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自由主義について教えてください
こんにちわ! タイトルの通りですが、自民党は自由民主党ですよね いや、自民党の名前の由来など何もいいですが、試しに自民党本部へ電話して聞いてみました 忙しいのか肝心の自由主義については有効な回答は得られませんでした 資本主義と共産主義があり社会主義は中間に当たると解釈してます 民主主義は、おおよそ意味は分かります 自由主義については、Wikipediaの複雑で抽象的な説明ではサッパリ分かりませんでした 自由主義とは結局、何を主張してるものですか? よろしくお願いします
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人類はフランス革命で民主主義を手に入れたのです。国王と貴族が支配する社会から民衆が支配する社会。それが民主主義の社会です。その民主主義の具体的な成果が自由と平等です。両方ともすばらしいものですが、議会では二手に分かれたのです。自由を強く主張するものは右側に座り、平等を強く主張するものは左側に座ったのです。これが右派と左派の始まりです。 右派の自由とは商売の自由で、自由競争をしてより多く儲けたいとの考えです。これが資本を集めて商売しようとする資本主義と結びつくのです。左派は自由競争させると貧富の差が広がるので、平等にするために分配を主張する共産主義と結びつくのです。 つまり、自由とは言論や表現の自由にはみんな異論はないのですが、経済では自由競争のことなのです。
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- hekiyu
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英国で産業革命が興り、資本家がたっぷり儲ける一方で 労働者は悲惨な状況で働いていました。 それで社会主義が出てきたのです。 マルクスはいいます。 これは世の中を自由にしているからだ。 自由にすれば平等が損なわれるのだ。 だから自由を制約して平等にしよう。 このように自由と平等は対立する場合が あります。 自由主義というのは、平等よりも自由を大切に しよう、という考え方です。 自由のためなら、平等が多少害されてもいいや、 という主義です。 会社を造るためのお金を資本といいますが、 資本をもっている人を資本家といいます。 この資本家の自由な経済活動を認めるのが 資本主義です。 このように、資本主義と自由主義は密接な関係に あるわけです。
お礼
hekiyuさん、お世話になっております なるほど! 資本家の自由な経済を認めるのが資本主義なのですね どおりで自由主義との区別があいまいでした なるほど、資本家が儲かると労働者が悲惨になるとゆーメカニズムは研究の余地があります 皆さんには常識かもしれませんが、やはり私の政治に関する知識はたりないよーです(^^;) 勉強になりました。これからも、よろしくお願いします
- dragon-man
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自由主義とは、政治が物事を制約せず、成り行きに任せることです。例えば自由主義経済は経済行為を人間がコントロールせず、成り行きに任せることです。200年前にアダムスミスという偉い経済学者が、これを「見えざる手」と言いました。言い変えれば「神様の手」です。企業や銀行の経済行為に、政府がよけいな条件を付けたり制約を課したりしないで自由にやらせれば、トータルとして最も合理的な結果になると言う説です。今の世界経済はこのアダムスミスの学説に基づいた自由主義経済です。 経済以外に自由主義という言葉は当てはまりません。世の中はすべて法律によって運用されています。法律は人間が作った制約です。こういうことはしてもいいが、こういうことはしてはいけないという制約です。つまり自由主義ではありません。法治主義です。 自民党の自由は主に経済に関する意味合いです。自民党が生まれた頃、対立する政党は共産主義や社会主義を唱えていました。社会主義経済は自由主義の正反対です。経済はすべて国家が行います。国民はそれに従うしかありません。自由に経済行為は出来ません。ロシアになる前のソ連がそうでした。今の中国も基本的には社会主義です。国民や民間企業が自由に経済行為は出来ません。中国企業のほとんどは国営企業です。自民党はそう言う政治体制に反対して、自由主義を唱えたのです。当時は世界中に共産革命の動きが盛んで、世界の半分が共産主義になっていたのです。日本はそう言う国にはならない。それが自由民主党の意味です。
お礼
回答をありがとうございます こんなに、有益な回答がたくさん得られるとは思ってなかったので感激です 仮に間違っていたとしても「経済以外に自由主義という言葉は当てはまらない」は大変心強い知識です 実のところ、何故か社会主義や共産主義というモノに疎くて、最近になってようやく「政府の介入」や「国営」や「利益の分配」という知識を得ました。改めて強くそれを感じました 法治主義という言葉で思い出したのですが、昔「放置国家」というゴロを投稿したことがあります(^^) 面白いですね。これからも、よろしくお願いします
お礼
回答をありがとうございます 言われてみれば妙理です 人類の歴史は貧富の差から始まったので平等を主張した しかし、中世、抑圧に耐えきれなくなり何かしら不満を感じて民主主義を主張した 他の回答者のかたが、おっしゃる通り、この民主主義の本来の目的は経済にあるよーに見えます そこで自由と平等それぞれを主張するものが現れ、右派と左派に別れたのですね! 一見すると時代の風潮で、左派とは民主主義への革命に思われがちですが、平等を主張していたのですね これは勉強になりました 皆さん、期待以上の回答をしていただいたので感激です これからも、よろしくお願いします