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ステレオミニプラグの規格、接触不良について質問
- ステレオミニプラグの規格についてのご意見をいただきたいです。
- ステレオミニプラグのアース浮き接触不良について悩んでいます。
- JISとEIAJ以外にも他の規格があるのでしょうか?
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再び、iBook-2001です♪ お礼欄からの書き込み、ありがとう御座います。 『規格が無いステレオミニ、、、うんぬん』 一概に言い切るのは、間違いでしょう。 あくまで、「厳密な規格が無いまま、一般普及して、その後に一定の規格が作られた」というのが正解です。 今では、後付けの一定の規格が存在しますね。 もっともっと詳しい事情の部分は、大先輩のJohn_Papa様が解説くださっています。 同時に、端子形状だけの規格で、実際にどのような接続にするか、どのような信号を扱うかは、別問題です。 ちなみに、私のハンドルネームにしている、2000年頃のApple製ノート型こんピューター(これを当時はiBookと呼称していました。)では、イヤホン端子に通常のステレオミニでイヤホンやヘッドホンが、専用の4極端子で赤白黄色の、アナログコンポジットの映像&音声、先端チップに光ファイバーレンズを用いたデジタル光ケーブルを用いると、デジタルオーディオ光信号が得られる、という複合端子でしたよ。 (このあたりは、現在の後継機器、MacBookシリーズも、多少機能変更はしていますが、ステレオミニジャックに多数の複合機能を持たせています。) 標準サイズとか、モノラルのミニだと、大元の厳格な規格に縛られ、多用性の在る複合機能は盛り込めません。 このあたりが、ミニの多極構造では各社の独自規格と機能性を盛り込める、という部分でしょう。 あと、XLR端子(アメリカのキャノン社の規格なので、古い人はキャノン端子とも呼びます)の場合も、2極から5極や7極等、多数接点の規格とか、サイズ的なバリエーションも在りますが、どの端子にどういう信号を振り分けるかは、根本的に自由です。 現実的に、3極構造の端子がオーディオ系で多用されますが、3極のうち、ピンが少し長い部分をアースにする、というのは理にかなった方法で常識的でしたが、残りの2極、ドッチを信号のプラス側/マイナス側に振り分けるかは、国や機器のメーカー等でバラバラだった時代が在ります。 こちtらも、普及してからかなり年月が経過した後で、端子の極性を規定した規格が発表されました。 しかし、商業施設や公的施設で、既に設備機器が設置されて、ソレを使い続けている、という環境では、後から規格とした極性と逆接続を前提とした部分が有るので、今でも2番端子、3番端子のドッチがプラス側、HOTかを明確に表示するのが業務機器の常識、スタンダードですね。 RCA,通称ピン端子は、RCA社、ラジオ コーポレーション オブ アメリカの、自社製品の接続端子とした物で、それが一般化したのです。 フォン端子もこのような誕生ですし、ドイツで利用されたDIN端子、今はほぼ使われませんが、カーオーディオのサイズ等では今でも1DINとか2DIN,1.5DINなんて言うのが普通に使われます。 独自規格が元でも、それが普及し一般化すれば、デファクトスタンダードとして多用されます。 独自規格に対する応用範囲は、この意味では規格外だった物が、ほぼ一般化されたため、一定のルールを決めよう、っていうのが、今の規格制定の中には非常に多く存在しています。 どちらかといえば、ドイツのDIN規格のように厳密に規定しよう、という日本版がJISで、EIAJとかIEEEなどは自発的に企画を作ると言うよりも反乱している環境を整えよう、という規格制定の方向が弱冠強いように思われます(あくまで、個人的感想です、本当の事情等はJohn_Papa様等、大先輩からの助言を信じて下さいねぇ。) JISやJASという規定は厳し過ぎて、一部の実用面の製品では少々困ってしまうケースもあるのですが、実質的に、旧ドイツのDIN規格のように、非常に厳密に規定されているので、実働状態でのスピーカー測定等では、旧JISの測定基準をEU圏では高く評価し、コレに準じた測定結果をスペック表記する、と言うケースも在るそうです。 (まぁ、単位系をmなど、国際基準に早く変更出来たジパングならの規格条件だった、という事もあるのでしょう。フォン端子、RCA端子等はいまだにインチ系のサイズで考えてますし、、でも、これもデファクトスタンダード、パソコンやオーディオ機器はアメリカ系のインチサイズが基準です。テレビのkが面サイズもスピーカーの口径も、、みな基準はインチサイズですものね。) 今夜も呑み会が在って、早く帰って来ました(今夜は自転車で) だけど、いつも通り、この時間帯はヨッパなので、無駄話が多く、申し訳在りません。
