long型 ＃が付く場合とつかない場合の違い

質問

Sub test()
Dim i As Long
i = 2000000000
i = 3000000000#
End Sub

こうすると、2000000000が末尾にシャープはつかないのに、
3000000000だとシャープが付きます。

なぜですか？

回答No.2

nishi6 · ベストアンサー

長整数型(Long)は4バイト（32ビット）で、表せる数値の範囲は、
-2^31～2^31-1 ＝ -2,147,483,648～2,147,483,647 です。

まず、「#」はDouble(倍精度浮動小数点型)を表す型宣言文字です。
定数に「#」が付いて、VBEはDouble型と解釈しています。

ここで、下のように「Option Explicit」を無効にして、
・「test1」を行うと、変数iはLong型の宣言をしていますが、Double型の数値を代入しているのでオーバーフローします。
・「test3」のように「Dim文を無効にする」とLong型からDouble型に自動的に変わります。

型宣言文字は昔からありますが、今では、「Double型ですよ」と教えてくれている程度に捉えています。「Option Explicit」は必ず有効にしています。

'Option Explicit

Sub test()
　　Dim i As Long
　　i = 2147483647
　　　　MsgBox TypeName(i) '→ Long
End Sub

Sub test1()
　　Dim i As Long
　　i = 2147483648#
　　　　MsgBox TypeName(i) '→ オーバーフロー
End Sub

Sub test2()
　　'Dim i As Long
　　i = 2147483647
　　　　MsgBox TypeName(i) '→ Long
End Sub

Sub test3()
　　'Dim i As Long
　　i = 2147483647
　　　　MsgBox TypeName(i) '→ Long
　　i = 2147483648#
　　　　MsgBox TypeName(i) '→ Double
End Sub

お礼

回答頂きありがとうございました。

回答No.1

yaritsusozai

long型の記憶領域のサイズは4バイトなので、-2,147,483,648から2,147,483,647までが有効範囲です。

試しに、
i=2147483647
i=2147483648
と記述して、違いを確認してみてください。

お礼

回答頂きありがとうございました。