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芸術は他人に教わってはいけないのですか?
「音楽はゲイジュツなんだから人に聞くのは間違い。自力で解決できないなら本当にセンスがないということでしょうから、きれいさっぱりあきらめましょう。」と言われたのですが、芸術は他人に教わってはいけないのでしょうか? なぜセンスのない人は曲を作ってはいけないのですか?教えてください。 また、センスってなんなんですか? センスがあって芸術やってる人って例えば誰がいますか? 正直、意味がわからなかったので質問しました。
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芸術は「芸の術(すべ)」、つまり芸事の方法という意味です。人を喜ばしたり楽しませたり、ということ。「やる気」が一番です。基本的に、芸は「人から盗み取るもの」です。それは、お笑いでも音楽でも変わりません。人のを見て、何を感じるか、自分に取り入れたい技があるとか、広く知る、ということ。自分流に限界を感じたら、人に聞くのもありです。芸事は師匠と弟子という師弟関係を取って、人から人へ伝えるのが基本です。音大に行くのもそう、楽器の先生に付くのもそうです。 僕は、ポップスの作曲家をしていた時期がありますが、作曲は、作曲の仕方の本を読んで、独学で通用しました。しかし、クラシックでやっていくとなると、やはり専門的な教育を受けないと無理です。要するに、「何をやるか」によって、教わるか、自己流でやっていくかは決まってくると思います。
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- kyo-mogu
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基本的な事は教わっても良いでしょうけど、オリジナリティを出す場合は教わって備わる物では無いです。プロの方はそのあたりの苦しみを味わっています。 センスは感覚として、大衆に受けるもの。個性的だけど将来に対する感覚とかでしょうか。 プロと呼ばれる人達がセンスがあるから人気があり成功しています。それとあなたの感覚を他人が評価出来るかどうかで、有名な方などが評価することでセンスがあると認知されます。それによって多くの人に紹介されて受け入れてくれる状態を生み出します。 芸術は自分と他人が合うかどうかです。その感覚は人それぞれで、人脈なども含めて分かってくれる人を見つけ出せるかが大事です。まぁ、時代背景とかもあり、死後に認められるなどもありますね。 私の好きな画家さんの講演会に行くこともありますが、私たちとちょっと違う感覚をもっています。普段見逃すような事を見逃さないなどですね。他にも妥協しないなどもあります。この感覚は教わっていても無理な人は無理ですからね。
- gldfish
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「ゲイジュツなんだから」ではなくて、クリエイティブなものはなんでもそうだと思います。 「人が人に教えられる範囲内」でしか出来ないのは、それは「クリエイティブ」ではないです。クリエイティブとは「創造的」という訳からも、本来「無いもの(価値や発想や物質)を生み出す」力であり、そんなことはどうやっても人から教えられる訳がない。「既にあるもの」だからこそ、教えられる訳だから。 で、「芸術」というものは本来、この「クリエイティビティ」というものが不可欠なものだと思います。人から「芸術」と呼ばれることのある世の全てのものがそうだと言うのではなく、理想論ですけど。 音楽も詩も美術も・・・決して芸術なんかではありません。そこに、先に述べた「クリエイティビティ」や「高い精神性」が備わって、「芸術」と呼べるようなものになるのです。(それは本人が「芸術」を作ろうとしてそうなるというよりも、結果論です。) ですから、一人前に「クラシック」などという扱いのジャンルの音楽でも、とても芸術と呼べないようなものはたくさんありますし、逆に、とても大衆的なジャンル・・・漫画や映画やポップミュージックなんかの中にも、芸術と呼ぶまでの価値のものはあると思います。それらは現段階では大衆から「大衆娯楽」という枠にはめられているせいで、なかなか「芸術」といった観点で意識されにくいだけ。 現に、歌舞伎だってモーツァルトだって、元はとても俗っぽいただの大衆娯楽たったのです。(この2つに関しては、今でもその名残は多分にあるのではないかと。)ヨーロッパでは宗教から生まれた古い音楽・美術・建築等が今は「芸術」と評価されていることが多いですが、これらの多くも単に「当時もっとも庶民の生活に根ざしたもの」であったというだけで、元は「高尚」でも「芸術」でもなんでもないのです。「芸術」扱いされるようになったのは、そういった表現が無くなってしまった今だからこそ、「芸術」という概念が強く意識されるようになった今だからこそです。 で、その「芸術は、人に聞くのは間違い」という言いぶんと被りますが、結局「センス」というものを自分の力で判断できるのが「センス」だと思うので、「センスってなんなんですか?」って聞いている時点で、センス無いんだと思います・・・厳しいですが理論的に考えて。 ただ、上でも述べましたが、センスはなくても音楽を作ることは出来ると思います。 「作」ってさえいれば、skyflyhikanさんなりの「センス」「芸術」の答えがもしかしたら見つけられるかもしれませんし、見つけられないかもしれません。 まぁ、クリエイティブなことをしている人達はみんな、最初はそんなものだと思います。「センス」を持てるかどうかは、「作る」ことを追求し続けられるか、それともしないか(しなければ確実に今のまま)、まずはその違いです。
- a-matuki
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こんにちは。 前後の会話がわからないので、それを言った方の意図がわからないですが 読んだままの見解としては 「作曲(または作品)制作するのに人に教わる(真似をする)ならそれはただの 真似でしかない」 ということかな? 何かを生み出すことのできる人って、人にその作品を通じて何かを伝えようと していることが多いと思うのですが、その「伝えたい何か」自体は人に教えて もらうことではない、という意味なのかなと思いました。 センスというのは「伝えたい何か」が自分の中にあって、それをどう表現して いくか?というものなのではないかと思います。 単純に商品(儲けたいなど)としての作品とは違うということかなと。 ただ、どのように作る(工程)、などの教えを乞うことはありだと思いますし 師弟なんてものもあるわけなので、「教えてもらわなければならない人が芸術 作品を作るなんてもってのほか」というのとも違うかと思います。 私は芸術家でもないし、そういったセンスを持ち合わせてはいないので単なる 個人的な見解でしかありませんが、センスがないから作曲してはいけない、と いうことではないと思いますよ。
- dogday
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それ誰に言われたの? センスのあるゲイジュツ家は、他人のセンスに頼らないから、そんなこと言わないと思うけど。 センスもない、ゲイジュツ家でもない人なら、根拠の無い話。 そして、言われた意味がわからないなら、他人に聞いたところで、他人の話が理解できないので、自分の勉強不足or認識不足。 他人に教わるor聞くレベルにすら達していません。 あいまいにでも自分の理論を持った曲じゃないと、他人に発表できる曲ではありません。 未発表の曲に著作権はなく、権利がない=作曲していないのと同じ。
補足
ここでで質問した時に言われました
お礼
クラシックにはより専門的なことを、ポップスはそれよりも少し簡単ではありますが知識や経験が必要なのですね。 大体、無から有を生み出すのは人間には無理だし、生み出してると思ってる人の殆どが気付かずに自分が良いと思ったことに少なからず影響を受けていると思います。 だから今回の質問のようなことを言われた時には「?」と思い質問させていただきました。 まさに経験したからこそ言えるであろう意見だったのでBAにさせていただきました。 自分のオリジナリティは結局そんな先人たちのオリジナリティを自分なりに変換したものに過ぎないんですよね。