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複数の表す{たち}と{ら}は口語に運用の違い
{お前たち}と{お前ら}は同じ意味と知ってるが、ドラマやアニメには時々混用しているところがあります。いったいどんな時{お前たち}を使いますか?また、どんな時{お前ら}を使いますか? ちょっと詳しくご説明願います
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歴史的に見ると、古くは 【たち】(接尾語)は(No.1の方がおっしゃるように)敬意の対象となる人物の複数をいう時に使う。 「君たち」→「公達(きんだち)」 【ども】(接尾語)は事物につけば複数を表すが、一人称につくと「謙嬢」の意味を表す。「わたくしども」・「手前ども」 一人称以外につくと、呼びかけとしての使い方になるが、多少見下した感じがある「野郎ども」・「者ども」・「子ども」 【ら】(接尾語)は人を表す名詞代名詞について、複数を表すとともに、謙譲・親愛・蔑視の意味を加える。 現代では「たち」はそれほど敬意の対象にならず、「友だち」・「君たち」・「おまえたち」のように用いる。「ども」は今でも敬意の対象になるような人には使わない。なお、関西には今も、自分の子は「子ども」と言うが、他人の子は「子たち」と呼び分ける人が残っている。「ら」は現代では最も見下した感じを残していて、「僕らのような」というと、謙遜したりする言い方になる。しかし、全部が見下した言い方・謙遜の言い方とは限らず、対等関係にも言う。「君ら」「僕ら」。当然敬意の対象になる人に使うと失礼になる。「先生ら」。
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noname#201086
回答No.1
達(たち)…敬意をこめた複数形。 話者が同等と考える人物を表わす語につく。 等(ら)…単なる複数系。 見下したり軽蔑したりする人物を表わす語につく。