扇子と扇の違いについて

このQ&Aのポイント
  • 扇子とは、涼を取るための持ち運びに便利な道具であり、また礼用や舞踊にも使われる具である。
  • 一方、扇は風を起こして涼を取るための具であり、また扇子を指しても使われることもある。
  • 商品名や言葉の使い方には細かい違いがあるが、要は扇子と扇は同じようなものである。
回答を見る
  • ベストアンサー

扇子と扇の違いについて

このくらいの時期から皆が使い始める涼を取る持ち運びに便利な道具「扇子」。 俺もこの前ダイソーで買いましたw それでさっきふと思ったのですが、「扇」ともいいますよね?違いが気になって検索したのですがしっくり来ず、スマフォに入ってる「広辞苑」で調べたら、 扇 扇いで風を起こして涼を取る具。 また、礼用や舞踊の具とする。 となっていて一方の「扇子」は、 扇子 おうぎ。 とだけ書いてありました(^_^;) (俺:あれ?そんだけ・・・?) 要は[扇子=扇]で良いのでしょうか? でもダイソーで買ったレシート見ても商品名は「扇子」と成ってるし・・・。 実際の所どうなのでしょうか? スッキリ出来る回答待ってます!! よろしくお願いしますm(_ _)m

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
noname#195146
noname#195146
回答No.2

 今は、扇と扇子は区別できないと考えたほうがよいです。語源を辿ると、昔々はいろいろ違いがあったようです。  語源的なことは、はっきりとはしていませんが、おおよそは次のようなことだったと思われます。  日本語の「あおぐ」が漢字の「扇」に当てられ、「おうぎ」と音変化し、手で持って振り、風を送る道具を指すようになりました。道具としては古代中国由来の「団扇(うちわ)」も「扇」でした。それを普段はコンパクトにできるようにしたのが、今の扇・扇子です。  手で扇ぐ「扇」のうち、固定型の「団扇」に対して区別するのに、折り畳み式を「扇子」と呼ぶようになりました。扇が手で振って風を起こす道具一般を意味できたのに対し、扇子は折り畳み式のみを意味していたわけです。その扇子を、今度は中国が名前をそのままに取り入れるようになりました。  その後、言葉がいろいろ変化するうちに、「扇」と言えば「団扇」を含めず、折り畳み式の「扇子」のみを指すようになりました。このことは、中国からの文書では、物も名前も日本由来の「扇子」が折り畳み式のみを指していたことも、影響した可能性があります。経緯を知らない日本人は、物も名前も中国由来と思った人もいたでしょうから。 「団扇」という名前は、「扇」を前から「団」が形容しており、「扇子」は「扇」に接尾辞「子」がついたものに見えます(孔子、孫子の「子」はそういう接尾辞)。  すると、「団扇」は「扇」の中のある種のもので、「扇子」は「扇」を丁寧に言う言葉みたいな感覚になってきます。そういうことが「扇」といえば「扇子」のことになったのを手伝った可能性があります。  そうであっても、やはり補助的なことであって、言葉一般によく見られるように、偶然にそういう流れになったという面が強いだろうとは思います。

その他の回答 (2)

  • kine-ore
  • ベストアンサー率54% (808/1481)
回答No.3

センシとして輸入された団扇(ダンセン)が、檜扇(ひおうぎ)として日本で折り畳みに変わった、その基本的な古代の上流階級での扇(おうぎ)と、その後輸出入が繰り返され東アジア一帯に展開された今日のようなスタイルの「扇子(センス)」と見て、普通はセンスとウチワで呼ぶのが自然ではないでしょうか。 1.飛鳥期…センシ(扇子)・セン(扇) 従者が扇(あお)いで風を送るための鳥の羽で作った長楕円(五明扇)や丸型の大型うちわ(団セン)と、本人が使う小型の孔明うちわや顔を蔽(おお)う翳(エイ/かざし)など小型のもの(センシ)。 2.平安期…檜扇(ひおうぎ)・蝙蝠(かわほり) ヒノキの薄板(小端)25枚ほどを金銀の要(かなめ)で止め、上部は白糸で綴(と)じた檜扇と、夏に使う片面に紙張りした蝙蝠。 3.北宋期…センス(扇子):和扇(わせん)・高麗扇(コウライせん) 蝙蝠扇を改良し両面紙張りしたものを明に輸出。 また逆にその改良版が「唐扇(トウセン)」として逆輸入に。 4.室町期…末広、雪洞、鎮折の三形式完成:貢扇(コウセン) :軍配うちわ:都うちわ      唐扇を日本式に改良し今日的な扇子のスタイルとなった。 それを「貢扇」として明に再度の輸出。 もともとの唐団センを改良した「打ち翳/打ち羽)」で戦の指揮を。京都では差し柄のうちわにも。 5.江戸期…団扇(うちわ) 日本各地で大量に火起こしや消夏の実用品として生産。 参照:王 岩 「扇の発展に見る東アジアにおける文化の伝播と創造」 file:///C:/Users/toshio/Downloads/AA12311615_20100300_1032.pdf

