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ミキサーMG16/6FXの初歩的な使い方&実践のアドバイス
- ミキサーMG16/6FXの基本的な使い方と実践的なアドバイスについて解説します
- ミキサーMG16/6FXの入力調整や出力設定に関する疑問について解決方法をご紹介します
- ミキサーMG16/6FXを使ったモニターSPの設置方法やマスター音の調整についてのヒントをお伝えします
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はじめまして♪ 私も地域イベント等で素人PAを10年程、行なっています。 まず、かくフェーダーが必ず「0」付近で最適な音量が得られるように、というのは一つの理想では有りますが、それに拘りすぎたら、音量可変のフェーダーが必用な意味が無くなってしまいます。 臨機応変、使いやすい状況でそれなりの音が得られれば、その現場ではそれで正解、と考えて良いでしょう。 私の場合は他社製の、多少違うミキサー(UB-2222FX-Pro)を長年利用してますが、MG16/6FXの取り説をザックリ眺めた感じでは、基本的な部分は似た様な感じですね。 基本的に、「ステレオ入力」の部分は、出力も「ステレオ出力」になるので、モノラルミックスしたいのであれば、MG16/6FXの場合は入力1~8のモノラルインプットを2つ利用しパンをセンターにする事でモノラルミックスが可能です。 ゲイントリムで、チャンネルフェーダーが「0」のポジションで適正レベルに成るようにする事も可能ですし、フェーダー側で調整しても、事実上で理想的なノイズフロアに押さえ込めないケースだったとしても現場で残留ノイズがほとんど聴こえないのであれば、有る意味、どうでも良い。とも言えます。 (むしろ、BGM再生器材側で出力レベルを調整出来れば、それでもかまいませんね。) 広過ぎない会場であれば、BGM系はモノ入力を利用してモノラル化せずに、そのままステレオ出力としても大きな違和感が無ければ、それはそれで問題ナシと考えて良いでしょう。 (8/3の隣の町内会で行なった納涼祭、盆踊りもカラオケ大会も込み、10/5の町内会の運動会、どちらも屋外でしたが、それほど広過ぎない場所なのでBGM系はステレオのまま利用しましたよ。) PAはモノラルが基本、これは正解です。 しかし、左右で極端に違う音を音楽イベントで聴衆がわに届ける事が在ってはダメ、という事で、BGM程度やカラオケ音源程度なら、どうでも良い、、と言っては乱暴かもしれませんが、現実はそんなもんです。 結論として、1~8のモノ入力、9~12のトリム調整が有るステレオ入力、13~16のトリム調整が無いステレオ入力、実際の運用で支障が無く、使いやすい部分を利用すれば、どれを使おうが利用者の考え方や現場の音で判断するだけです。 出力側ですが、通常はメイン出力、MG16/6FXではST-OUTと云う部分を利用します。 モノラルとは、音源の数を意味しますので、左右の音が全く同じであれば、ステレオアウトはモノラル出力が単に2つ有る、と考えます。入力側で「ステレオ入力」を用いた音源は左右の音を混ぜていないので、そのままステレオ出力と成ります。 ミキサー内で、左右の音が完全にミックスされていたら、ステレオアウトには2つの出力として同じ音源信号が出ていますので、2ラインのモノラル信号が出ているだけ、この後にステレオパワーアンプと左右のスピーカーを設置しても、出て来る音はモノラルなのです。 モニタースピーカーは、聴衆者へ向けたメインスピーカーとは別系統にミキサー側で確認するモニタリングシステム系を考慮する場合等に利用します、メイン出力と全く同じ音だけで良いなら、ST-OUTから分岐した信号をモニター系に利用してもかまいません。 私のミキサーではCTRLという表記になる、C-Rという出力は、メインの音とは違う音も確認出来る、という、コントロール ルーム 出力の部分です。信号経路の操作で、一部の入力音のみ確認したい、とか、一部の入力音だけを除いた音を確認したい、なんていう時にも対応出来るのがこの端子です。 具体的には、メインで出している音とは別に、次のBGMとか効果音を個別に確認したい、という用な時に大活躍する部分ですが、カラオケなどでは謳っている人にだけ、自分の声を聞かせるためのスピーカー側出力、などにも利用出来ます。