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軍事のチェーンガンの仕組みについて(装弾方法など)

航空機などに積まれているチェーンガンの、装弾などの機関部の仕組みがどうしても分かりません。 もし、分かる方が居たら教えて下さい。 小銃(自衛隊の64式)はこんな感じ(手書き画像↓)だと、調べて私なりに理解したのですが、ガスの取り入れ量が悪いのか後退幅が安定せず、弾詰まりが酷かったそうです。 詰まれば手でボルトを開いて抜き取り、手動で装填し直すとか。 携行武器はそれでもいいですが、搭乗兵器に搭載されていてはもちろん出来ませんから、弾詰まりしたら一巻の終わりです。 しかし、チェーンガンは構造上、生弾も空薬莢も同じく排出するので、弾詰まりが起きないと聞きます。 自身で調べる限り、装弾方法がバネやガスではなく、モーター駆動なだけで大差ないそうなのですが、どうして弾詰まりしないのか理解できませんでした。 薬室に押し込んで閉鎖(撃つには閉鎖しないとガスが前にいかないですし)すれば、弾はベルトから外れると思います。 そして、空薬莢を抜く仕組みがコレでは、弾詰まりは回避できません。 根本的に仕組みが違うような気がするのですが、どういった仕組みなのでしょうか? 基本位置 http://i.imgur.com/DyyCq6g.jpg 弾倉 http://i.imgur.com/fFGuJGe.jpg 撃ち終わりからガスの発生とボルトの後退、空薬莢の排出開始 http://i.imgur.com/Ne5Pm9P.jpg 抜き出された空薬莢の蹴り出し(排出) http://i.imgur.com/QH4tJ7N.jpg 邪魔していた初弾が無くなったことによる弾倉から次弾の押し出しと、縮まったバネによる各部の戻り開始 http://i.imgur.com/axonFzz.jpg 蹴り出しの完了と、次弾の装填 http://i.imgur.com/ArgWR8i.jpg

みんなの回答

  • wellow
  • ベストアンサー率46% (892/1932)
回答No.3

>仕組みを見る限り、蹴り出しの最中にボルトに挟まってしまう可能性は無くならないと思いますし。 チェーンガンがジャムるのは、いわゆる同期のずれです。 >整備後試射しないと分からないという感じで。 レギュレータが未調整な状態であれば、そうなる可能性は高いでしょうね。しかしながら、軍の装備品は未整備な状態での品質は評価しません。 カラシニコフが高い評価を受けているのは、連度が低い兵が整備が未熟な状態で使用することができるからで、その前提は正規軍ではなく、ゲリラやテロリスト、少年兵です。 >また、穴にカーボンが詰まり易いとも聞きますので、頻回の整備が必要とも。 普通の銃器は射撃した後の整備は必須です。 >ちなみに、自衛隊だと減装薬(10%減)が基本みたいです。 制式化されています。そもそも7.62mmx51は失敗作です。欧州では7.62x51mmの実包を入手する前から皆気付いていました。.30-06でさえ制御がし難いのに、更に燃焼効率の高いパウダーを増量(HS=-2mm)といった、でかければ何でも良いというアメリカ人らしい設計w FALは7.92mmx33、EM1は.280(7mmx43)という弾薬が原型が設計されました。7.62mmx51は後にアメリカからゴリ押しされたもので、FALはフルオート制御が難しくなり、EM1はL85になるまでお蔵入りです。セトメが減装弾にしたのは英断ですが、ブローバック方式では弾の融通か難しいという問題があります。G3ではセトメをベースに標準的なNATO弾を使えるように設計されました。 日本人の体系では減装弾にしないと難しい(と言ってますが、アメリカ兵だって標準的なNATO弾をフルオートで制御できるとは思えません)、発射速度を下げないと命中精度が上がらないということから、減装弾を標準とし、銃の側にレギュレータを設けることになりました。62式、64式の試作段階でも7.62x51mmの実包は入手できず、入手できたときには、その予想外に無駄な威力に驚いたという話です。