  • CC_T
  • ベストアンサー率47% (1038/2201)
回答No.1

使う人のセンス次第で使い分ければよろしい。 コンパクトに折りたためるものを扇子と呼んでいるだけです。 扇とは「あおぐもの」なので、広義には「扇」のなかにはウチワも含まれるし、下敷きだってあおぐの専用に使うなら扇と呼んでも使い手の勝手です。

関連するQ&A

  • 扇や扇子使う仕事人には二色あって・・・

    扇子を開いて、縁で切る人と仕込み針で刺す人といたと思いましたが、誰でしたっけ。 仁左衛門さんの朝吉は紙の蝶を飛ばして縁で切るだったと思いますが、梅沢さんの弐は縁切りも仕込み針も両方使った気がするんですが…

  • 扇子の違い

    落語家さんとかが使ってる高座扇?という奴と普通にその辺で売ってる扇子はどこがどう違うのでしょうか?

  • 扇の舞の扇

    韓国舞踊の扇の舞使用している扇を手に入れたいのですが、通信販売で手に入れる事ができるでしょうか? また、サイトを知っている方がいましたら、教えて下さい。よろしくお願い致します。

  • 何で扇子をいやらしく舐めまわすのか

    何故ですか、最後に先っちょにチュッとか、皆笑ってるけど、ただの下ネタですよね? 女性落語家に興味がでてきました。不純な動機ですいません。

  • 扇子を探しています

    京扇子で、「紅色桔梗」(あるいはピンクの桔梗)の扇子を探しています。 5月に修学旅行で京都に行くので、その時に買いたいと思っています。 清水坂の方にあると聞いたのですが、ご存知でしたら、 お店の名前とか、教えてください

  • 扇子の作り方

    扇子の見本を作りたいのですが、作り方が出ているホームページはありませんか? 又は、作り方を教えて下さい。

  • 扇子について

    下にURLを示しました、2種類の扇子について質問です。画像が添付できませんでしたので、お手数ですがページを開いてご覧下さい。どちらもよく見かける扇子であると思います。 写真で、白いほうの扇子はドラマなどで殿様があおぐものに使うイメージがあるのですが、ピンク色の扇子のような構造をしたものは使っているところを見たことがありません。 こちらは、江戸時代に使用されていたのでしょうか。 白い扇子 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%AB:Japanes_Fan_%EF%BC%88Hakusen%EF%BC%89.png ピンクの扇子 http://www.kotobukiya-honpo.com/SHOP/KO-507.html

  • シブすぎ(古臭く)ない扇子

    20代女性が使ってもオバサン臭くなく、子供っぽくもない扇子を探しています。 以前、ディズニーランドでミッキーが和風に描かれた扇子を購入したのですが、破損してしまったので新しい物を探しています。 ミッキーというキャラクター物でしたが、モノトーンで描かれていた為 大人が持っても子供っぽくなかったです。 そして普段にも浴衣でも使える感じが気に入っていました。 ジブリも出しているようですが、他の物も見て決めようと思っています。 (キャラクター物にこだわっている訳ではないです) このように、渋すぎず子供っぽすぎない扇子の扱っているお店をご存じでしたら、教えて下さい。

  • 壊れてしまった扇子・・。

     早速質問なのですが、かなり大事にしていた扇子が壊れてしまいました。と言うのも木の部分が4本ほどへし折れているようなのですが、コレは修理して直るものなのでしょうか??ご存知のかた教えてください。また、どういう店に行けば修理してもらえるのでしょうか??これもご存知の方教えてください。

  • 扇子って・・・?

    いつもお世話になっています。 私(女)は数日後に結納を控えた者です。 結納は私の家で行います。 そのときは私や私の両親も扇子を持っておきべきでしょうか? また持っておくとしたら自分の前に出しておくものなのですか? いまひとつ扱い方が分からないので、教えていただけるとうれしいです。