ユージュアル・サスペクツとは?

このQ&Aのポイント
  • 映画「ユージュアル・サスペクツ」は、実は「常連の容疑者」という意味ではなく、容疑者たちがはめられる話である。
  • 「ユージュアル・サスペクツ」という言葉は「カサブランカ」のセリフから取られたもので、容疑者たちを見つけるための命令を指している。
  • 「usual」という単語は容疑者や犯人を指す意味ではなく、容疑者たちを特定化するための言葉として使われている。
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ユージュアル・サスペクツ

映画「ユージュアル・サスペクツ」は、よく「常連の容疑者」と訳されますが、実はここに「常連の」という意味はないのではないでしょうか?。 映画は容疑者5人が次第にはめられる話ですが、彼らが「常連」かどうかは本質的には問題ではない内容です。 ユージュアル・サスペクツという言葉は「カサブランカ」のセリフから取られたと言われるのですが「カサブランカ」でも、真犯人のハンフリー・ボガートを匿った刑事が「Round up the usual suspects」と部下たちに命令します。話の流れからは単に「犯人を見つけるんだ」というような事だと思います。殺人事件がおきた直後に「常連の容疑者」という特定化は疑問ですからね。 このことからも「usual」という単語は機能しておりません。 予想では「the suspects」だと、「疑わしい人」程度の可能性を含む意味だがusualをつけて初めて刑事事件としてのいわゆる「容疑者・犯人」の意味に限定されるのではないだろうか?。 解説お願いします。

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  • SPS700
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回答No.1

1。  映画「ユージュアル・サスペクツ」は、よく「常連の容疑者」と訳されますが、実はここに「常連の」という意味はないのではないでしょうか?。   usual は、ただ単に「いつもの」、という意味だと思います。今でも「前」(=前科)があれば、それを。現場から、指紋が見つかれば、過去の記録にその指紋が残っているか、をまず調べるのが捜査の常道です。 2。  ユージュアル・サスペクツという言葉は「カサブランカ」のセリフから取られたと言われるのですが「カサブランカ」でも、真犯人のハンフリー・ボガートを匿った刑事が「Round up the usual suspects」と部下たちに命令します。話の流れからは単に「犯人を見つけるんだ」というような事だと思います。殺人事件がおきた直後に「常連の容疑者」という特定化は疑問ですからね。このことからも「usual」という単語は機能しておりません。     「何もしていない」と思われては上役、今ではマスコミなどがうるさいので、レイプなら過去のレイプ歴のある者、詐欺ならこれまでの詐欺屋をまず当たって「いそがしくみせる」必要があります。     真犯人がハンフリー・ボガートと知った刑事が「Round up the usual suspects」と部下たちに命令している真意は、これに相当します。     「わたしは、もう早速何時もの怪しい者をひっぱる仕事にかかっていて、犯人を見つけるのに忙しく手を打っているのです」     この何時もの悪い連中に早速当たっている、という陽動作戦(=お芝居)で、その裏は真犯人は「いつもの連中ではない」と言っており、「usual」という単語がみごとに機能しています。

MONKEYMONKEY
質問者

お礼

ありがとうございます。 そうなのですね。 でも、ちょっと気になるのは「カサブランカ」の殺人は犯行直後なので「まだ近くにいるはずだ」という世界ですが、そこで「まずはいつもの容疑者からあたれ」となりますかね?。

その他の回答 (4)

  • litsa1234
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回答No.5

「ユージュアル・サスペクツ」というのは、 人・物事に関して「いつもの予想される面子、顔ぶれ」ということです。 以上、参考まで。

MONKEYMONKEY
質問者

お礼

ありがとうございます。「いつもの顔ぶれ」というのは腹落ちできるいい言葉ですね。「常連の容疑者」なんて「小料理屋」じゃあるまいし。 ユージュアル・サスペクツはそう訳すべきだ。 「カサブランカ」も「いつもの顔ぶれをあたれ!」ならわかる気がします。

