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生物の最大の目的

生物学的には、生物の最大の目的は生き延びて子孫を残すことだと聞きました。ですが、生物全体のまとまりとして、目的などあるのでしょうか?私にはどうもしっくりこないのです。誰かが示し合わせたわけではないのに、なぜそのようなことが決まっているのでしょうか?あるとしたら何によって決められているのでしょうか?遺伝子にでも刻まれているのでしょうか?…要領を得ていない質問だとは思いますが、よろしくお願いします。

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  • DC1394
  • ベストアンサー率45% (90/200)
回答No.10

たびたび失礼します。 これについては、以前から考えていたことがあるので(恥ずかしながら)投稿させて頂きます(長文注意)。 約40億年前に生まれた生命は、進化と絶滅を繰り返しながら現在に至りました(もちろん、これは現在も続いています。ある科学者によると、現在の人間の愚かな行動によって「第五の大絶滅が始まった」そうです)。これによって、現在地球上のあらゆる所に様々な生物が存在しています。 では、なぜ生物はこんなことをしてきたのでしょうか? これを語る前に、「エントロピー」という単語について説明をしておかなければなりません。エントロピーとは、簡単に言えば「乱雑さ」です。 熱力学第二法則によると、「エントロピーは常に増大する」ということが分かっています。これを例にたとえて言うと、散らかった部屋の例がいいと思います。 散らかった部屋を掃除して、大量のゴミが出たとします。確かに部屋は片づきましたが、ゴミは処分場で埋め立てられます。さて、最初と比べてどちらが「乱雑さ」が増えているでしょう? この答えは後者になります。いくら部屋を掃除しても、ゴミ処分場とあわせて考えれば、「乱雑さ」は増しているのです。 また、部屋はいくら掃除しても、こまめに掃除しないと自然に散らかっていきますよね?その逆、つまり散らかった部屋が自然に片づくことは絶対にありません。 エントロピーは大体こんな意味ですが(もちろん、もっと正確な定義はあります)、ここで生物の進化を見ていくと面白いことが分かります。 不思議なことに、生物は単純なものから複雑なものへと変化してきているのです。 これは一見、「エントロピーは常に増大する」に逆らっていそうなのですが、ここでもう一度先ほどの例を思い出してください。 先ほどの例では、「ゴミ処分場まで含めて考えれば」全体としては「乱雑さ」は増大していると書きました。今回の場合、ゴミ処分場に相当するのは「太陽系、あるいは宇宙全体」です。 つまり、生物が進化すればするほど、「全体としては」乱雑さは増しているのです。 さて、乱雑さが最高になったとき(先ほどの例で言えば、ゴミ処分場がゴミでいっぱいになったとき)には宇宙はいったいどうなるのでしょう? これは宇宙の「熱的死」と呼ばれ、一昔前はこれが宇宙の終焉と考えられていました(現在は少し事情が違います)。 しかし、やはり現在も「乱雑さ」は増大し続けています。皮肉なことに、生物が繁栄すればするほど、「乱雑さ」の増すスピードは増大するのです。 では、いったい生物は何のためにこんなことをしているのでしょう? この答えは、「悪あがき」だと考えていいと思います。つまり、放っておいても「乱雑さ」は増大するのだから、少々「乱雑さ」を増やしても、何か素晴らしいものを作れないかー。 この答えが「生命」だと考えていいのではないでしょうか。 言うまでもなく、「生きている」ということは素晴らしいことです。生命がなく、ただ死んでいくだけの宇宙より、少々寿命が縮んでも、「生命」が存在して死んでいく宇宙の方が素晴らしいと思いませんか? これが、「生命」の存在に対するわたしなりの回答です。 余談ですが、アインシュタイン=ローゼンの橋というものが利用できれば、他の宇宙に自由に行き来できるかもしれないそうです。そうなれば、永遠に生命が存続できるかもしれません。 その英知を、われわれ人類に期待するのもいいかもしれません。

zillah
質問者

お礼

回答をありがとうございました。複数にわたっていましたが、こちらだけで失礼させて頂きます。まずはお礼を。難しい内容ですが、噛み砕いて説明して頂けたのでのでかなり理解しやすかったです。(RNAのところは私には難しかったですが)DC1394さんの考えはすごいですね。色々な意見を読ませて頂きましたが本当に素直に関心しました。人類はたった一万年で環境問題を始めとする様々な問題に直面している…ですが寿命を縮めてまで悪あがきをしていると考えると納得できる部分もあります。…どちらにせよ私はまだまだ知らないことが多すぎだなぁと痛感しました。少しずつ考えていきたいです。 ありがとうございました。

