.pdf 一部の経済至上主義者や反核主義者が温暖化懐疑論デマを流しているので注意が必要です。

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