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ストレーキ
最近ト○タやホ○ダの車など、新車にやたらと付いているストレーキですが (タイヤの直前に付いている四角いゴム製のフラップみたいなアレの事) 純正採用するくらいだから裏付けはあるんでしょうが、 一般的な速度域で、かつあの程度のもので どのような効果がどれくらい期待できるんでしょうか? 自分の車にもマイナーチェンジで採用されたので、純正部品を付けるか検討中です。 暇があれば自作もトライしようかと思っていますので 流体力学・空力的な理論も教えていただけるとうれしいです。 タイヤおよびその回転が発生させる乱流に対して、 ボルテックスジエネレーター的な役割をしていると見ればいいのでしょうか?
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ども、クルマの設計屋で、競技用車両(いわゆるレーシングマシン)で空力を担当していた事もある者です。 まず、ストレーキなる部品ですが・・・イロイロな分類があって断定は出来ませんが、とりあえず。 ストレーキとはタイヤの直前に置くリップを指し、タイヤから外れた位置にあるモノ何でもカンでもストレーキとは言いません。 >どのような効果がどれくらい期待できるんでしょうか? どれくらい、というのはクルマによって違うので難しいところですが・・・効果は下記の通り。 ※タイヤの正面の正圧を隠す 回転するタイヤの正面は正圧になるので、ここに走行風が直接ぶつかると空気抵抗になりますが、ストレーキで走行風を整流してタイヤ左右に逃がしてやると、空気抵抗が減ります。(模型実験でもCD値が向上した事が確認出来ます。) ※空力騒音低減 ichi-pei様御回答通り、タイヤに直接エアが当らないのでホイールアーチ内の圧力を下げる効果があり、ホイールアーチやタイヤ付近の床下を流れる風による空力騒音を低減させる効果があります。 ・・・以上ですが、ワタシはストレーキをボルテックス・ジェネレータとして使った例は知りません。 元々ストレーキはタイヤ前面にあり、タイヤ前面の乱流で、そこに直接当る走行風を低減するのが我々の目的なので、レイヤー(境界層)制御に使うボルテックス・ジェネレータをタイヤの前に置く事はしないでしょう。 >ト○タのハイ○ースには、 >底面の真ん中にコレらしきものが付いてますね。 ハイエースのモノは存じませんが、オストレーキでもドロヨケでもなく、その機能はエアダムスカートです。 これはエアダムの後方に軽い負圧帯を作るモノで、エンジンルームの前方や途中に付けるケースが多い様です。このエアダムでエンジンルーム内雰囲気温度を下げる作戦です。
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- ichi-pei
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BMWのセールスマンから聞いた話では、ホイールハウスが巻き込む空気の流れをあれで変えて消音対策としているそうです。 さらに詳しい方、お願いします。
補足
早速ありがとうございます。 得体の知れないものだけに、何に効いているのやらよくわかりませんね。 空気抵抗を減らすとか、ダウンフォースを発生させるとか、風切り音を減らすとか・・・。 私の車にはタイヤの前にはありませんが、 サスペンションアームの前にコレが付いています。 ト○タのハイ○ースには、底面の真ん中にコレらしきものが付いてますね。 他にも大型トラックや軽トラックなどにも、色々と付いているのを見ますが 多種多様でよくわかりません(ToT)
お礼
ありがとうごさいます。いや~勉強になりました! 空気抵抗の低減のための、見たとおりの機能なんですね。納得です。 ハイエースのはエアダムスカートですか。 なるほど!どおりでキャブオーバーの車の下に多いわけだ! 負圧でエンジンルームの熱を排出しているとは思いつかなかったです。
補足
ところで余計な質問になってしまいますが、 サイドミラーとサイドバイザーの風切り音が結構大きいのですが、 前述のボルテックスジエネレーターなぞで 剥離を小さくして騒音を低下させる なんていう技術は無いのでしょうか? 飛行機とか新幹線などでは用いられているようですがどうでしょう? プラ板を色々加工して貼り付けてみようかな? なんて思っているんですが、浅はかなシロート考えでしょうか?