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放射の問題にて

数え落としの問題なのですが、お願いします。 分解時間が150μsecのGM計数管を用いて、ある試料の放射能を測定したところ、計数率は24000cpmであった。この数値には何%の数え落としがあるか? という問題なのですが…まず150/60×10^-6で、までしかわからないのです。解き方を教えて頂けないでしょうか?お願い致します。

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  • Tann3
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回答No.1

 考え方は分かりますよね?  「分解時間」というのは「時間分解能」ということかと思いますが、150μsec以内の間隔で2つ3つの放射線が入射しても、「1個」としか検出できないということです。その時間より短い間隔では2つ3つに分解できません。その意味で、150μsecは「不感時間」ということです。  150μsecより短い間隔で入射した放射線は「数え落とす」「検出に失敗する」ということです。  問題は、この「不感時間」中にどの程度の放射線が入射しているか、その数を求めよ、ということです。  計数率が 24000cpm (カウント/分)ということは、400cps(カウント/秒)です。  1カウントあたりの不感時間が150μsecですから、400cpsでは、1秒の中の不感時間は 60msec です。  つまり、1秒あたり 0.06秒 の「検出できない時間」があるということです。  これによる数え落とし率は、     1 - 1秒 / (1秒 - 0.06秒) = 0.06 / 0.94 ≒ 6.38% ということです。  ここまでで問題の答は出ていますが、どの程度の数え落としがあるか計算してみましょう。  不感時間を考慮した検出効率は    検出効率 = 1 - 0.06 = 0.94 です。  400cps 検出したのですから、不感時間まで計測できたとすれば、     400cps / 0.94 ≒ 426cps cpmでは    24000cpm / 0.94 ≒ 25532cps  従って、数え落としは 1秒あたり 約26cps あるいは 1分あたり 約1532cpm ということです。

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