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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:法哲学における「法の公正」とは何でしょうか?)
法哲学における「法の公正」とは何でしょうか?
このQ&Aのポイント
- 法哲学における「法の公正」とは、効用主義を刑法に適用すること自体が正義に反すると指摘されています。
- 「法の公正を損なう」とは、不平等になることを意味しており、具体的には社会全体の詐欺の犯罪数を軽減するために詐欺罪に無期刑や死刑を適用することや、殺人に対する罰を無期刑に減らすことが挙げられます。
- なぜ「効用主義を刑法に適用する」と、「法哲学」の「正義に反する」のかは、犯罪被害者の権利を損なったり、法によって尊厳を回復するという目的を実現することができないと考えられているためです。
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質問者が選んだベストアンサー
簡単に説明します。 死刑になるのは人間です。 人間を死刑にする理由ですが、他の何かの 役に立つから、という理由では許されない。 ということです。 なんとなれば、人間の生命を手段にしてはいけない からです。 犯罪を減らす為に死刑にする、てことは犯罪を減らす、 という目的のための手段として、生命を利用することに なってしまうからです。 ”「法の公正を損なう」ということは、つまり不平等になるという ことだと思うのですが” ↑ 平等と公正は異なる概念です。 公正とは正義を意味します。 だから、法の公正を損なう、ということは正義に反する という意味です。 ”なぜ「効用主義を刑法に適用する」と、「法哲学」の「正義に反する」のでしょうか?” ↑ 人間の生命を手段化するから 正義に反する、となるのです。
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- 雪中庵(@psytex)
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回答No.2
「法の~」とは、社会的な必要、時代通念的な 妥当性の事です。 戦国時代、信長は何万人と人殺しをしましたが、 それで罪に問われたり、英雄としての輝きを損なっ たりした事はありません。 殺さなければ殺される、そんな時代には、殺人は 悪ではないし、捉えた敵将を死刑にして当然なの ですから(普遍的な善や絶対的な正義はない)。
質問者
お礼
今の日本の「法の公正」は、時代や国が変われば「法の公正」ではなくなる可能性があるのですね。そう考えると恐ろしくもありますが、人と社会がより幸せであるためにベストな「法の公正」へと進化を遂げて欲しいと思います。その小さな一歩に、私も一人間として、今の時代に受け入れられている「法哲学」と「法の公正」について少しは理解と思考を深めていきたいところです。 ご回答ありがとうございました。
お礼
分かり易いご説明、ありがとうございます! 「人間の生命を手段にしてはいけない」という根本的な考え方に、深く納得しました。試しに「人間の生命を手段にする場合」を想像してみますと、例えば、人質をとって要求を通そうとする行為はテロリストや犯罪者のすることですね。法哲学の「生命そのものを利用してはならない」という尊重の姿勢に好感を持ちました。 また、公正の意味も教えていただけて大変助かりました。サンデル教授で有名になったあの「正義」の考え方ですね。今思い出しました。「平等と公正は異なる概念」という点も、複雑そうですがとても興味深いです。これを機に、法哲学の入門書でも読んでみようと思います。 法哲学の根本的な価値観を知れたので、他の疑問点もいろいろ理解できるようになりました。本当にありがとうございました!