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北朝鮮拉致問題で日本は約束を守ったといえるのでしょうか?
拉致被害者は、お気の毒ですし、当然非は北朝鮮にあると思いますが、被害者が戻ってくるとき一時帰国として北朝鮮に戻ることを約束していたと思います。そんな約束は約束のうちに入らないという気持ちはわかりますが、国際的に見て約束を破ったということにならないのでしょうか?
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- FM-8
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約束にもいろいろあります. 平気で破られるのが前提のものもあります. 字面だけを考えれば,政府は相手との約束を破ったと言うことになります. で,ここから問題なのですが, 「約束を破ったからどうだというのですか?」 と聞かれたときに,どれだけの説明(言い訳)をできますか? というのが,今回のご質問の本質と思います. ・「約束」は「約束」だから絶対に守るべきである. ・非合法的に拉致した相手に「約束」すること事態意味がない. いろいろ意見あるでしょう. 結局のところ,結果オーライじゃないですか? 国際社会のことを懸念しておられますが,このことで,日本を信用できないと感じた国もあれば, 感じていない国もあるでしょう. たとえば,今回のことで,影響があるとすれば, これまで,相手国は,日本がこのような「約束破り」はしない国とおもっていたわけですよね. だから,5人を返しました. 今後,おなじシチュエーションが繰り返された場合には,5人を返さなくなるでしょうね. 別の方法を考えることになります. 頭でいろいろ考えて行動するのも良いですが,事態が実際に動き出すことにより,いろいろな人が関与して事態が好転する可能性もあります. そういう意味では, 実際に5人が帰ってきて,(報道をみると)幸せそうにしているという事態の変化があるということは, あの場で,交渉が決裂して,「現在もどうなるかわからない」という状況よりもよかったんじゃないですか. ちょっと,極論を書きますが,身近な例で言えば, 誘拐犯に対して,必ず人質を返しますから,一時手元に戻してくださいと「約束」して戻してもらって, いざ返してもらったときに「返しません」と言った場合に,これが「約束違反」であって,周囲から攻められるかどうかですね. どうなんでしょうか.一般的には,むずかしい問題ですね.しかし,もしも,私個人の身にふりかかった問題であれば,間違いなく,しかも平気で,私は「約束」を破りますよ.それが24年も不明であったとすれば,なおさらです. しかし,一般的には,議論があるのは間違いないでしょう.あなたがもし,当事者ならどうしますか?
- tiebukuro
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第三者から見れば、約束を破ったことになるのでしょうが、国際的に日本が非難されたのを聞いたことありません。国際的には日本の行動(約束を破った)は当然と受け止められています。逆にもし被害者を北朝鮮に帰していたら国際的には大恥をかいたことになるでしょう。 国と国の交渉は騙し合いです。 最初から北朝鮮を騙すつもりで口約束したなら、日本国外務省に拍手喝采なのですが。
お礼
これはかなり質問の答えになっていました。ありがとうございました。 >逆にもし被害者を北朝鮮に帰していたら国際的には大恥をかいたことになるでしょう。 これもわかります。わかりますがこの約束違反のためその後が進展しなかったのですよね。
- SCNK
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#2です。 この問題についてはいろいろな意見があるとは思います。 ただ押さえておかなくては行けない点があるのです。いくら元が犯罪だからといって北朝鮮は主権国家です。拉致という形で日本の主権を侵害したのは確かに問題ですが、主権国家間の交渉というのは約束を守るべきものなのです。逆にいうと日本が北朝鮮に対して約束を守らないということは、日本に対しても守る必要がないということになるのです。 もちろん約束を破るという選択肢がないわけではありません。しかしそれは戦争を意図するということなのです。日本に能力も、法的権限もない以上、その選択肢はとれないのです。 人質事件で、家族が解放後に身代金を払うのはおかしいとの指摘がありますが、そこでは警察が関与しているという事実を忘れています。もし家族だけで事件を解決しようとすれば身代金を払わなければ人質は解放されないでしょう。警察という絶対的な力で事件を解決したから身代金を払う必要がないという事実をわすれては行けません。 警察だって交渉することはあるのですよ。たとえば人質に差し入れをするような場合です。最初から策略として、これを機に突入することもありますが、それに失敗すれば犯人は約束を破ったとして人質を殺害するかもしれませんよ。しかし長時間に渡る場合などは人質の環境を守るためにあえて犯人と取引することだってあるのです。実力で解決できるのかどうかで判断は変わりますが、実力で解決できない以上、交渉は不可避ですし、その場合、約束を遵守する必要があるのです。 約束を守る必要はないと言うのなら、北朝鮮と戦争する準備をしてから言うべきです。
お礼
ありがとうございました。 >約束を守る必要はないと言うのなら、北朝鮮と戦争する準備をしてから言うべきです。 今回、小泉首相が訪問して解決にむかうなら戦争をしないで約束を破ることができたというある意味よいことですね。 誤解をしないでいただきたいのですが意見としては#5さんの意見の方が「好き」です。 約束を破ったということについて日本が国際的にどう思われ、拉致問題について国際的にどのように解決できるかというのが主な質問と考えてください。特に平和的にというのも意図としては付け加えたいところです。
