- ベストアンサー
リチャードソン定数とは?タングステンフィラメントからの熱電子放出量を算出する方法
- リチャードソン定数とは、タングステンフィラメントからの熱電子放出量を算出するために用いられる定数です。
- リチャードソン・ダッシュマンの式は、熱電子放出量を計算する際に使用されます。
- 使用しているリチャードソン定数の単位(cmとm)の違いについて解説します。
- みんなの回答 (3)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
WikipediaのRechardson constの説明に拠れば、 通常Aで表すリチャードソン定数は、正確にはλ A0と補正係数λを付けて表すとのことです。 λは金属固有で0.5程度で、A0は1.2E06[A・m^-2・K^-2]です。 60.2[A・cm^-2・K^-2]= 0.6E6[A・m^-2・K^-2]は、この0.5を含んだ値と思われます。
その他の回答 (2)
- アウストラロ ピテクス(@ngkdddjkk)
- ベストアンサー率21% (283/1290)
大学演習 熱学・統計力学のp.387には、リチャードソンダッシュマンの式の導出が「この問題は本質的には平衡問題ではないが・・・」というのが係数をかける理由になっていると考えられます。 http://www.amazon.co.jp/%E5%A4%A7%E5%AD%A6%E6%BC%94%E7%BF%92-%E7%86%B1%E5%AD%A6%E3%83%BB%E7%B5%B1%E8%A8%88%E5%8A%9B%E5%AD%A6-%E4%B9%85%E4%BF%9D-%E4%BA%AE%E4%BA%94/dp/4785380322
お礼
情報ありがとう御座います。 「平衡問題ではない」のですか。 如何せん、それがどういう意味を持つかがまだ理解できませんが。 色々文献を読んでみます。
- trytobe
- ベストアンサー率36% (3457/9591)
どちらの質問においても、タングステンでの値を定数として用いているようですが、おそらくは実測値から得られた値のために、出典となる文献によってバラツキがある、ということではないでしょうか。 [Q&A] 熱電子放出能力値について 【OKWave】 http://okwave.jp/qa/q152915.html [Q&A] フィラメントからの放出電子の数を求めたい 【OKWave】 http://okwave.jp/qa/q6221045.html ↑ 真空管の動作原理を詳しく解説した書籍(http://www.pmillett.com/tubebooks/Books/chaffee.pdf)から引用 その他の文献を、以下のように捜して、一番新しいものを採用するなどするしかないかと思います。 Richardson-Dushman Tungsten Richardson constant - Google 検索 http://www.google.co.jp/search?q=Richardson-Dushman+Tungsten+%22Richardson+constant%22
お礼
ご回答ありがとう御座います。 倍の差と言うのはバラツキにしては大きすぎると思うのですが。 地道に文献を当たってみることにします。
お礼
ご回答ありがとう御座います。 英語も苦手なのですが、なるほど、0.5が掛かっていますね。 がんばって読んでみます。 もうしばらく閉じずにおきます。 追加のアドバイスがあればよろしくお願いします。 これを読んだ他の方にもよろしくお願いします。