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白金の電極と触媒としての性質について質問です。

白金は、電極や触媒としてよく用いていますよね。 そこで質問なのですが、白金電極と白金触媒に明確な違いってあるんですか? たとえば、過酸化水素の合成を白金電極を用いた硫酸の電気分解で行う実験をしたとします。 過酸化水素は、陽極側で生成します。ここで、過酸化水素が電極に用いている白金により触媒されて、電解中に分解されてしまうことなんてあるのでしょうか?または、分解反応が促進されてしまうことなんでありますか? 加えて、もし過酸化水素が分解されてしまうなら、過酸化水素の生成実験なのにそれを分解してしまう白金を用いてもよいのでしょうか?

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回答No.1

お答えと関係ない事を書きますから無視して下さって構いません。 白金電極:マクロです。 金属の白金は酸にも塩基(水に溶かせばアルカリ)にも強く、熱にも強い、フッ化水素酸なんか屁でもない。 だから、白金を使っておけば、何が起きても白金の関与は「最後の最後」まで無視出来る。 白金触媒:ミクロです。 白金触媒は「基質」と、水素との反応には最適、白金は原子が数個から数十個集まったクラスターに分けて使います。分散媒は色々あり得ますがよく使われるのが、炭素、早い話活性炭粉末。白金酸を還元して担体(分散媒)の上におおよそ均一に分散させます。この状態の白金は非常に水素分子と「相性が良い」つまりH-H間が切れ易い、だから「接触還元」など室温、一気圧で充分。特に二重結合の飽和などはお手の物。 面倒な話し:白金は水素と親和性が高すぎて、原子状になった水素が金属白金を「透過」する。水素の純化に使います。 最初はこの組み合わせは特殊だと考えられていたが、そのうち他の組み合わせでも、速度は低いが日常的に認められる、事が分ってきた。もうほとんど「デタラメ」状態。 現在の事情は知りません、初期にはスピルオーバーと呼ばれていました、今ローマ字変換をして「すぴる」まで入れたら出たから、普通の言葉になったのでしょう。 で、何が言いたいか、 「水素と白金」の組み合わせは非常に面倒なので、本一冊(十冊?)ぐらいの話題があります。 真面目に考えるなら、まずググって、専門書を一冊買い、完全に理解してから、先へ進みましょう、落ちがあると「馬鹿にされます」

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