その他の回答 (9)

noname#25358
noname#25358
回答No.9

 他の機会に、似たような分野の質問に答えたことがあります。  で、その際に回答者の方が『魂崇拝の欺瞞』という言葉を出した事がありました。(興味があれば参照URLを見てください)  哲学的で分かりづらい例え方かもしれませんが、この質問こそが人間のそういう部分に触れる質問なんじゃないかと思います。  #8の方の回答と重複しますが、人間は『全ての生命は目的を持って神に生まされているはず』という発想を持っています。  実際、そういうふうにでも考えなきゃやってられないですからね。人間は自然界で生きていくには、もはや頭がよくなりすぎて空回りしている状態なのですから。  ですが、そもそも生命とは、『自然の物理法則』という名の神が、自らの法則に従って作り出したもので、文字通り『自然発生的に生まれた』ものなわけです。  ですから、そこに勝手に目的を埋め込んでしまう行為自体が、人間の『魂崇拝の欺瞞』だと俺は思います。  『生命はただ無目的に、無秩序に生きている』というと、『無目的』『無秩序』という言葉に悪いイメージしか持たない人間が、勝手に『自然は悪いものではない』→『ならば秩序がなければならない』という、勝手な法則を当てはめているだけです。  つまり、『無秩序が悪で、秩序が善』という勝手なイメージを持っているだけなわけですね。  断じて、自然は無秩序だと俺は考えます。  遺伝子に『子孫を残す』という情報が書き込まれているのは事実ですが、それすら、実際には進化の過程で偶発的に手に入れた能力にすぎないと思っています。

参考URL:
http://okweb.jp/kotaeru.php3?q=835091
zillah
質問者

お礼

回答をありがとうございました。 まさか哲学的な立場からの発言が出るとは思わず、これにはホントに驚きました。魂崇拝の欺瞞…難しくて漠然としか理解は出来ませんでしたが、高度に発達しすぎてしまったがために理由づけをしなければ気がすまなくなった…というような感じでしょうか??…う~ん…難しいです。 ですが非常に興味深い内容でした。ありがとうございました。

回答No.8

「目的や理由があるはず」というのは、人間の理屈で考えた発想ではないですか。人間の行動や思考には目的や理由があるけれども、相手が動物だったり自然だったりすると、そんなものないだろうと思うんですが。わたしには単なる「現象」に見えます。

zillah
質問者

お礼

回答をありがとうございました。 自然や動物に思考や目的があるのかどうかはわかりませんが、確かに、私は事象に対する明確な答えを期待しすぎていたのだと思います。 ですが個人的には宇宙の意志を信じたいです。

回答No.7

子孫を残すことに意欲の無い生命は、残っていないだけです 子孫を残していった積み重ねが今現在です 私たちが考えてる以上に生命の積み重ねは多いだろうと推測できます

zillah
質問者

お礼

回答をありがとうございました。 子孫を残していった積み重ね……気が遠くなるくらい多そうですね。想像もつきません。そんな中で少しずつ変わっていって今の私達があるんですね。 …目的があるのではなく結果としてそうなった…ということですね。

  • DC1394
  • ベストアンサー率45% (90/200)
回答No.6

エネルギーを消費して活動し、自己の複製を行う。 少なくともこの2点が満たされなければ生物とはいえません。 おそらく、ただの物質から、いわゆる始原生物(RNAワールド以前の生物、RNAワールドについては下記URL参照)が偶然?生まれたときに自己の複製は既定路線となってしまったのでしょう。以前、科学雑誌のニュートンで、自分自身の鋳型を作るようになったとき、ただの物質は初めて「生物」となった、というような記事を読んだことがあります。 いずれにしても、生物の目的「子孫を残すこと」=「自己の(遺伝子の)複製」の意味を考えてもあまり意味はないのではないでしょうか。 始原生物がたまたま自分自身の複製を作れるような機構を備えていたため(そうでなければ生物とは呼べませんが)、それが現在までずっと続いていると考えればよいのではないでしょうか。

参考URL:
http://www.geocities.co.jp/WallStreet/3133/aslife.htm#before
  • nes_
  • ベストアンサー率25% (161/643)
回答No.5

>遺伝子にでも刻まれているのでしょうか そりゃ刻まれているんでしょうけれど、あなたの場合だと 結局、なぜ刻まれているのか、という質問になりますね? なぜ、なぜ、といっていくと、きりが無いです。 #1さんの発言で >太古の原始生物から人間まで一本の鎖が繋がっています。 という部分ですが、これは「宇宙の根っこ」にまで繋がる鎖だと思います。 さらに宇宙から以前を辿ろうとすれば、「神」に行きつかざるを得ない。 でも、「神」以前に行こうとすると、頭がおかしくなる(笑) だから「神」がある。 思考停止に聞こえるかもしれませんが、 科学的には説明不可能ではないでしょうか 神がいることも、いないことも含めて、ですね。

zillah
質問者

お礼

回答をありがとうございました。 nesさんの言うようになぜ、なぜと些細なことをついつい考えてしまいます。自分でも小学生みたいだなぁっと思いました…。本当にそうやって考えていくときりが無いですよね。 興味半分、視野を広げる目的もかねて少し生物学の本でも読もうかと思います。何の予備知識もなしに質問ばかりを重ねるのは失礼ですよね。…といいながら、新たな質問が出てきそうですが…。おすすめの本があれば紹介していただけませんか? 色々参考になる発言をありがとうございました。

