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「悔」という字の不思議な送り仮名
アマチュア作家です。 今日、不思議な(?)文字を発見しました。 「悔」という字なのですが、「くやむ」のときは送り仮名は「やむ」です。 ところが、「くやしい」のときは送り仮名が「しい」だけになってしまいます。 つまり、場合によって「く」と読んだり「くや」と読んだりするわけです。 どうして「悔む」または「悔やしい」ではないのでしょうか。 歴史的経緯などご存知の方がいらっしゃいましたら、話をお聞かせください。 (広辞苑の誤植だったりして……(笑))
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質問者が選んだベストアンサー
昭和48年の内閣告示「送り仮名の付け方」で、語幹が「し」で終わる形容詞は,「し」から送るとなっていますので、「悔しい」と書くのだと思います。 また、「悔やむ」は「悔いる」のように活用しているので、「やむ」と送るのだと思います。
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- mak0chan
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悔しい〔悔やむ=悔いる〕と同じような語は、ほかにもあります。 明るい〔明ける〕、荒い〔荒れる〕、恋しい〔恋う〕 これらは、送り仮名の付け方の例外として、特記されています。 詳しくは、文化庁の「国語施策情報システム」をどうぞ。参考URLです。
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ありがとうございます。 確かに……。 #4の方の回答も含めると、分かりづらいからってことで昭和48年に例外として適用した、ってことになりますね。 どうせなら「つらい」と「からい」も適用してほしかった……(笑)
- gotodeki
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悔しい…形容詞です。 悔やむ…動詞です。 悔い …名詞です。 で、それぞれ品詞が異なるときや、同じ品詞でも 細い…ほそーい・細かい…こまーかいなどのように、送りがなの付け方を工夫して読み方が混同しないようにしています。 決して、広辞苑の誤植ではありません。
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ありがとうございます。 なるほど。確かに品詞が違いますね……。
- ninjamerah
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canon IDX 9600 電子辞典で調べてみれば、 カイ/く・いる、く・やむ、くや・しい と書いてあるんですけど...
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ありがとうございます。 なるほど。それはきっと、俺と同じ疑問を持った編集者が統一性を持たせるためにそう書いたんでしょうね。 てことは、実際のところ、単に習慣の問題なのかも……。
大辞林や大辞泉では 悔(や)む、となっていますのでどちらでもいいのではないでしょうか 悔しい、はどちらの辞書も「悔しい」のみです またIMEも「悔やむ」「悔む」どちらも出ます
お礼
ありがとうございます。 最近の辞書は、どの会社も曖昧な漢字に慣用ですよね(^_^; 「どっちでもいいんじゃない」と言われると確かにそのとおりではあるんですが……(笑)
お礼
ありがとうございます。 これは分かりやすいですね! 本来は「くやしい」と「くい」は仮名の送り方が同じで分かりにくかったのを、昭和48年に何とかした、ってわけですね。