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施政権は、領有権と同義語では?

オバマ大統領が、来日しました。アメリカは、それに呼応したように、「尖閣諸島の施政権は日本にある」との声明を出したようです。毎回言われますが、あくまで「施政権であり、安保対象内だが、領有権ではない」との事が言われますが、「施政権=日米安保対象=尖閣諸島は日米の守備範囲であり、勝手な事は許さない」と言う事ですので、実質領有権でも施政権でも、どちらでも良いと思えてしまうのですが、施政権では駄目なんでしょうか?これで十二分に中国ごときは攻め入れないと思うのですが?中国の定例会見は、かなり沈んだムードでしたが?

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  • key00001
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回答No.4

> これで十二分に中国ごときは攻め入れないと思うのですが? アメリカは、そう言う意図での発言です。 これまでもアメリカは「領有権は当事国で争えば良いが、アメリカとしては尖閣の施政権は、現在、日本に帰属すると認め、日米安保の対象とする」と言う立場で、西側の盟主としては『模範解答』ですね。 領有権の『主張』は、言わば「主権国家の権利」であって、「言うのは勝手」ですから。 100円落ちてて、それを見つけた二人が「私が落としたカネだ!」と主張し合うの同じです。 その100円が、たとえ盗まれたものだとしても、盗んだ側が「私の100円だ!」と主張するのは、盗人猛々しいものの、主張するのは勝手と言いますか、どうしようもないでしょ? 従い、永遠に領土問題やら領土紛争は絶えないとも言えるのですが・・。 中国が主張する領有権の正当性有無などは別として、中国が尖閣の領有権を主張するのは勝手であって、中国が主張する領有権に対して、アメリカが「日本の領有権だ!」などと言った場合、中国にとってみれば、「主権侵害」「内政干渉」的な発言になってしまいます。 もしアメリカが、領有権にまで言及していれば、「中国の定例会見」は、もう少し威勢が良かったと思いますヨ。 最終的にいずれの100円か?は、当事者間での話し合い(≒和解)も含め、司法的に解決するか、さもなきゃ殴り合いでもして、決着を付けるしかありません。 アメリカは「司法的に、日中間の外交か、さもなきゃ国際司法裁判で決着を付けるか、はたまた戦争で決着を付けるのかは、ワシゃ知らんし、お前らが勝手にすりゃ良いけど・・・。中国が戦争で決着する気なら、アメリカは日本に加担するゼ!」と言ってる格好です。 尚、アメリカがドッチに加担するか?は、アメリカの勝手ですから、逆にそれに対して中国がどうこう言うのは、主権侵害や内政干渉に当たりますので、「かなり沈んだムード」なんでしょうね。

ytz500sec
質問者

お礼

ありがとうございます。むしろ、施政権で良かったんですよね。何せ歯切れが悪く、相当落ち込んでいる様子でした。落胆と言うのが正しいかも知れません。

その他の回答 (4)

回答No.5

施政権と領有権はあくまで別物です。 北方領土は日本に領有権が有り、ロシアも否定はしていません。 但し、占領下に置いて、施政権を行使しています。 日ロは未だ戦争状態を終えていません。平和条約締結による、戦争終結に至っていないためです。 戦争状態にないにもかかわらず、領土を占有しようとする行為は、宣戦布告無き戦争と同じ侵略行為です。 日本はこの様な不正な行為に対しても、平和的話し合いで問題を解決すべきことを、憲法で定めています。 軍事対応を急ぐ安倍政権は、アメリカからも見放されつつあります。 竹島問題と尖閣問題を、共に武力解決しようとしているかにさえ見られてしまいます。 世界からの信頼を傷つけつつあります。

ytz500sec
質問者

お礼

ありがとうございました。

  • kusirosi
  • ベストアンサー率32% (2838/8859)
回答No.3

施政権と領有権は別。 領有権は貸せないが、施政権は貸与・差し押さえできる。 例えば、返還前の香港でも、 割譲して領有権自体をイギリスにとられて、永久に英領ということになっていた地区と 期限付きで租借して、イギリスの施政権化となっている地区があった。 戦後の沖縄県も、返還まで、 日本に領有権有り、住民は日本国籍・沖縄県民だが、 施政権をアメリカに貸してるので、 沖縄県庁に代わり、米軍監督下の琉球政府が統治し、 アメリカの法律が優先していた。 「領有権論争は、基本的に二国間問題だが、 現実に、歴史的にも尖閣諸島の施政権は、他の沖縄県各地と同様に、 アメリカから日本政府に返還されており、 現在も尖閣諸島の一部の島・水域は、基地付属演習場として 在日米軍が借りてるので、 尖閣は、日米安保の適用範囲内であり、尖閣への軍事攻撃は 米軍への攻撃として対処する」 というのが アメリカの立場 zzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzz

ytz500sec
質問者

お礼

ありがとうございます。中国に【貸している】と言われるのは、最低に等しいですからね。

  • hekiyu
  • ベストアンサー率32% (7193/21843)
回答No.2

”実質領有権でも施政権でも、どちらでも良いと思えてしまうのですが、  施政権では駄目なんでしょうか?”     ↑ ダメだと思います。 1,領有権としないのは、中国に気兼ねしている  という証拠。  米国は、かつて、中国と手を組み、国連から台湾を追い出した  前科持ちです。  領有権としないのでは、裏切る懸念が大です。  中国が武力で強奪しても、あれは施政権を奪っただけで  領有権を奪ったわけではない。  だから侵略には該当しない、と言えます。 2,領有権と施政権とでは、所有権と賃借権ぐらいの  違いがあります。  米国のこういう態度には誠意が見られません。  TPPでの日本の妥協を引き出すための  リップサービス、という魂胆が見え見えです。

ytz500sec
質問者

お礼

ありがとうございます。片手放しには喜べないんですね。ありがとうございました。

回答No.1

施政権と領有権は違います 施政権とは字の如く 政治権力の及ぶところ 領有権とは字の如く その国が保有している領土 たとえば米軍基地 これは日本国内にありますが基地内に日本の施政権は及びません 米軍基地の領有権は日本ですが施政権はアメリカにあります と考えるとわかりやすいかも?

ytz500sec
質問者

お礼

ありがとうございます。質問させて頂いた後、わずかな時間でしたが、何と無く判って来ました。日米安保が絡むらしく、極端に言えば、おそらく安全保証条約に【領有権は守らないが、施政権は守る】のような事があるんでしょうね。ですからアメリカは守る気で言っているのに、日本のマスコミが騒いだだけの気がします。どうでしょうかね?

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