  • wellow
  • ベストアンサー率46% (892/1932)
回答No.2

>チェーンガンは構造上、生弾も空薬莢も同じく排出するので、弾詰まりが起きないと聞きます。 チェーンガンは、別の動力で装填、排莢を行いますので、弾薬のガス圧を利用したものと比べると遥かにジャムが少ない仕組みです。もちろん、ジャムは理論上ありますし、実際にもあります。 >自身で調べる限り、装弾方法がバネやガスではなく、モーター駆動なだけで大差ないそうなのですが、どうして弾詰まりしないのか理解できませんでした。 マガジンから給弾する仕組みはお分かりかと思いますが、スプリングによる上方向への移動、後にボルトによる前後への移動があります。また、射手が反動をうまく受け止めなかったり、弾薬の薬量のバラ付き、想定した発射サイクルの乱れなどでジャムを誘発します。 ベルト給弾による前後方向へのみの移動、安定した電力によるチェーン駆動、強制的な装填、排莢、頑丈な固定により、ジャムの可能性は格段に減ります(前にも書いたように「無い」訳ではりません)。 >小銃(自衛隊の64式)はこんな感じ(手書き画像↓)だと、調べて私なりに理解したのですが、ガスの取り入れ量が悪いのか後退幅が安定せず、弾詰まりが酷かったそうです。 62式ではよく耳にしましたが、64式では聞いたことがありません(どちらもレギュレータを備えています)。62式は中途半端なボルトの後退で次々に発射してしまうという問題があり、それを抑えるために現場ではレギュレータを開放気味にするという(原因からすれば逆の対応ながら、原因が分からずこういう対応をしたそうです)事象がありました。 マガジンを持つ小銃では、弾薬をフル装填したときにジャムりやすいとは聞きます。大筋、9掛けぐらいが良いとは聞きますが、自衛隊でどうしているかは知りません。

tamuraiho
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 完全には弾詰まりしないわけではないと聞いて、なるほどと思いました。 仕組みを見る限り、蹴り出しの最中にボルトに挟まってしまう可能性は無くならないと思いますし。 電動で細かく調整し、アナログのブレを可能な限り少なくして、あくまで減らしているだけなんですね。 後退幅が安定しないというのは撃っている最中ではなく、小銃の個体差の話です。 書き方が下手でした、申し訳ありません。 ガスの取り入れ口の規制子なるものの穴の、ちょうどよい位置が、中だったり、小だったり、大だったりで、整備後試射しないと分からないという感じで。 また、穴にカーボンが詰まり易いとも聞きますので、頻回の整備が必要とも。 ちなみに、自衛隊だと減装薬(10%減)が基本みたいです。

  • Wr5
  • ベストアンサー率53% (2173/4061)
回答No.1

「銃の仕組み」みたいな本に排莢の方法が説明されているかと思われます。 オートマチック拳銃などの場合は発射時のガス圧でブローバックさせたりして、その際に薬莢を引っかけて排莢しているかと。 >そして、空薬莢を抜く仕組みがコレでは、弾詰まりは回避できません。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%81%E3%82%A7%E3%83%BC%E3%83%B3%E3%82%AC%E3%83%B3 で、チェーンガンではガス圧のブローバックではなくボルトを引き戻すのをモーターなどの外部動力を使用している。 ということかと。 ガス圧使用していませんから不発分はそのまま引き抜かれて排莢される。という動作になるものと思われます。 まあ、現物見たことがあるわけではないですけどね。 # チェーンガン発射されて空薬莢が転がっているところには不発のヤツも混じっていることがある…んですかねぇ。

tamuraiho
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 ボルトの引き戻しが確実なだけで、弾詰まりしないようになるのか少々疑問でして。 小銃の詰まり方も、ナナメになってしまって薬室に入らなかったり、蹴り出しが微妙でボルトに挟まったりするようですが、解決するのかなぁと思ってしまいます。 何か凄い機構があるのでは……と思った次第です。 しないものはしないんだって言われたら残念です。 #30mmの馬鹿でっかい弾薬がその辺に転がっていたら非常に危険ですね。

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