日銀の追加緩和と脱デフレの思惑

このQ&Aのポイント
  • 日銀が金融緩和策の追加決定をし、脱デフレを目指す動きが話題となっています。
  • しかし、なぜ日銀は原油価格の下落まで警戒しているのでしょうか?
  • 物価上昇策をとるためには、原油価格の下落は好影響を与えると思われがちですが、日銀の思惑には何があるのでしょうか?
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日銀の追加緩和と脱デフレの思惑

今回日銀が金融緩和策の追加決定をしました。 脱デフレを目指す日銀が物価上昇策をとるのは分かります。しかし、素人の素朴な疑問なんですけど、なぜ日銀は原油価格の下落まで警戒しているのですか? 原油のような輸入品なら価格が下がれば経済に好影響を与える事はあっても、悪影響を与えることはないと思うのですが。 国内で生産・製造している物品なら、価格が下がると企業の売上も落ちるから景気が悪くなる、という理屈は分かります。 しかし原油のように100%輸入している原材料なら、価格が下落したからといって、困る人は誰もいない(企業側から見ても消費者側から見ても)と思うのですが、一体日銀は原油価格の下落の何をそんなに恐れているのですか?

  • mkfdh
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  • 経済
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質問者が選んだベストアンサー

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  • titelist1
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回答No.1

日銀の金融緩和ごときで国際価格の原油安を止められるほどの効果はありません。しかし、原油安の時に円安誘導してもガソリン高にならないので、反発を招きにくいと判断したかも知れません。原油安を恐れているのではなく、原油安を上手く利用したと思います。株価も上がったので世論も大きな反発はしていません。 それに110円はリーマンショック直前の円レートで、元に戻っただけです。

mkfdh
質問者

お礼

回答ありがとうございました。なるほど、そういう事だったのですか。なんか納得しました。

その他の回答 (4)

  • DCI4
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回答No.5

素人の素朴な疑問なんですけど ■回答 素人は素朴に次のように考える・・・・・・検証すりゃわかる 実験結果のように これがほんと・・ちなみにおれは文系じゃないので検証したもの意外は すぐに信じない どだいプロほどいい加減なものはない 検証結果 ★昨年5月 日経225 13000円予想したのはほとんどいない ★日銀人事も多くは 大外れ 現在 黒田 岩田(リフレ派経済学者) 当たったかたは以下↓ここ 村上尚己 アライアンス・バーンスタイン マーケット・ストラテジスト兼エコノミスト 日本株を復活に導く「第2の矢」の方向転換 http://jp.reuters.com/article/vcJPboj/idJPKBN0GJ03120140819 安倍政権の財政政策(第2の矢)が問題ということだ。これが変われば、日本株市場は再び復活するだろう ★前回 2013年 金融政策◎(第一の矢) 財政で 消費税で 逆噴射 墜落 ×××罰三つ→財務省の中高年官僚が原因(第二の矢 地面に向かって発射) 消費税で景気減速 天候のせいですと言い訳する事態になる 第三の矢→発射待ち 弓引いたポーズだけ 原因作ってるのは一部のプロ以下で確認 むしろ素人のほうが当たる 多くの個人投資家は昨年末~年初に 株売ってる ●消費増税によってアベノミクスが失敗したら・・・増税を推進していた経済学者らを糾弾すべし!! 御用学者たちよ、納税者が負担した税金を通じて補助される研究者として、 少しは恥を知ったらどうかね。 (産経新聞特別記者・田村秀男) http://www.zakzak.co.jp/economy/ecn-news/news/20140725/ecn1407250830002-n1.htm 当時の報道によると、浜田宏一・エール大学名誉教授、本田悦郎・静岡県立大学教授、宍戸駿太郎・筑波大学名誉教授、片岡剛士・三菱UFJリサーチ&コンサルティング主任研究員が、景気への悪影響やデフレ圧力の高まりを懸念して増税に慎重、または反対論を唱えた。 ★警告してた方はここ↓おおあたり 三菱UFJ カブコムの投資室長が解説 アベノミクスの命運は消費税判断が握る? http://www.youtube.com/watch?v=Tmm8mIeIqic&feature=youtu.be ・・・・・・・・・おわり・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 原油価格の下落の何をそんなに恐れている? ■回答 原油  鉄鉱石 など価格下落は 世界経済の低迷 世界に対して輸出貿易をしている日本は景気敏感株と言われる集合体 世界景気の影響大 今2014-10は北米たよりの 一本足打法 これこけると終わり ・・・・・おわり・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 日本の仕組み 輸入した資源をエネルギーとして使用し 輸入した資源を知恵で加工し海外に売ってる 海外で現地生産して利益を国内に還流してる 内需は大きくても それ自体は国全体の利益を出してない 内部で回ってるだけ 資源ある国とは根本的に違う ☆日本は知識技術と労働力を海外に売ってるだけ←ここが基本 ・・・・・・・・・・・・・おわり・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 日銀関連ニュースの報道の仕組み 安倍の決定について  マスコミ などは 消費税アップ賛成派には追い風 やりやすくなったと考えさせたいんだろうね そのほうが 話がおもしろくなる 都合よく誘導できる 視聴率上がる 馬鹿の考えに 誘導される必要はない 日銀黒田会見で どこの報道が馬鹿記者か 聞くのがLIVE! 日銀総裁会見の  チェツクポイントである http://channel.nikkei.co.jp/ http://channel.nikkei.co.jp/business/boj20141031/11236/ どだい 今まで日経新聞 朝日 などの 報道は 本質を報道して 今まで当たっていたのかね? 経済トウスポ新聞と思えば楽しく見れるでしょう 買わないで図書 会社ので見りゃ十分だ。 あたってたら デフレのままで 武藤あたりが やってるんじゃねーのWWW ・・・・・・・・おわり・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 日銀の追加緩和を 一言で言えば 想定した消費税の影響が 日銀の判断ミスで物価が上がらなかったのね 消費税恐るべし ・・・・・・・・・おわり・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