  • norikunny
  • ベストアンサー率21% (256/1168)
回答No.4

>誰かが示し合わせたわけではないのに 神様がいると思います。 一般的な宗教の様な具体的に人間に啓示したり、怒ったりする神ではなく「宇宙の意志」みたいな存在があると思います。 でなけりゃ生命が古代の海で偶然発生するわけないと思います。(バラバラに分解した自動車を幼児に与えたら、たまたま元の自動車に組み上げた的な偶然だと) 最大の目的は進化して「宇宙の意志」に沿った生命体になる事でしょうね。 その最終形がなんなのかは分かりませんけど。

zillah
質問者

お礼

回答ありがとうございました。 生命の発生率はそんなに低いのですね。全然知りませんでした。そんな偶然で、どうして生命が誕生したのかホントに不思議です。何か、不思議な意志に背後から操られている感じがします。宇宙の意志…不思議な存在ですね。どんな物!?なのでしょうか。

  • protozoa
  • ベストアンサー率56% (9/16)
回答No.3

私見ですので、参考にはならないでしょうが。 以下、種レベルと種間相互作用の面で考察してみます。 私は、生物(種)には特定の目的はないと考えます。 地球の環境に適うカタチ(形状, 機能, 行動様式を含む)で、存在できるものは存在して、何らかの原因(偶然も含む)で存在できないものはやがて消えていく。それが、生物(種)ではないかと思います。 当然、種として存在しつづけるためには、「生き延びて子孫を残す」ことに貪欲であるという属性をもった方が、存在しつづける可能性が高くなるだろうと予想できます(現実は、それでも絶滅する種は多い(多かった)ようですけど)。 仮に、私のような淡白な種がいたとしたら、その種は即座に滅亡していることでしょう。 さて、本題の生物全体(種間相互作用)に目的があるかどうかです。 上記のように、私は生物(種)に目的はないと考えていますので、当然、種間相互作用にも目的はないと考えます(有利になる不利になるはあっても)。 たまに、ヒトという種を生み出すために、今までの生物の進化はあったと言う表現を目にすることがありますが、たかだか何百万年しか存在していない種が、何を偉そうにと思います(いつ絶滅するかも分からないのに)。 結論、目的がなければ、遺伝子など目的を決定する要素を考えないですむ。 上記、今ひとつ分かりにくいですが、種も種間相互作用もない生物の起源を考えなおすと何らかの回答が得られるかもしれません。

zillah
質問者

お礼

回答ありがとうございました。皆さんからの回答をみると目的はないというのが私の中でも答えになりそうです。種間相互作用というのが聞きなれない言葉なので、言葉どおりに解釈したのですが…よかったでしょうか?…中々ぴったりくる(種間相互作用の)例が思い浮かばず、その点だけは、私には少し難しかったです。ですが非常に参考になりました。ありがとうございます。

  • ceita
  • ベストアンサー率24% (304/1218)
回答No.2

目的というと感情や意思を汲み取ってしまいますが、 実際には単に 子孫を残すといった行動指標(目的)をもったものだけが、 生き残ってきただけです。 ・子孫が残せる能力のある生物 ・子孫を残せない生物 ・子孫を残す行動をする生物 ・子孫が残らない行動をする生物 どういった生物の子孫が残りますか? 子孫が残せない生物や、子孫を残す行動ができない生物は 淘汰されて絶滅してしまいますよね。 そのため子孫を残す行動が強く現れる生物だけが 残ったのです。

zillah
質問者

お礼

回答ありがとうございました。端的に、それでいてわかりやすい説明でとても納得できました。私は目的と聞いて、確かに集団の感情を想像していたように思います。この部分にひっかかって答えが出せなかったのだと思います。私の思考の障害になっているところを見抜き、さらに明解な回答をよせて頂きありがとうございました。

回答No.1

私も考えたことがあります。 「じゃあ子孫を残すのは何のため?」って思いました。生物は遺伝子の乗り物という言葉もあるように、主役は生物ではなくそれが持つ遺伝子なのでしょうか。ということは人間の人格なども遺伝子のオマケ程度なのか、とおもうとちょっと寂しいです。 遺伝子は鎖のように、世代間で繋がっているものです。一箇所でも切れるとそれから先は生まれません。太古の原始生物から人間まで一本の鎖が繋がっています。全ての生物が遺伝子を次代に伝えることを本能として持っている。これは偶然そうなったのか、誰かがそうしたのか? 答えになってませんね… ムー、なんだか私も良く分からなくなってきました。

zillah
質問者

お礼

回答ありがとうございました。生物は遺伝子の乗り物…私は初めて聞いた言葉なのですが、私達の思考が遺伝子のおまけだったら…ホントに寂しいですね。…寂しいというかむなしいというか…。 一本の鎖が人間から原始生物までつないでいるというのはとっても壮大な気がします。考えはじめるとわけがわからなくなるくらい…。地球は広いんだなぁ、と馬鹿な考えしかうかばないくらいです。

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