円板が段差を登る条件を求める

このQ&Aのポイント
  • 水平面を速度v0で転がってきた半径4a質量mの一様な円板が、高さaの水平な段差を、そのふちで接触を失わずに登るための条件を求める。
  • 円板が接触を保ったまま段差を登るためには、以下の条件を満たす必要がある。
  • 並進運動の運動方程式と回転運動の回転方程式から求められる条件を用いて、円板が段差を登るための初速度v0の条件を求めることができる。
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力学の問題です。

水平面を速度v0で転がってきた半径4a質量mの一様な円板が 高さaの水平な段差を、そのふちで接触を失わずに登った。 円板の中心をOとして、段差の縁を点Aとする。 AOが水平となす角をθとし、円板が点Aに接触した瞬間のθの値を θhとする。 この時、円板と段差が常に接触したままであることから、 円板が段差から受ける力のうち、AO方向の分力である抗力Rが 常にR>0でなければならない。また円板が段差を登りきる為には ω>0でなければならない。いずれもθの範囲はθh<θ≦π/2 以上のことから円板が接触を保ったまま段差を登る為にv0が満たすべき 条件を求めなさい。 並進運動の運動方程式と回転運動の回転方程式を立てて それぞれの条件から求めようとしました。 mdv/dt=-Rcosθ 24ma^2dω/dt=-4amgcosθ 24ma^2は円板の点Aまわりの慣性モーメントです。 ここからの計算が分かりません。どうしたらいいんでしょうか。 運動方程式から解くものでもないような気がしてきました。 分かる方教えてください。宜しくお願いします。

質問者が選んだベストアンサー

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  • matelin
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回答No.5

>> 「AOに垂直にx軸、平行(重なる)ようにy軸をとると位置ベクトルは[0, 4a, 0]となるのですが、運動量の方がいまいち分かりません。」 答 ⇒ 申し訳ありません。あなたが指摘している部分にミスがありました。 あなたの設定した座標系でいうと、衝突直後の点Oの速度ベクトルは、(4aω1,0,0)です。何故かと言うと、点Oは点Aを中心とする円運動をしていて、その角速度が ω1 なので、その速さVは、 V=4aω1 となります。 回答No2の(3)では、その速さを  aω1 としてしまいました。AOの距離 4a を a と勘違いしたのが原因です。 ゆえに、A点に関する質量中心の並進運動の角運動量は、 m×4aω1×4a =16ma^2×ω1 になります。これにO点の回りの回転運動の角運動量 I1×ω1  を足して、円板の角運動量は、 24ma^2×ω1 。これが正しい値でした。 なお、ついでに言えば、衝突直後のA点に関する円板の角運動量は、 A点の回りの円板の慣性モーメント I2 を用いると、I2×ω1 です。この考え方で求めた方が簡単でしたね。

u962878k
質問者

お礼

再度回答ありがとうございます。 私も何度も半径をaとして計算してたことがありますので、気になさらないでください。 すっきり解決しました。たしかに衝突直後のA点に関する角運動量はI2を用いると簡単にでますが、並進運動の角運動量と回転運動の角運動量とを求めて。。。。みたいな設問だとしっかり分かっていないとダメだと思うので、今回のように分けて計算できたのはとてもためになりました! 本当にありがとうございました。

その他の回答 (4)

  • matelin
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回答No.4

以上の回答No1,2,3は、あなたが大学生である(大学レベルの力学を勉強している)ものと想定して書きましたが、それでよいのでしょうか? お返事をお待ちしていますよ。

u962878k
質問者

補足

詳しい回答ありがとうございました。 返事が遅くなって申し訳ありません。現在大学生です。 大方はなるほどと理解して読まさせていただきました。が、 一点だけ分からないところがあります。 円板が角Aに衝突した直後のAに関する角運動量の、質量中心の並進運動に関する角運動量についてです。 並進運動の角運動量はAから見た重心の位置ベクトルと運動量の外積であらわされますよね? 衝突直前はそこから3amv0が導けるのですが、直後に関してはどう導けばいいのでしょうか? AOに垂直にx軸、平行(重なる)ようにy軸をとると位置ベクトルは[0, 4a, 0]となるのですが、運動量の方がいまいち分かりません。 何度も申し訳ありませんが、教えてください!宜しくお願いします。

