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宇宙戦艦の包囲戦 疑問・合理的な考え方は?
- 宇宙空間での宇宙戦艦の包囲戦について疑問が生じました。包囲するには三次元的に包囲する必要がありますが、小説の設定では二次元的に描かれています。また、発射されたミサイルやビームは敵に当たらない限り通り過ぎるため、包囲陣の味方に当たる可能性があります。
- 宇宙空間での包囲戦における疑問と合理的な考え方について知りたいです。宇宙戦艦同士が戦い、片方がもう片方を包囲して攻撃する描写がありますが、三次元的な包囲ではなく二次元的な描写が一般的です。また、発射されたミサイルやビームは敵陣を通り過ぎて味方に当たる可能性があるため、合理的な説明や設定があるのか疑問です。
- 宇宙空間での宇宙戦艦の包囲戦について疑問が生じました。包囲するには三次元的に包囲する必要がありますが、小説の設定では二次元的に包囲される描写があります。また、発射されたミサイルやビームは敵に当たらない限り通り過ぎてしまうため、包囲陣の味方に被害が出る可能性があります。宇宙戦争物の分野で合理的な説明や設定について知りたいです。
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もし合理的に考えるなら、あるいは読者的に勝手に脳内補足をするなら。 たとえば、レーザー兵器(ビーム)に関して言えば、減衰を考える事はできますね。 宇宙空間は事実上真空ですが、絶対的な真空ではなく何らかの分子は漂っていると言われています。 これにより多少の減衰は考えられますが、充分に無視できる範囲でしょう。 ですが、距離による減衰は無視できません。 光線等は逆二乗(逆自乗)の法則で減衰します。 距離が2倍になれば、エネルギーは2の二乗の4で割った威力、1/4になります。 ※距離が3倍になれば1/9、距離が4倍になれば1/16、余談ですが。 これは点光源での話で、平行光であるレーザー兵器の場合には当てはまらないとも言えますが、距離を充分に長く想定した場合には精度の関係上レーザー兵器と言えども点光源と同様に減衰するでしょう。 >ビームは敵に当たらない限り、基本(小惑星、デブリ、隕石などに当たらない限り)、飛びつつけるはずです。 を否定して、レーザー兵器といえども有効射程距離があると設定するわけです。 有効射程距離を想定するなら、球形に布陣する際に有効射程距離ギリギリの半径で展開すれば、対岸(?)の味方に照射されたとしても威力は1/4に減衰してしまう。 甲板(?)が熱くなる事はあっても、ダメージは受ける程ではないとしてもいいかも知れません。 あるいは、そのレーザー兵器の設定を焦点を結ぶことで威力を高めるとしてもいいかも。 虫眼鏡で太陽の光を集めて紙を燃やすようなものです。 敵艦隊に焦点を合わせた場合、仮に狙いを外れて対岸(?)の味方に照射されたとしても、焦点を外れているので少々明るくなるだけという設定も可能かも知れません。 ミサイルの場合には、信管に適当な(適切な)設定を加えてしまえば問題は解決すると考えられます。 仮に敵艦隊までの距離を(当たるとすれば)10秒ほど掛かる計算だとすると、狙いを外れて対岸の味方の元に届く際には20秒掛かるという事に。 『発射5秒後~15秒の間にだけ命中すれば爆発する』という命令を持った時限信管だとすれば、味方の位置に届くときには不発弾(とはちと違うかも知れないが)となっている。 あるいは、遠隔操作でも長距離の操作はできないけど近距離なら操作できると設定するなら、自分に近付いてきた味方のミサイルを遠隔起爆等の操作できても構わないと思う。 あるいは、宇宙空間では接触させて爆発させるより、近付いて爆発させて破片でダメージを与える方が合理的という設定を付け加える事もできるかも。 敵に接近すれば自動的に爆発する、時間が経てば(前記設定なら10秒)自動的に爆発するという設定なら、そもそも当たらなかったミサイルが対岸の味方の元に届くという現象すら発生しない。 あくまで脳内補完をするなら上記のような事も考えられるというだけで、作者の考えた設定と合致しているかどうかは関知しない。
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- DieMeute
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それを書いた原作者の意図によるとしか言えないと思います。 SFの設定は各小説で微妙に違いますから、SF小説界での統一的で合理的な説明というのも無いと思います。 個々の作品において原作者が解説しているか、ファンが勝手に解釈している物はあるかもしれません。 ちなみに日本のスペース・オペラで1000万部を売り上げたと言われアニメ化やコミック化、舞台にまでなった「銀河英雄伝説」という名作がありますが、これについては原作者さんが「月刊アウト」1998年2月号のインタビュー記事において語っています。 それを要約しますと、ハードウェア的な設定の細かい事は全然やらなかったそうです。 原作者さんが書きたかったのはソフト・ウェアだそうです。 つまり人の個性や能力を描きたかったと。 ハード的な必然性は全然考えていないそうです。 つまり、「銀河英雄伝説」という作品に限って言えば合理的な説明、設定はありません。 それについて原作者さんは 『「ごめんなさい」と言うしかないわけです』 と言っています。 他にも原作者さんは 『スペースオペラ的な設定を借りた歴史小説だと思っていただければ』とも語っています。 故に「銀河英雄伝説」に限って言えば、 原作者さんが『ごめんなさい』とまで言っていますから、それに突っ込みを入れるのは死者に鞭打つ行為と言えるでしょう。
お礼
回答ありがとう。 読んだのは銀英伝ではないですが、 作者が気にしていないなら、そうですよね。 自分が知らないSF世界の共通設定があるのかと 思い質問しました。
お礼
回答ありがとう。 脳内設定として、ミサイルは時限信管、 ビームは射程距離設定ということですね。 読んだのは、銀英伝でもガ●ダムでもないですが、 銀英伝は作者が細かい設定は気にしないと、 他の回答者の方が書いていますね。ガ●ダムのほうも 気にしてないのでしょうね。
補足
地球上では撃った弾が地面に落ちるように 宇宙空間でもビームもいずれは威力をなくす、と。 ミサイルも時限信管で対応可能、と。 包囲陣だけでなく、戦場外への流れ弾も 気にしなくていいということですね。