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- John_Papa
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No.2です。 あは、やっちゃった。ごめんなさい主題からは外れた箇所ですが、ベル社の年代が100年ずれてました。
- John_Papa
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こんにちは。 端子の規格に付いてよく調べられていますね。私など近年、JIS規格など覗いていませんね。 6.3mm(4分の1インチ)径の標準プラグは、1976年に世界初の電話を実用化したアメリカのベル社の電話交換機用の独自規格でしたが、多くの企業が模倣するものとなりました。 後に、アメリカのElectronic Industries Alliance(電子工業会)がEIA-453として規格化してます。 EIAJはEIAを真似た日本の民間団体ですが、2000年よりJEITA(電子情報技術産業協会)に統合されています。 この他に、ISO(International Organization for Standardization 国際標準化機構)規格があります。例えば日本で流通する現在殆どのネジ類はISOが主流です。 JISは戦前から続く日本政府の定める規格。EIAやISOとJISの食い違いで大変悩まされた経験があります。 この他にも、NHK独自のBTS規格がありますが、一般音響には無縁でしょうね。私も最近全くBTSについてチェックしていません。 生産物流ともグローバルな時代ですので、一国内の規格で製品を縛っていては国際競争力にブレーキをかけてしまいますが、日本は規格天国ですね。 EIAが事実上国際規格みたいなものですが、寸法が英語圏でしか使われないインチなので、より多くの国で使われているメートル単位の規格を決めるのがISOということでしょう。 3.5mmミニプラグは、日本のSONYが1979年発売のウォークマン用に開発したもので、これも後にEIA-453に収められました。ほかにも標準化されないプラグも作ったようです。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BD%E3%83%8B%E3%83%BC#.E7.8B.AC.E8.87.AA.E8.A6.8F.E6.A0.BC.E3.81.B8.E3.81.AE.E3.81.93.E3.81.A0.E3.82.8F.E3.82.8A 他社製品との差別化で独自規格で勝負して、それが大ヒットしてスタンダードな規格になると旨みが沢山有るのでしょう。規格に従うということは後追い製品という証明でもありますからね。 なお、規格は端子の形状を決めるもので、その利用法まで決めるものではありません。特に4局プラグは、 機器の製造メーカーによって端子の役割が異なっています。 一例、 http://yasutada.wordpress.com/2011/06/12/xperia%E3%81%A8iphone%EF%BC%88%E3%82%92%E5%90%AB%E3%82%80%E5%A4%A7%E9%83%A8%E5%88%86%E3%81%AE%E3%82%B9%E3%83%9E%E3%83%BC%E3%83%88%E3%83%95%E3%82%A9%E3%83%B3%EF%BC%89%E3%81%AE4%E6%A5%B5%E3%83%97/ 4局プラグでアース浮きが疑われるのなら、端子の配列を確認する必要があるのではないでしょうか。
お礼
端子の歴史が良く分かりました。 ISOネジに変わったのは良く覚えています。 6.3mm標準プラグがベル社とは知りませんでした。 規格と言うのは後追いなのですね。 詳細な説明をありがとうございます。
- iBook 2001(@iBook-2001)
