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建築材料
鋼材で「コールテン鋼」とはどのような物質で出来ているのでしょうか。またどのような使用方法があるのでしょうか?
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回答No.1
普通、鉄は酸化して錆びてしまい耐候性に劣ります。 これを防ぐために塗料などの皮膜を作ることが多いのですが、コールテン鋼材は、自身から発生する錆び自体が皮膜となります。 コールテン鋼は、腐食量が普通鋼より小さい性質のため、塗装しなくてもある程度の錆び層を形成してからは酸化が進行しなくなる、というものです。 表面処理を施して、さらに普通鋼材よりも何倍も耐候性を増す方法もあります。 屋外彫刻や線路のレールにも使われています。 当然、概観は赤さび色になりますが、その廃墟チックな風合いを生かした建築で有名なのが手塚さんの森の学校キョロロです。 http://www1.linkclub.or.jp/~ida-10/niigata4.html 珍しいのはコールテン鋼の超高層ビル。 http://homepage2.nifty.com/y-structure/sub-photo45.html ここを見たら材料の性質や成分値がよくわかります。 http://www.yawata.nsc.co.jp/product/seihin/cor_ten/default.htm ところで、「コールテン鋼」で検索してもあまりヒットしません。 コールテン鋼が「COR-TEN」であることにたどり着ければ、GOOGLEで解決します。
お礼
たいへん参考になりました。 「コールテン鋼」で検索してもヒットしないので困っていました。 本当にありがとうございました。