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台湾で高砂族のことを学ぶには?

 台湾に住む「高砂族」という原住民は特段の政体を持たないアナーキーでありながら、高度な文明水準を保持していたと聞きました。(いまの日本は、まるで滅び行く国のように地域社会の理念も国家理念も築く力が衰えていますが、「高砂族」は市民社会の理念を備えていた! らしい。)  そこで台湾に行ってその生活文化の片鱗に触れてみたいようと思います。  こういう目的を持つ場合、台湾での見所を教えて戴きたいのですが…。 (いちおう九族文化村をターゲットにしているのですが、その他のオススメはないでしょうか?)

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noname#14222
noname#14222
回答No.1

九族文化村ではいちおうひととおりの知識は得られるかも知れませんが、あくまで観光客向けに変形されたものだと聞いたことがあります。 もし、より正確な知識を得たいならば、実際に先住民が生活している地域に行ってみるのをお勧めします。 たとえば台東市郊外や、蘭嶼島などです。 ちなみに、「高砂族」というのは、植民地時代の日本政府が台湾先住民族のことをひとまとめにしてこう呼んだ言葉だそうです。実際にこういう名の民族がいるわけではなく、「ヤミ族」「アミ族」「タイヤル族」など小さな民族社会がたくさんあります。 台湾の公用語「国語」では「原住民」(ユエンジュウミン)「山地人」(シャンディレン)と言ったりもしますが、これも同じく、彼らの民族的アイデンティティを尊重した呼び方ではありません。 直接彼らと話したり、専門家に話を聞く場合には「高砂族」などの言葉は避け、彼ら自身が名乗る民族名を使ったほうが、より詳しく教えてくれるのではないでしょうか。

gogojinsei
質問者

お礼

納得情報ありがとうございました。 お礼まで間が空きましたが、この間、本回答を胸に九族文化村を訪ねてきました(残念ながら台東市郊外や蘭嶼島への時間はとれなかった)。 朝9時30分ごろから15時まで滞在すれば十分と踏んでいたのですが、民族文化をベースにしたアミューズメント観劇と博物館的な復元家屋を見て歩くのには時間不足でした。とりわけバス停まで服務台案内嬢がバイクの尻に乗せて送ってくれたので、高砂族のハートに感激して帰国しました。皆さんへのオススメスポットです。

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