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The Paradox of Continuity in Language Evolution
- The role of language in the development of our species is a paradox of continuity. If language is an evolutionary adaptation, then it cannot be completely novel.
- Evolution can produce novel elements through gene recombination or mutations, but even in the latter case, absolute novelties are impossible. Language must have antecedents of some kind.
- While earlier systems of animal communication could be seen as antecedents to language, the difference between them and language is qualitative, not quantitative. Language has an open-ended list of topics and infinite possibilities of combination.
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「英訳」でなく、「和訳お願いします」というご質問と見て、以下のとおりお答えします。なお、誤植と思しきところが幾つかありましたが、適当に推測して訂正し、それに基づいて訳出しました。 人類の発展において言語の果たした役割について記述し始める人は誰でも、直ちに明白な逆説「連続性のパラドックス」に直面します。もしその人が進化論を受け入れれば、さらに言語を単なる進化の適応物として受け入れなければなりません。特異な部類の1つではありますが、しかしおそらく他の無数の適応物を形成したのと同じプロセスによって形成された適応物である、として(言語を)受け入れなければなりません。たとえそういう状況になっても、進化の適応物が唐突に出現することはないので、言語もさほど目新しく見えるようなものではありません。 発展によって新しい要素が生産され得る方法には2つあります。すなわち、正常な繁殖の過程における既存の遺伝子の組換えによる場合と、遺伝子に直接影響するような変化による場合の2つです。第2の場合であっても、絶対的な新しさは不可能です。変化の中で起こるのは、生物の特定タイプの一部を生み出すための指示に変化が生じるということです。新しい部分を生産するための指示が、ただ単に古いレシピ(生産手順)に加えられるだけ、ということはあり得ません。変更され得る特定の指示は、多かれ少なかれ、既に存在しているに相違ありません。これが意味することは、言語というものは何らかの種類の祖先なしではまったくあり得ない、ということです。 しかし、言語にはどんな種類の祖先があり得たでしょうか。言語は非常に広い通信手段とみなされるので、答えは明らかだと思われます。すなわちそれは動物的コミュニケーションの初期のシステムです。多くの種が相互に通信しあうことは長く知られています。ホタル(の伝達手段)には光の明滅があるように、他のものには、例えばこおろぎのように、脚または鞘翅を摩擦しあう方法があります。その一方で、驚異として知られる化学物質信号を分泌するものが多くいます。もちろん、そのような手段は潜在的な意味の(交換の)範囲の中に制限されて、仲間の潜在的な存在(を知らせる)以上に複雑なものは何も示しません。しかし、ミツバチのダンスからカモメの体の姿勢を通過してイルカの音声(に至る)まで、生物が洗練されればされるほど、手段も洗練されます。こうして、より複雑化した情報を伝えることができるようになります。人間の言葉は、単にこれらの極度に洗練された精巧な一変形に過ぎないのではないでしょうか。 問題はそこです。すなわち、私たちが知る限り、人間の言葉と最も精巧な動物コミュニケーションのシステムとの間の差、それは量的であるというよりむしろ質的なものです。そのような(動物の)システムはすべて、決まった情報交換のできる有限個のトピックス(通信項目)しか持っていません。一方人間の言語では、その項目リストは実に際限のないほど無限です。そのような(動物の)システムでは、伝達の成分を組み合わせることができる場合でも、厳しく制約された有限個の方法しかありません。(人間の)言語では、組み合わせの可能性は厳密な原則にのっとって統括される一方、実際的な目的に見合う直接的な記憶蓄積の有限性によっては制約されるものの、(少なくとも潜在的には)無限にあります。有限数に数を追加するだけでは、無限へ到着しません。同じように、(人間の)言語と動物コミュニケーションとの間には、複雑で遠大な距離があって、(一方が)他方へ展開していくような先行的存在と見ることは不可能なのです。 しかし、そのすべてにかかわらず、結局は「連続性のパラドックス」なのです。つまり言語は、それが拠って発展できたようなシステムがあるとはとても思えませんが、ある先行のシステムから発展してきたことに相違はないのです。 以上、ご回答まで。
お礼
誤植すみませんでした。ご丁寧な回答ありがとうございます。