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標準アクセントを教えて下さい。

若い女性の会話文です。 「彼は行くハズよ」 最後の「よ」ですが、「ズ」より上がるのか下がるのか、同じ高さなのか? 実際の会話では、「ズ」よりかなり高く言ってるように思うのですが。 「(結婚の世話をする)仲介人が放っといてくれないと、彼も自分で言ってたわ」 「ちゅうかいにん」は中高ですか、平板ですか、どちらでもいいですか? 仲介人以下の部分のアクセントも分かりません。会話文は平叙文とはアクセントが違うような気もするのですが、宜しくお願いします。

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  • taroo1920
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回答No.5

個人的な意見にすぎませんが。 2つ以上のアクセント型が可能な単語は結構ありますが、その場合、何らかの意味用法や強調などがアクセントの使い分けと関係している場合もあれば、とくに関係がない場合もあるように思います。 ココロは、中高型が古く、尾高型が新しくて最近多い傾向があるようです(少なくとも今では東京内部のアクセントの地域差の問題ではないと思います)。ですから今現在、古い中高型を使うと何らかのニュアンスがこめられているように感じられるということではないでしょうか。ただそのニュアンスは、人によって感じ方が違う微妙なものの場合も多いかもしれません。 チチ(父)もほとんど頭高型に変化しているようですね。 変化途中にある場合、人はアクセントの新古について意識していない場合も多いと思いますが、頻度とかどういう人からどういう場面で聞くというようなことは無意識に頭の中に入っているのかもしれません。 アンガイはよくわかりませんが、関西弁などでも頭高と平板(高高高高)の両方があると思います。方言でも何か使い分けがありそうでしょうか。一般的には4拍の漢語は平板型のほうが頭高型より多いですから、やや少ない頭高型を使うと何らかのニュアンスが生じやすいというようなことがあるかもしれません。トモニも平板が多くて頭高は少ない感じがします。 ただ、一般にイエジ(家路)のような意味の単語は平板型がよく、ジギョー(事業)のような意味の単語は頭高がよい、とまでは言えないと思います。もしこういうことがはっきりと言えたら、アクセントを暗記する必要はなくなりますから。和語の2+1拍の癒合名詞、漢語で1+2拍の一般的なアクセントをまず考えて、そこで例外的になるのかどうか。もし例外的なら場合によっては何らかのニュアンスが生じる場合がある、というくらいのことなら言えるかもしれません。 文末の助詞は、名詞・副詞などとは違って、文のイントネーションが絡んでくるので非常に厄介です。ヨのほかにネなんかもいろいろな音調が可能ですね。ネット検索で、 「よ」 イントネーション などで検索するといろいろなものがひっかかります。人による違いもありますが、同一人物が文の意味によって使い分けていることも多いと思います。

rsemq819nl
質問者

お礼

詳しい説明ありがとうございます。 最初は私もアクセントに関して、右も左も分からない全くの素人でしたが、貴方のお陰で大分に色々と分かって来ました。ありがとうございます。

その他の回答 (5)

  • taroo1920
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回答No.6

ただ、起伏型と平板型を比べると、音を大きく下げたり上げたりする起伏型は、平板型よりも声帯やその周辺の筋肉に相対的に大きな負担がかかるでしょう。そういった音を出すための努力の大きさが、単語や文の意味と完全に無関係とも言い切れないかもしれません。音と意味との必然的な結びつきは音象徴と呼ばれているようですが、これは擬音語・擬態語などにはやや顕著に見られるものの、それ以外ではあったとしてもごくわずかのようです。もし音象徴が顕著であったならば、日本語の方言によって音の高低が逆さまになるようなことは起こらなかったはずですし、世界中の言語でもっと単語の語形やアクセントが似ているはずです。

