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ランチェスターの法則をわかり易く説明ください

ランチェスターの法則をA部隊B部隊それぞれ100名いるというたとえ話で説明をお願いします。

質問者が選んだベストアンサー

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  • hue2011
  • ベストアンサー率38% (2801/7249)
回答No.2

もともと戦争をするときの戦略として研究されたものです。 AとBの2つの軍隊が戦うとき、条件として銃だけをもっているとします。 双方おなじ程度の武器の能力で、もし片方が何もしないでいれば相手に全滅させられるかもしらない。 だったら同じ能力かというと、もちろん戦闘能力に差はあるだろう。(ここが重要なところ) 作戦をたてたとき、相手の陣営の中の情報はわからない。つまりスパイはいない。 ある時点でどちらがどう生存しているかの情報はない。 というような前提で考えるのが第一法則です。 数学はともかく、誰が考えたって、戦闘能力の優れたほうが勝ちます。 これがランチェスターの第一法則で、素人からいったら当たりまえです。 いいですか、軍隊や武器の能力が有効だといっているのです。 ここで、前提条件をちょっと見直してみましょうか。 戦闘中に残存部隊は相手がいる場所の情報を得られるとしましょう。 双眼鏡があってもある程度できますし、レーダーがあったらもっと役立ちますね。 敵がいる場所だけに射撃を行う。 ここで第二法則。こういうことです。その条件が付け加わるのであれば、 戦闘能力ではなく、生き残っている人数が二乗の重みで優勢が決まります。 人数が生き残りを決めるのです。 簡単に簡単に解釈するとこういうことです。 情報のないところで勝負をしようとすれば戦闘能力次第である。 情報を取ることができたら、人数が勝敗を決める。 この法則ふたつはスーパーマーケット理論とつながります。 よく言われるのは、敷地面積が広い店が勝つということですが、前提としてPOSを使って販売分析ができていることと言うことになります。 さて、自分側の能力を高めるというのと、チームワークを考えるどちらでも自分の勝ちにつながりますが、相手にダメージを与えるのは、当然ですが第一法則です。 兵器が高性能でありそれに熟練することが重要です。対抗業者全滅させるという戦略は第一法則からきます。 競合している同業他社が複数あり、必ずしも単純な勝ち作戦をとれないなら、何かの特殊戦術があったら状況は変わります。 ところで、戦争をするのにむやみに誰を相手にしてもやるということはありませんね。 勝てるか危ないかを判断し、敵を選びます。そのとき、ランチェスター法則的な判断で宣戦布告を決めていますよ。 敵がいない市場に出ていったら、最初から勝っています。相手が自分と同じ武器をもっていなければ。 ランチェスター法則でもう一度考えてみます。 第二法則は、資本金があり大きな会社であれば思い切り有効です。 イオンやヨーカドーが地方に出店したら独り勝ちになるのが当然です。 第二法則は「ブランディング」と近いところにいます。 これに対抗する地元の小さい業者はどうするか。地元でなければ提供できないサービスで対抗するしかないでしょう。 これ、第一法則です。同じ武器で戦わないのです。 第一法則だけで独立して勝ちたいならどうか。 誰もやっていないこと、やれないことをすればいいわけです。 古くて汚い、古書店以外誰もが嫌がる古い本を汚れた縁を裁断し、製本しなおしてきれいにした上100円で売るということをしたらそんなことは誰もやってません。 そこでブックオフというのが唯一市場を得られたのです。 ランチェスターの第一法則は「ニッチ市場」という考えと近いことです。 以上、全く数式を使わないで実例をいれて説明してみました。 なお、蛇足も蛇足ですが、これを専門としている人で有名な人がいますね。 日本を滅ぼす首相といわれた鳩山さんです。 ランチェスターの法則をどう適用するかよくわかってなかったと思いますね。

fukema
質問者

お礼

とても詳しくありがとうございました。 大変参考になりました。

その他の回答 (1)

  • trajaa
  • ベストアンサー率22% (2662/11921)
回答No.1

二つの法則というか、前提条件があってそのどちらを採用するのかによって結果は劇的に変化するが・・・・ どっち?

fukema
質問者

お礼

ありがとうございました。

fukema
質問者

補足

私の説明が頓珍漢で申し訳ございません。 Trajaaさんのご説明で是非ともお願いします。 小学生がわかるような文章でお願いします。

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