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はじめまして♪ 接触不良は、プラグ側の問題と言うより、ジャック側の接触端子、バネ的な力が、あるいは接点の劣化などが問題なのででは、と思われます。 フォン端子の、ミニタイプでは3極以上のものは、本来の開発メーカー側の規格仕様が無いまま、一般利用されましたので、後付けの規格は基準値として、コレを外れた場合の利用制限力を持っていません。 このため、誤差範囲の部分でも、たまにはソレを超えた物等で、運が悪ければ正しい接触が出来ない場合も在る事は事実ですが、接触不良の大半は、ジャック側が外的応力によって接点のバネ性が変化し、接触不良を起す、と言う状況でしょう。 4極は、端子形状に対してだけ、一応の規格が在るのですが、どの電極をどの接続に使うか、という極性範囲のスタンダード(規格以前の部分)ですら混沌としているので、先端チップ、第一リング、第二リング、常識的にアースにするスレーブ、根元のシールドと言う部分、どのように扱うかは機器によっての独自性が在ります。 小さくて多極構造の物程、実はメカ的に、想定しない横からの力等に弱いので、ミニプラグ、ミニミニプラグなどは、接触不良などのトラブルが出やすいのはとても残念ですね。 (だから、デジタル系や本来の通信系は、角形形状端子を採用し、基本的に接点に加わる力の方向が、接点部ではる程度一定に成る、という端子形状を用いてますね。) 我家には、昔のコンピューターで、キーボードが本体との接続に「ステレオミニ」という物がまだ残っています、動いていた当時は、イヤホンの延長ケーブルで、キーボードを本体から5m、さらにキーボード操作でテレビのチャンネルや音量も変えられた、リモコンのような環境で使っていた。っていう昔の話も在ります。こいつも接触不良で、キーボードが反応しなく成る、という状況は、何度もアリ、ジャックをパーツ交換して、何度か回復させた事は、もう懐かしい子供の頃の思い出ですねぇ。 (使えないなら、処分すれば良いのかもしれませんが、なぜか捨てられずに残っています、笑) 元々の、フォン端子を考案したAT&Tでは、標準サイズのモノラル(ST)フォン端子と、今ではステレオに使われるバランス伝送のSRT、モノラルのミニ(ST)が考案され、ソレ以降は特殊な専用としてバリエーション範囲だったので、AT&T社の厳格な規格が無いまま、ミニサイズのフォン端子でステレオ運用、という物が一般化、後にAT&T社が延元を持たない、そもそも企業解体したので、一般化した「ステレオミニ」という端子を、一応安全に使えるように、規格を作ろう、って事で、後付けの規格が出来たのです。 規格制定以前の厳格な規定が無かったのと、既に広く流通している現状から、、、と言う規格なので、一部の言い方として「そもそも、規格が無いステレオミニ端子」という表現も出ています。 (私も、時々こういう表現をします。) 逆に、厳密に規制されていないため、ミニフォンサイズの3極以外に、4極、5極言った専用端子の機器が生まれたのですね。 なお、一般に3.5mmがミニサイズ、2.5mmはミニミニ、さらに細いプラグで、マイクロとかマイクロミニって言う物が存在します(互換性はほぼ無い。。。) せめて、互換性がある程度得られる部分は、2極接点端子(おおむね、この範囲ならサイズの違いだけ)、と言う範囲ですね。 まぁ、こんな物ですよぉ。
お礼
詳しい説明をありがとうございます。 接触不良は、形状よりも表面処理、汚れ、接点劣化の方が影響が多いのですね。これが主原因のように思ってきました。 久しぶりにベースギターをいじったら6.3mmホーンプラグでバネが強くて接触に強いのに接触が悪かったのですが、回したりすると直りました。錆だったかも。表面が大事とは実感します。 ステレオミニプラグでは不思議に感じていませんでしたが、今回初めて経験したものですから疑問に思ったしだいです。 ホーンプラグやRCAプラグはオスがカバーされていないのでオスがカバーされてメスみたいな形のキャノンプラグよりも不利だからかも知れませんね。 規格が無いステレオミニプラグという表現で間違いないのですね。 互換性がある程度得られる部分は、2極接点端子(おおむね、この範囲ならサイズの違いだけ)、と言うことですね。 ありがとうございました。
お礼
規格が後追いであること、使い方が各社まちまちであること、歴史も面白く読ませて頂きました。 ありがとうございました。