(なんなら、ミキサーの後ろに来た人だけに、専用マイクから「こら!、コッチに来るな!!」と叫ぶ事も可能です。) なお、MG16/6FX には、ステージ側に戻すモニター音系を、2系統準備されています。 これが、グループアウトの1-2/3-4という部分です。入力信号の選択やバランス等を換えた2つのバスライン信号が利用出来て、それぞれ2つの端子がペア(ステレオ利用も可能)という仕様ですね。 この部分も使い方次第で、モノ入力に備わったインサートとは別に、幾つかの入力をまとめたグループ信号出力とし、外部機器のエフェクトへ送り出す事が出来ます。 送り出した信号は、どこかに戻さないとミキサーのメイン出力に反映出来ませんので、通常はステレオ入力へ戻す事に成ります。 むしろ、こういう使い方は、AUX-SEND から エフェクター経由を AUX-RETURNというループで利用します。MG16/6FXにはAUX-SEND(送り出し)が2組、AUX-RETURNが1組備わっています。 これも使い方次第で、いろんな応用が可能ですが、。。。 実用的には、あれこれの機能を複雑化せず、出来るだけシンプル化して運用した方が、ベターでしょう。 モノラル入力が8ch有るのですが、マイク等で埋まってしまったら、BGM系はステレオ入力を使い、モノラルミックスはスァリ切った方が良いでしょう。しかしモノラルchに2つ空きがあればそれをBGM用に転用しても大丈夫です。 また、私の地域町内会の運動会のような、あまり大きく無い公園絵のイベントなら、BGM音源を無理にモノラルミックスとしなくとも、参加者から苦言やクレームが来る事はほぼ無いと考えて良いでしょう。
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- PXU10652
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「取説ではBGM音源(CD等)を13~16に入力するとなっているが、入力レベルがピークになってしまうフェーダー0位置で調整するにはゲインある入力端子が正解なのでしょうか?その場合1~8を使うか、9~12でもよいのでしょうか?私は1つのフェーダーで操作できるので9~12のフォーン端子を使用しています。」 正しい使い方だと思います。 「マスターのL・Rどちらかまたはグループアウト1~4のいずれかからコード一本でアンプに(アンプはスルーアウト有)→SP×2でもOKではと思うのは私だけでしょうか?」 PA用のMONO-MIXでも、アンプはステレオ入力でしょうから、2本使って繋ぐしかないと思いますが。 「AUXの場合各入力の欲しい音だけモニターに送れるということでいいですか。(このミキサーではC-R OUT?)」 AUX自体は外部エフェクター用への送り用ですが、パワードスピーカに対してそのような使い方をするのもありだと思います。 「ART/MX225なる安価で便利な機材があることがわかりました。」 これは2入力5出力なので、PAミキサーには使えません。
補足
早速のアドバイスありがとうございます PAはお祭りや運動会程度の超ド素人です。 コード1本からアンプの件ですが アンプにはXLRとリンクしてるフォーン出力端子がありますのでL側入力時 L側フォーン端子⇔R側XLR・フォーン端子にてL・Rに出力になります。 私は配線面倒なときにこの方法で音出しますが、L・Rに入力した場合より 音量的に減衰します。理屈では同じだと思うのですが・・ ART/MX225の件ですが ミキサー→MX225の入力→MX225の各出力→アンプ→SPで まったく違う方向に音量別に音出しの前提での検討です。
お礼
丁寧なアドバイスありがとうございます。 いくら本業ではないド素人PAでも機材揃えて音出ましたでは情けないと思い 確認も含めて質問させて頂きました。 取説&ネットくぐったりしてたらなおさら混乱していたところです BGMは静かに流す程度なので気にせずST入力でしたが、参考になりました フェーダー0位置は基準が分かり楽なので合わせています モニターSPはグループアウトで良かったんですね ミキサーはその人の使い方次第でいいんですね、私はこの様に使わないとダメですみたいな 観念がありましたので、混乱してました。 PAに関してまだまだ?がありますので、またアップします。