  • litsa1234
  • ベストアンサー率28% (230/795)
回答No.4

>映画「ユージュアル・サスペクツ」は、よく「常連の容疑者」と訳されますが、実はここに「常連の」という意味はないのではないでしょうか?。 そうですね。以下の通りです。 http://dictionary.cambridge.org/dictionary/british/the-usual-suspects the usual suspects › the people you would expect to be present somewhere or doing a particular thing: "Who was at Adrian's party?" "Oh, Paula, Roz, Lucy - the usual suspects." http://dictionary.reference.com/browse/usual+suspects?r=66 usual suspects plural noun the persons most often involved or suspected in an activity, esp. criminal; also, the persons predictably involved in a certain context Examples The usual suspects were at the party. Word Origin 1942 http://idioms.thefreedictionary.com/the+usual+suspects the usual suspects (humorous) the people you would expect to be present somewhere or doing a particular thing 'Who did you spend the evening with?' 'Oh, Dan, Yuko, Jayne - the usual suspects.' http://www.macmillandictionary.com/dictionary/british/suspect_15#the-usual-suspects the usual suspects the people or things that are usually involved in a particular situation or activity The report criticizes the usual suspects – the fast food and diet industries. http://www.ldoceonline.com/dictionary/suspect_2 the usual suspects the people or things that are usually involved in or responsible for a particular activity: a wine shop stocking all the usual suspects: wines from California, France, Australia http://en.wiktionary.org/wiki/usual_suspects usual suspects (plural only) 1.The people, often scapegoats, routinely arrested in response to a crime 2.(by extension) The people or things that would be routinely expected to appear in a particular context 以上、参考になれば幸いです。

MONKEYMONKEY
質問者

お礼

ありがとうございます。英語力が低いので、あまりよくわかりません。日本語で解説を付記いただけるとありがたいのですが。

noname#202494
noname#202494
回答No.3

なにか事件が起こったときに、警察からいつもマークされている、”こういうたぐいの犯罪を犯しそうな小悪党(複数)”のことを指します。 カサブランカでは、警察署長がナチスに疑われたときに、矛先を変え、自分が疑われず、言い訳が出来るように、”小悪党の連中を集めて”、あたかもきちんと捜査が行われているように目くらましをしておけ、ということであったと、古い映画ですが、覚えています。

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質問者

お礼

ありがとうございます。 了解です。 「マークされている小悪党」というのはわかりますが、それって刑事映画の文法としては、それほど定番化されてないかなと。他の刑事ものではあまりおなじみではない。普通の刑事ものは無駄な容疑者集めなどせず、普通に犯人を探す。なのでルノー刑事の「常連の容疑者をあたれ」は映画の観客としては「何にそれ?(部下も腹落ちしないだろう?と)」となる。 でも、またまた自分でも補足すると「違和感」付きの命令で「何にそれ?」となるからこそ、そこにルノーの友情が溢れてるとなるわけかもしれません(リックの為に違和感ありありの猿芝居を引き受けてるから)。 映画「ユージュアル・サスペクツ」の時も観客は、おなじみではない「常連の容疑者ってなんだよ?」となったはず。しかしそれは古典の「カサブランカ」の引用であるという確認作業で「例のあれね」という免罪符が生まれる(のを狙っている)。なので、映画の解説で「カサブランカ」の引用の紐付けなしに「ユージュアル・サスペクツってのは常連の容疑者って事じゃん」とあたかも既成概念のように言われると「そんなの聞いてないけどね」という気分になる次第です。

  • SPS700
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回答No.2

#1です。補足です。 >>そうなのですね。でも、ちょっと気になるのは「カサブランカ」の殺人は犯行直後なので「まだ近くにいるはずだ」という世界ですが、そこで「まずはいつもの容疑者からあたれ」となりますかね?。 Rick: [drawing a pistol]Get away from that phone! Strasser: I would advise you not to interfere. Rick: I was willing to shoot Captain Renault and I'm willing to shoot you. Strasser: [into the phone]Hello? Rick: Put that phone down! Strasser: Get me the radio tower. Rick: Put it down! [Strasser draws his gun, Rick fires, killing him, which is immediately followed by the arrival of the Vichy police] Renault: Major Strasser has been shot. [pause] Round up the usual suspects.     こう言う流れです。ですから「ストラッサー大佐が撃たれた」ここで意味深長な間を置いています、時間稼ぎの必要があるのを見て取って「いつもの連中をつれて来い」となる訳です。     真犯人を捕まえるのが目的ではなく時間稼ぎの芝居、それを感謝してのリックの最後の名台詞 "Louis, I think this is the beginning of a beautiful friendship.となるわけですから、、、

MONKEYMONKEY
質問者

お礼

ありがとうございます。了解しました。時間稼ぎの芝居という事情は理解しています。 ちょっと気になるといったのは時間稼ぎなら「逃亡者を捕まえろ」でも「常連の容疑者集め」同様に稼げるかなと。場面からは現行犯ですからその方が理にかなってるかと。 芝居する上であまり変な指示だと部下たちがそれに気づくかなと。 でも、自分でも補足すると「現行犯の犯人を追え」だと、やはり、なんだかんだ言って真犯人のリックに到達しやすいかもしれないですね。 「常連の容疑者」と特定した方がリックに繋がらない可能性は高いですわな。下手したらその中から犯人をでっち上げてしまうかもですね。さすればリックは完全に無罪放免。

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