mkfdh
質問者

お礼

詳しい回答ありがとうございました。解説は大変参考になりました。

  • asuki-7
  • ベストアンサー率15% (9/60)
回答No.4

黒田氏は消費税増税の後押しをする意図もあったようです(今回の会見では予定されている「消費税増税」という発言をあえて出さずに、「予想されるリスクに未然に対処するために」といった表現で消費税増税のための金融緩和であることを案に語っています)。 しかし黒田氏の考えとは逆に急激な金融緩和のせいで物価高騰による景気ブレーキ効果が強まることになってしまいそうです。 ここまでで黒田氏の目論見はすでに外れており、黒田氏自身も物価目標2%が困難であることを認めているからこそ、更なる金融緩和を推進しているということでもあります。 ちなみに日銀政策委員会では5対4での政策決定であり約半数は反対しており、賛成の内3人は黒田氏と副総裁の日銀マンで反対の4人は民間のエコノミストや財界人です。 たぶん今回の黒田日銀の金融緩和はプラスとマイナス両面ありますが、実体経済にとってはマイナスの影響の方が大きくなる結果をもたらすと思います。

mkfdh
質問者

お礼

回答ありがとうございました。

  • hekiyu
  • ベストアンサー率32% (7194/21844)
回答No.3

"日銀は原油価格の下落まで警戒しているのですか?"      ↑ ・目標である2%物価上昇が達成できないからでしょう。 ・勘ぐりかもしれませんが、原発を懸念しているの  かもしれません。  つまり、原発停止のお陰で、石油の輸入が増え、電気料金  が上がっているわけです。   だから、石油価格の高騰は、原発再開の口実になります。  政府と仲が良い黒田さんですから、こういうことも  念頭にあるのかもしれません。 ”しかし原油のように100%輸入している原材料なら、  価格が下落したからといって、困る人は誰もいない”     ↑ 原油価格が上昇すると石油会社が儲かりますよ。 安いモノを売るよりも、高いモノを売った方が のりしろが大きくて儲も大きくなるのです。 つまり、下落は利益の減少に繋がります。 困る人もいるのです。

mkfdh
質問者

お礼

回答ありがとうございました。原発関連のご指摘は妙に納得しました。大変参考になりました。

  • ga111
  • ベストアンサー率26% (247/916)
回答No.2

実際は、日銀の判断ミスで、消費税アップで物価が上がらなくなったことへの、言い訳にすぎません。 緩和約一年で1.3%の物価上昇(コアCPI)ですから、2年で2.0%はほぼ確実だったのです。、、、消費税アップがなければ。2年で2.0%は大々的な公約ですから、いろいろ細かな理由付けをしているのだと想像します。

mkfdh
質問者

お礼

回答ありがとうございました。ご意見は参考になりました。

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