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作曲になぜProTools等が必要なのでしょう。
音楽大学を卒業後、作曲に興味があり現在はiPadの譜面作成アプリを用いて譜面を制作しています。 よく作曲をするにはパソコンが必要という言葉を見かけるのですが、曲作りだけならば紙とペン、またはフィナーレやシベリウスで十分なように感じてしまいます。 なぜ作曲にProToolsやLogicが必要になってくるのでしょうか。 (音楽制作ならば必須だと思います。) もちろん楽器を生音で録音をしてCDを制作したり、バンドで自分が作曲をした曲を演奏する際に曲の解釈を伝えやすくする為に打ち込みで曲を仕上げてリハーサル前に聴かせる等のメリットはあるように感じるのですが、プロの方々は譜面を配り後は個々の経験・実力で曲を解釈し演奏をされるのでは無いかと想像しているのですが、実際の所はどうなのでしょうか。 私はジャズを主に学んでおりますので、もし宜しければジャズの視点から皆様のご意見を聞かさせて頂けますと幸いです。 宜しくお願い致します。
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- opjaofi
- ベストアンサー率49% (36/73)
現場にもよりますが、商業音楽においては、作業ルーチンが逆で、まず打ち込みで曲を作りクライアントに聞かせて、それから修正すべきは修正し、最後の最後で、予算に余裕があればいくつかのパートを生楽器に差し替えて(つまりプレイヤーを呼んで)レコーディングして納品する、という流れになるので、譜面は後から製作することになります。なので、必然的にDAWが無いと仕事になりません。 また、ソフトシンセを複雑にプログラミングして作る曲の場合は、譜面化は不可能というケースが多いです。譜面化できない以上、音そのものを生成するDAWは必須になります。 ジャズの楽曲の場合は、それほど商業的でもなく、また生楽器を前提として作られる場合が多いので、確かにDAWの重要性は他と比べると低いと思います。 しかし、一人多重録音的に楽曲を仕上げて行く場合(一人でDAW上でドラム、ベース、ピアノをMIDI録音していく)などは、DAWの利便性は計り知れません。
- kkds
- ベストアンサー率74% (110/148)
確かにあなたの言うとおりです。紙とペンと五線譜があれば作曲は誰にでもできます。 仮にそれも無くても、鼻歌を覚えておいたり、頭のなかで思い描くだけでもいいですね。 (ただし、それらを音楽として人に聴かせられれればの話ですが。) しかし、残念ながら最近はDTMで音楽を作るのが当たり前になり、実際の音として人に聞かせるレベルまで仕上げるまでが作曲のように言われてしまうのが現状です。編曲や録音、ミックス、マスタリングまでを含めてが作曲のようなイメージです。 どこまで作曲でどこまでがアレンジかという明確な基準はなく、一般にメロのみ、またはメロ+コード進行ぐらいまでが作曲、それらを元に各パートの具体的なメロディーを編曲と呼ぶと思います。 ジャズの世界(の中のセッション形式)で言うと、テーマとなるメロ+コード譜までが作曲、編曲はアドリブ含めプレイヤーに委ねられているといった感じかと。 どんな形であれ、最終的に音(音楽)として表現し、他人に聴かせることができれば、作曲という行為は成立すると思います。
- -9L9-
- ベストアンサー率44% (1088/2422)
あなたのように専門教育を受けた人にとっては、作曲には必要ないと思います。昔の作曲家にはそんなものはなかったわけだし。あなたが必要性を感じていないなら、それでいいんじゃないでしょうか。 私のように全く専門教育を受けた経験がなく、独学でフォークソングのコピーから音楽活動に入り、楽譜も書けないような人間にとっては、とても便利です。演奏したことがそのまま楽譜になるし、修正も簡単です。バンド仲間とデータを共有してデモとして使うこともできます。まあ、作曲やデモならギターをかき鳴らすだけでもできるんですが、編曲する上ではDTM(DAW)ソフトは非常に有用なツールです。楽器を簡単に差し替えて視聴することができるし、楽譜を修正するのも簡単で綺麗です。 ジャズの観点でいえば、なにしろ機械ですから、コール&レスポンスやインプロビゼイションはできないわけで(そのうち、それができるソフトも現れるかと思いますが)、せいぜい伴奏コードを組み上げてインプロビゼイションの練習に使える程度なのかもしれません。
- IDii24
- ベストアンサー率24% (1597/6506)
うーん難しい質問ですね。 昔の作曲は紙と鉛筆さえあれば出来たわけですが、最近の音楽というのは雰囲気含めて作曲と言ってます。 はっきり言うとフレーズに対してどういうエフェクトを掛けてどういう音場の効果を出せば膨らむかを確かめながら次のフレーズを考える。という風になってます。 はっきり言えばループフレーズをどこから変化させるかなどがアイディアに成るわけですね。それをつなげて楽曲にするわけですが、これは打ち込みだけでなく、生演奏でも応用するのです。ツールで作った音楽を生に変換するということですね。 ツールはアイディアを生み出す道具として必要ということになるでしょう。展開の意外さは作れるので。 まあ最近のミュージシャンはこのような作業が楽になり、フレーズの繋ぎ技術も発達したので、昔のように高いスタジオを借りて短時間で仕上げるとか考えなくても良くなりました。故に一発でスリリングな演奏を作り出す技術が欠落し、演奏も下手になったわけです。プロでもロクに一曲まともに弾けないミュージシャンとかアドリブが出来ないミュージシャンがわんさかいます。 実力のあるミュージシャンが育たない現状なのです。
- Saturn5
- ベストアンサー率45% (2270/4952)
>なぜ作曲にProToolsやLogicが必要になってくるのでしょうか ProToolsやLogicが必要という前提の書き方になっていますが、 誰がどのような理由でそう決めたのでしょうか? これらのツールの開発以前は作曲家は居なかったのでしょうか? バッハやベニー・グッドマンはこれらのツールを使ったのでしょうか?
お礼
御回答ありがとう御座います。 回答を見させて頂いて感じたのですが、ジャズやクラシック等のアコースティック楽器を用いたジャンルの場合はポップスやクラブミュージック程のメリットが少ないのかもしれませんね。 しかしファンクやフュージョン等のジャンルではかなりエフェクトやシンセサイザー等の電子音源が使われていますので、こちらではかなりのメリットがありそうです。 かなり節穴だったのですが、ProTools等でサックス・エレキギター・キーボード・エレキベース・ドラムのパートを考えながら打ち込み、更にエフェクトやシンセサイザーを加えて変化を付けて曲を完成させる。 その後スタジオで音出しをしつつ微調整を行い、実際のライブハウス等でもエフェクトを当て、キーボードにはシンセサイザーの音源を取り込み演奏をするという様な流れなのでしょうか。 そう簡単に言っても機材の1つ1つの機能や、シンセサイザーのつまみ1つ1つを把握して曲を制作する事自体が非常に大変な作業だと思います。 ですが一度しっかり学び、慣れてさえしまえばこんなに便利な事は無いかもしれませんね。