ロレックスの金

質問

ロレックスに詳しくありません。
最新のものではなく、過去のものも含めての質問です。

ロレックスの金色の素材について調べております。
ロレックスの金は全て18Kだという話しがある一方、検索するとホワイトゴールドもあり、14Kも見つかります。
また金メッキも見つかりました。
特に金メッキは現在楽天で販売中で、メッキの製品がないのであれば、堂々と「偽物」を売っているということなのでしょうか。
それともガラスの中身の文字盤のみ18Kでバンド部分やリューズはメッキだとか、中身は金素材だが色調整の為のメッキなど、何か意味が隠されているのでしょうか。

金素材を調べても「イエローゴールド」だけの表記や、そもそも素材表記がないものが多く難航しています。

回答No.2

マレンヌ（@Marennes） · ベストアンサー

はじめまして。素人ですがよろしくお願いします。

＞最新のものではなく、過去のものも含めての質問です。・・・ロレックスの金は全て18Kだという話しがある一方、検索するとホワイトゴールドもあり、14Kも見つかります。・・・

先ず、いつの時代？モデルか？の区別によります。1960代ぐらいまでのアンティークとするか、そこからリファレンスナンバー（ref.NO）が４桁までの時代と見るか、それ以降のより近代（と言っても２０年ぐらいの歴史でしょうか）によって様々です。
一般的ですが・・・
・9ｋ、14ｋ、18ｋ・・・イエロー（YG）、
・14ｋ、18ｋ・・・ピンク（PG）、ホワイト(WG）
・例外：タイガーストライプ（WGとYGの組み合わせ：アンティークのプリンスが有名）

製造の時期によっては金の価格や成分もいろいろあるので多彩です。そして９ｋは６０年代以降は多分ないかもしれないです（見識が無いのと、懐中時計やレディスの金もモデルでいろいろあったはず）。同じ純度の金も時代によって色合いが微妙に違います。目指されている世代に合わせた知識が必要と存じます。

例えば、1960年代のデイトジャスト：Ref.1601/8のように14kYGもあります（18kより希少）。

＞金メッキも見つかりました。

メッキ・・・ロレックスの金でメッキは経験全く無いです。但し”金張り”はあります（1950年代、日本ロレの修理見積もり鑑定付き）。
現行は趣味外なので済みませんが詳細は不明です。但し私は経験は全くないです。

＞それともガラスの中身の文字盤のみ18Kでバンド部分やリューズはメッキだとか、中身は金素材だが色調整の為のメッキなど、何か意味が隠されているのでしょうか。

基本はケースと共にベゼルとリュウズは常に同素材です。コンビモデルの場合は基本リュウズとベゼルが同材質ですが、リュウズだけ金張りは過去アンティーク等では偶にあります。60年代以降のデイト・デイトジャスト・デイトのコンビモデルでは無かったと思います。

文字盤の材質もモデルや年代によっては金では無い時もあります。またインデックスや針も同様です。その時代に応じた確認は必要です。

バンド部分・・・ブレスは60年代位までの古いモデル・構造によっては全体・コンビとも”金張り”が存在します(例えば古いリベットブレス）。デイトジャスト・デイト等のジュビリー・３連ブレスは一般に金無垢です。

長文愚答の拙い知見と経験ですがご参考になれば幸いです。

追伸・・・余談ですが・・・別のご質問ちょっと拝見しましたので、余計な・・・老婆心です・・・
写真の時計のタイプ（リファレンスナンバー：略ref）がわかると、いろいろ調べる事が出来ます。本来は裏蓋を外すと内面に材質や製造番号含め刻印が入りますのでそれで確認。しかし、この年代なら恐らくケースとブレスの組み付けを外すと、ケース側面に刻印（ref.6917)等が見えると思います。但し、ケースに磨きが何度も入っていると消えてたり見づらい時もあります。恐らく、ss(ステンレス）/14k・ref.6917と思われますが・・・。もし5桁なら1984年以降。
尚、SS材はrefが4桁なら間違いなくカタログ上とは相違です（当時は公表されてないので確定断言不可）。でもテイストの良いSSで当時から既にとても硬い材質で製作方法も材料に圧力をかける（鍛造と言います）インゴット（金属の塊）をくり抜く従来の方法。
ガラス（風防と言います）も、年代では形状が違い現代と違いプラスチック風防と思われます。

入手がどちらかにもよるのですが、一番確実なのは、日本ロレックスにメンテナンス依頼をします。そこで査定され、外装や内部分解と共に全部で正規か偽物の判断も付きますし、修理の査定が出ます。その際、時計の状況（ムーブメント）と共にパーツ交換や、現状ついているパーツと同様か代替え品になるかの確認されるとよいです。特に文字盤や針が傷んでいると交換になるのですが、元々オリジナルを大事にする考え方もあります。何も言わないと勝手に変えられてしまい困ります。モデルによっては交換の代替えはテイストが変ってしまい査定が極度に下がります。風防も年代によっては材質・形状が変わるのですが、プラスチックの場合どうしても劣化します。文字盤や内部保護のためにもすでに相当年月過ぎているので交換するべきです。機械の修理は開けてみないと分らないです。歯車の油が固着しただけか、どこか壊れているかにもより、その部位でも値段差が大きいです。それらすべて、見積時にわかりますので、真贋の確認や後々売却もならその時の真贋の鑑定結果にもなるのでロレックスに見積り確認は必須です（プロでも時には実施しているくらい）

お礼

非常に詳しく、丁寧な回答を頂きありがとうございます。
初心者の自分でも理解することができました。
昔のは問題のない商品だったのですね。

もう一つの質問も見ていただいたとのこと。肉眼だと金部分にかなり退色が認められ、やっぱり偽物っぽいかな。
東京駅付近にはあまり用事がないんですよね。ただ駅舎が新しくなってからまだ見てないので、観光がてらそのうち行ってみようかと思います。

写真のロレックスはもらい物で、これがどう購入したかはわからないので考えあぐねていました。
前に家族がロレックスが欲しいなと言っていたのですが、メンテナンスにお金がかかるとわかり、無理して買ったりしなくて良かったなぁなんて思いましたね(笑)
今回のことでとても勉強になり、また楽しくもありました。
どうもありがとうございました！

回答No.1

etranger-t

先ほどのご質問にも回答させて頂いた者です。

ロレックスにはイエローゴールド、ホワイトゴールド、ピンクゴールドなどがありますが、全て１８Ｋで、メッキなど存在しません。いわゆる金無垢です。
メッキや１４Ｋと表記されているのであれば、それは間違いなくコピー品であって、本物ではありません。

ロレックスがゴールドと表記していれば、メッキ商品など存在しないということを理解して、決して騙されないように気を付けてください。
ちなみに、楽天で間違いなく本物だと思えるのは、「ジャックロード」という有名なお店で、正規ではなく並行輸入品ですが、本物に間違いないと思います。

参考までに、ロレックスの素材に付いて説明されているＵＲＬを貼っておきます。
http://www.evance.co.jp/shop/rolex/tech/

お礼

おお！先ほどはありがとうございます。
貼っていただいたURLのサイトは、実は既に何度か踏んでいるのですが文字化けしてしまい全く読めません(笑)

楽天の偽物が明らかなら見つけた14金やメッキのショップは警察に通報したほうがいいでしょうか？
古いロレックスは金無垢でない時代があるともあったので、そういうこともあるのかなと思ったのです。
ただし手持ちのものは1980年代なら比較的近年と言えるので微妙なとこですよね。
ありがとうございました！