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環準同型

代数の勉強をしていてわからないことがあります。 Rを環とし、Rの単位元を1とする。このとき、整数環ZからRへの環準同型 f:Z→R が唯1つ存在する。 f(n)=n・1(nはZの元)で与えられるf:Z→Rは環準同型である。これが唯1つの環準同型である。 と、あるのですがこれが環準同型であることは、定義にしたがってあてはめればわかったのですが、 唯1つであるということがわかりません。 なぜこのように結論付けられるのか教えていただけないでしょうか。

noname#203125
noname#203125

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勝手な環準同型 f ; Z → R を取ります.すると定義より f(1) = 1, f(2) = f(1 + 1) = f(1) + f(1) = 2, … と整数環 Z 上の値は自動的に決まってしまうからです.

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質問者からのお礼

なるほど! 単位元も移っていくというのがポイントなんですね 的確な解説ありがとうございます。

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