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経常↑の当期純利益↓の決算評価

企業の決算が発表され、 営業利益、経常利益が昨年度比 (ないしは予測値比)上昇し、 そのかわり本業以外の理由(有価証券の評価損など) で当期純利益が予測値より大きく下がる場合は、 市場は好材料・悪材料いずれと判断するものですか? よろしくお願いいたします。

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  • kent-goo
  • ベストアンサー率74% (82/110)
回答No.1

『本業以外の理由(有価証券の評価損など)で当期純利益が予測値より大きく下がる』 特損(得別損失)は一回きりの損ということで、今後には影響しませんから、市場は経常増益を好材料としてとらえるでしょう。もっとも、その経常増益が今後も続く見込みであればの話ですが。 しかし、よくあることなのですが、特損といいつつ、毎年、特損を出す会社があります。これでは、どこが特損なのかわかりません。経常損ではないですか。 また、特損額があまりに大きければ、自己資本の毀損にもなります。つまり、PBRが低下することになります。これは、株価にとってマイナスです。 結論、「経常↑の当期純利益↓の決算評価」は一概に言えない。

ym9981
質問者

お礼

さっそくにご回答くださってありがとうございました。 なるほど、特損と言いつつ常態化するという やり口の会社もあるわけですね… 基本的な考え方がわかり、参考になりました。 またよろしくお願いいたします。

その他の回答 (1)

  • keyaki65
  • ベストアンサー率0% (0/2)
回答No.2

市場で評価する場合は、その「大きさ」と「理由」が問題となります。例えば、利益増が売上増によるものなのか経費圧縮によるものなのか。売上増が一時的なものか継続性のあるものか。経費圧縮が単なる人件費削減かビジネスプランの改善なのか等々です。 特損は有価証券の評価損などとありますが、これでは曖昧過ぎます。有価証券にも国内株・国債・外国株・外債等種々あり、更にその銘柄によっても判断が変わります。堅実なファンドマネジャーは、表面上の数字の変化だけで簡単に好・悪材料としては扱いません。しかしその数字変化を材料として意図的に相場にインパクトを与えようと考える場合は、拡大解釈した情報を流す事もあります。いわゆる仕手化の為の情報作戦です。

ym9981
質問者

お礼

ていねいにご回答くださってありがとうございました。 表面上は材料視しないとのことですね。 しかし仕手戦がらみで材料にされることもあるのですね。 利益増の理由も問われる、なるほどと思いました。 また今後もよろしくお願いいたします。

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