- kentaro107
- ベストアンサー率21% (15/71)
既に北朝鮮の人権状況にについては先に国連人権委員会で非難決議が採択されています。強制収容所での悲惨な拷問など筆舌に尽くしがたい、本当に許しがたい北朝鮮・金正日体制です。そんななかで日本政府・小泉政権はよくやっていると高く評価します。北朝鮮なんてヤクザみたいな国家を相手にしなければならないのに多少の嘘、謀略なんて日本も使って当然過ぎるほど当然です。何度も言いますが、北朝鮮と言う国の本質は暴力が支配する独裁国家です、今も昔も。建国当初から。だいたい拉致問題なんて日本に何の責任があるというのですか?冗談じゃないですよ。国際的にみれば日本の立場は非常に強い筈です。西欧各国など北朝鮮を支持する国はありません。フランスは国交すら結んでいません。 この問題に関しては国際的にみれば、日本政府が100パーセント正当で理に適っており、北朝鮮の主張など、主張に値しないです。北朝鮮に良識ある行動とか協調なんて、ハナから無理なんですよ。彼らが理解するのは力、暴力と言う名の脅しだけです。なんで未だに万景峰、マンギョンボンとかいう船が新潟にのうのうと来ているのですか?早く止めないと。
お礼
ありがとうございました。 北朝鮮の状況についてはその通りだと思います。 日本も国交はもっていないと思いますが。 > この問題に関しては国際的にみれば、日本政府が100パーセント正当で理に適っており、北朝鮮の主張など、主張に値しないです。 ということは、国際的には日本に同情するし約束なんかしたうちに入らないから、「後は自分でがんばれよ」みたいな感じなのでしょうかね。 当然、対主権国家なので紛争を解決する手段は限られているのですが。
- SpiralGalaxy
- ベストアンサー率39% (649/1653)
道を歩いていたらいきなり何人かに取り囲まれ誘拐されました。犯人が家族に電話しました。 犯人「身代金を払えば返してやる」 家族「わかりました。払います。」 犯人「じゃあ、返してやる」といって解放しました。 無事誘拐された人は帰ってきました。この場合、後からでも身代金は払うべきなんでしょうか?違法行為を行っている犯人に対して約束なんか守る必要はないと思いますが…。というより、そもそも対等な立場でない時に交わした約束なんて約束ではないと思います。
お礼
ありがとうございました。 >そもそも対等な立場でない時に交わした約束なんて約束ではないと思います。 これについては同意します。たとえについては多少無理があると思います。 国内での意見が様々なのがわかってきました。
- SCNK
- ベストアンサー率18% (514/2762)
たとえどのような背景があろうとも国が一度約束したことは守るべきです。今のままでは、日本側が拉致したといわれても仕方がありません。戦争を覚悟し交渉を今後しないというのならいざ知らず、北朝鮮に対して弱みをつくってしまいます。次から、「日本は約束を守らないから何の要求も飲まない」、と主張されても反論できません。初めからこんな約束をするべきではないのですが、いちど約束をしたのですから戻すべきです。
お礼
お答えありがとうございました。 このような意見は一般的に表に出ないのでそういう意見は無いのかと思っていました。(もしくはいってはいけないか) >いちど約束をしたのですから戻すべきです。 このように国際社会で意見が出ているのでしょうか。 世論でもっとこの件について意見が出ていればとは思うのですが皆無なのも不思議です。
- mitunai
- ベストアンサー率15% (210/1319)
そんな約束をすること自体ナンセンスと思われているはずです。他の国なら激怒して戦争をはじめるくらいのこと言ってもおかしくないです。 相手が拉致を認めたということは犯罪行為を認めたことと同意語でしょう。すぐに関係者全員を帰すことを要求すべきだったのですよ。 国を侵されたということなのに弱腰で国際社会から馬鹿にされていると思います。 小泉総理のそれなら椅子をけって帰って来るのかのとき、そこまでは言いませんが、お前がそのつもりならこっちにも考えがあるくらいのね。 今度行く時にも大丈夫なんでしょうかね、今から心配です。
お礼
早速回答いただきありがとうございました。うれしいです。 > 相手が拉致を認めたということは犯罪行為を認めたことと同意語でしょう。すぐに関係者全員を帰すことを要求すべきだったのですよ。 この点について大まかに賛成です。しかし,それをしないでごまかすように一時帰国という形をとってしまったのですよね。 >国を侵されたということなのに弱腰で国際社会から馬鹿にされていると思います。 と書かれているとおりで,約束なんか守らなくていいんだと国際社会から思われているのでしょうか。 もしよろしければ馬鹿にされているソースなどありましたら見てみたいです。
お礼
ありがとうございました。 ここは議論の場ではないので自分が当事者であったときのことはとりあえずおいておきたいと思います。 ただ、あのような約束がその場しのぎだったとしたら ご家族の方が今戻ってくることができないのはそこにも原因があるとは思います。 北朝鮮という国について肯定する気はさらさら無いのですが。 これまでの皆さんの回答による予測は 国際社会では拉致問題について触れられることはあってもその当事者国についての関係について取り立てて話題にのぼることはなかった。約束は約束として反故にしても当事者間のこととしてふれなかった。 約束を守るべきかどうかについては、賛否両論あるところだが日本人として不法に拉致されていた人々を北朝鮮に帰すことはありえない。不法によるものであるから約束は反故とし拉致家族および未解明の拉致事件についても解決を強気で要求する。 というあたりが、だいたいの意見のまとめでしょうか。 小泉総理が成果をあげて帰ってくることについては祈念してやみません。 約束がやぶられ解決が遅れてしまったとしても、最終的にうまく納まったらよいなと思います。 回答くださった皆さんありがとうございました。