  • taroo1920
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回答No.4

「言ってる」のアクセントを打ち間違いました。低高高高(実際には低低高高も)です。

rsemq819nl
質問者

お礼

訂正ありがとうございます。「わ」はどうしても前に低い音がないと安定できない語なんですね。なければ自分自身の中に低音を作るという、特異な語なんですね。

  • taroo1920
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回答No.3

追って。 平板型に女性語のワがついたときは、ワの最初は低く、ワの中で上昇しますね。 「言ってるわ」は、「言ってる」が高高高高、「わ」が低からの上昇。

rsemq819nl
質問者

お礼

ありがとうございます。

  • taroo1920
  • ベストアンサー率89% (25/28)
回答No.2

横からお邪魔します。 イクハズヨのヨですが、少なくとも、 (1)ズと同じ高さかそれよりやや高く始まって上昇を続ける ↑ (2)ズと同じ高さで始まって平らにそのまま ↓ の2つの音調が可能です。(1)の上昇の場合、ヨの前が平板型で高く、高からの上昇になるので不明瞭かもしれません。ヨの前に起伏型が付いた場合(下記)は、上昇の有無がはっきりします。 (1)相手が気づいていないことを教えてあげて、かつ、次に相手が何かしたほうがいいということをほのめかす。  そんなところ探した’ってありませ’ん↑よ【別のところをさがしたほうがいいですよ】 (2)相手がそのことに気づいていないことを非難する。  そんなところ探した’ってありませ’ん↓よ【あるわけないでしょ!】 意味次第でどの音調になるかがある程度は決まります。但し音調と意味の関係はとてもややこしく、上のヨの意味はほんの一例にすぎません。 イクハズヨのヨではたぶん非難していないでしょうから、上昇させる(1)が適切でしょう。 ~ニン(人)の結合名詞は平板と起伏の両方が『新明解日本語アクセント辞典』などにのっていますが、平板が先にあがっていますからそちらが無難でしょう。また、実態としては今ではほとんど平板だけが使われているのではないでしょうか。 イッテタは低高高低。イッテイタは全体が平板だがイタのイがなくなると、なぜかタは低くなる(習得法則参照)。 ワは共通語の女性語としては「高」あるいは「上昇」。ワが低だと東京では男性語的になるようです。

rsemq819nl
質問者

お礼

失礼しました。訂正します。 「彼と共に、事業を起こした」では中高で強調した方が相応しいと感じます。 中高ではなく頭高の間違いです。

rsemq819nl
質問者

補足

お礼が遅くなり済みません。いつも詳しい回答ありがとうございます。 なるほど、「よ」も「わ」も、色々の変化があって複雑ですね。 「よ」と「わ」は、意味合いによってアクセントが変わって来るのですが、他の語に関してはどうでしょうか? 辞典にアクセントが2つ以上ある語があります。時代、世代、地域によって違うと普通は理解されているのですが、同じ人間が意味合いによって使い分けるということはないのでしょうか? 疑問に思っていましたら、こういうコマーシャルに出くわしました。ある葬祭屋さんのものです。 こころを込めて、こころを贈る。 前の「こころ」を尾高、後の「こころ」を中高で発音していました。全体として非常に味のある響きになっていました。前の「こころ」を尾高で言うと、葬祭屋さんの包容力のようなものを感じさせてくれます。後の「こころ」を中高で言うと、強調されているように感じます。普通の「こころ」ではなく「まごころ」と言いたいのだなと感じられます。 同じく「共に」も、時と場合によって、使い分けるような語に思えます。 「たそがれと共に家路を急いだ」は、平板が相応しく、 「彼と共に、事業を起こした」では中高で強調した方が相応しいと感じます。 ワザと意識しているわけでなく、文章を読んでいる時に私は自然にそう使い分けて読んでしまうのです。 「案外」も状況、意味合いの違いによって、使い分ける語のように感じています。 言語学者はこの点に関しては何か言ってませんでしょうか? taroo1920さんは、どう考えられていますか? 宜しかったら、ご意見をお聞かせ願えませんか? 先日NHKのアナウンサーに質問する機会があり、質問したのですが、答えが得られませんでした。

回答No.1

「よ」が高い時、確信に近い推定、低ければ希望的観測。 「ちゅうかいにん」は平板。

rsemq819nl
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 「言ってたわ」のアクセントはどうなりますか?低高高低高になるのかどうか?

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