  • matelin
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回答No.3

回答No2への追加です。 ◎ No2本文中の(4)について追加します。 この問題では円板の運動はAの回りの回転運動だけなので、その運動エネルギーは、A点の回りの慣性モーメントI2を用いて、 1/2×I2×ω^2 で計算した方が簡単ですね。もちろんNo2の(4)で求まるものと、同じものが出てきます。 ◎ No2本文中の(5)について追加します。 円板がA点を中心とする円運動の角速度ωは、円板がAに衝突した直後が最大で、その後θの増加に伴い単調に減少することが、容易に分かります。そのことを考えれば、円板に働く遠心力は円板がAに衝突した直後が最大であるから、その時の抗力Rが0以上であれば、円板はA点から離れて飛び去ることはないことになりますね。

  • matelin
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回答No.2

回答No1の最後に「いろいろ知っていないといけない」、と書きましたが、 その要点を以下の(1)から(5)の5点について補足しておきます。 (1)円板の中心O(円板の質量中心)を通り、円板に垂直な軸L1に関する、慣性モーメントI1は、   I1=1/2×m(4a)^2    =8ma^2 (2)スタイナーの定理。  任意の点を通り、上の軸L1に平行な軸L2に関する、慣性モーメントI2は、  I2=I1(上の(1)の値)+mh^2  (hは2つの軸の間の距離) この定理を使うと、円板がAに触れている時、そのAを通り、円板に垂直な軸に関する、慣性モーメントは、  1/2×m(4a)^2+m(4a)^2   =3/2×m(4a)^2   =24ma^2 (3)(剛体の角運動量)=(質量中心の並進運動の角運動量)              +(質量中心の回りの回転運動の角運動量) 例えば、円板が角Aに衝突する直前のA点に関する角運動量は、  mv0×3a+I1×(v0/4a)  =5mav0 円板が角Aに衝突した直後のA点に関する角運動量は、その直後の角速度をω1とおくと  maω1×4a+I1×ω1  =12ma^2×ω1 (4)(剛体の運動エネルギー)=(質量中心の並進運動の運動エネルギー)                  +(質量中心の回りの回転運動の運動エネルギー) 例えば、円板が円運動している途中で、dθ/dt=ωの時の、円板の運動エネルギーは  1/2×m(4aω)^2+1/2×I1×ω^2 (5)剛体の運動方程式は、質量中心の並進運動の運動方程式と、質量中心の回りの回転運動の運動方程式とに分けて、書き下すことができる。 円板の質量中心の並進運動の運動方程式をAO方向と、AOに垂直な方向とに分けて書くときの、AO方向の運動方程式は、質量中心の加速度のAO方向成分は 4aω^2 なので、  m×4aω^2=mgsinθ―R たくさんのヒントを書きました。このヒントを全部理解するだけでも大変でしょうが、それらが全部分かっていないと、この問題は解けないので、一つ一つを理解してください。

  • matelin
  • ベストアンサー率64% (20/31)
回答No.1

こんばんは。むつかしい問題に取り組んでいますね。あなたの書いた運動方程式ではこの問題は解けません。この問題は、次の(1)(2)(3)の順で考えていく必要があります。 (1)この円盤がA点に衝突すると、Aから受ける撃力により、円盤の中心Oの運動が、水平な等速運動から、A点を中心にして回転する運動に急変します。この急変の前後の関係をまずとらえる必要があります。A点から受ける撃力Rについて、その力のA点の回りのモーメントは0ですから、また円盤が受ける重力の力積モーメントは時間が短いので無視して良いと考えられるので、この円盤のA点の回りの角運動量は撃力を受ける前後で保存する、と考えてよいでしょう。この角運動量保存から、撃力を受けた後に円盤がAを中心とした円運動に入り始める時の角速度を求めることができます。 (2)次に円盤がAを中心とする円運動に入ったとして、円盤の中心OがAの真上まで上るだけの勢いがなければなりません。OがAの真上まで来る途中で運動が止まり、その後引き返すことがあってはいけないですから、そうならないための条件が要ります。その円運動においては力学的エネルギーが保存されるので、それを利用して、上の条件を求めることができるでしょう。 (3)もう一つ忘れては行けないことは、その円運動中にあまり運動の勢いが強すぎると、円運動の遠心力が強く働くために、円盤がA点から飛び去る可能性があるので、そうならないための条件をつけておく必要があります。これにはAを中心とした円運動の運動方程式を書き下して、そこに出てくるAからの抗力Rが運動中に正であり続けるためには、どんな条件が必要かを考えればよいのです。 以上を組み合わせると、答に行きつきます。かなり色んなことを知ってないといけないので、大変ですが、頑張ってください。

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