アルミ合金鋳物の低サイクル疲労について
現在設計している部品(アルミ鋳物)の疲労強度を検討する際に、色々文献等を見ていますが、その中で設計中の部品の使用環境が高温⇔常温の繰り返し+機械的な引張りを受ける為、低サイクル熱疲労試験にたどりつきました。そこでこの試験について教えて頂きたいのですが、低サイクル疲労試験は塑性域に達する歪を与える試験ですが、実際に製品を設計する際は塑性域まで使用されないように設計すると思うのですが、この低サイクル疲労試験というのはどういった意味合いを持つ試験なのでしょうか?私の認識が間違っていたら申し訳ありませんが、アドバイスをお願いいたします。
みなさん、アドバイスありがとうございます。
ご指摘の資料等を読ませていただきました。
私なりの考え(文献抜粋)ですが、低サイクル疲労の意義は元々製品には何かしらの欠陥があって(特に鋳造品は)、金属疲労はこのような欠陥等から微視的な亀裂が成長して破壊するため、高サイクル疲労の場合、亀裂先端領域は応力集中により塑性変形しており、この状態を試験片全体に再現して調べることで、疲労過程の様相を明らかにしている。つまりは、欠陥がある場合を想定して早く結果を出す試験ですかね?この試験結果だけで材料の良し悪しを判断はできないと思いますが、1つの判断材料ということですかね。
もっと勉強します。
補足
わかりました、ありがとうございます。ということは、応力振幅は静的試験には関係ないということなのでしょうか?