売上総利益の算定方法と決算整理前後の試算表の違い

このQ&Aのポイント
  • 売上総利益の算定方法とは、決算整理後の売上から売上原価を差し引いた金額です。
  • 決算整理後の試算表では、繰越商品や仕入、売上割引などの項目が記載されます。
  • 売上総利益を算定する際に繰越商品を考慮する必要はありませんが、売上割引は考慮する必要があります。決算整理前後の試算表では、売上割引は決算整理後の売上に含まれます。
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決算整理後残高試算表からの売上総利益の算定

50      繰越商品         売上          1000 600     仕入  80      棚卸減耗費 10      売上割引 減耗費については60は原価性が認められるので売上原価の内訳科目とする 以上の問題についてですが、ここから売上総利益を算定のとき、 私は売上原価をもとめるときのように、繰越商品を足してしまいました。 (資格試験のために簿記3級をかじった程度の知識しか持ち合わせておりません。売上割引が この計算に入らないという程度はわかります。) 回答を見て繰越商品を入れないことがわかったのですが、このあたりを具体的に教えていただきたいのです。また決算整理前と決算整理後の試算表の違いもお願いたします。 色々科目が多く、なかなか自分で調べる時間がとれませんので、よろしくご教示お願いいたします。

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  • Major123
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回答No.1

こんにちは。相変わらず頑張っておられますね。 >以上の問題についてですが、ここから売上総利益を算定のとき、 私は売上原価をもとめるときのように、繰越商品を足してしまいました。// それは決算整理「前」残高試算表から計算する場合の方法ですね。 今与えられているのは決算整理「後」残高試算表ですから、ここに出てくる「仕入」勘定が売上原価なんですよ。 >回答を見て繰越商品を入れないことがわかったのですが、このあたりを具体的に教えていただきたいのです。また決算整理前と決算整理後の試算表の違いもお願いたします。// 決算整理前と決算整理後の試算表の違いとは、決算整理をする前かした後か、文字通りのことです。 決算整理とは、 売上原価の算定(後述します) 減価償却費の計上 貸倒引当金等引当金の計上(B/S科目)とそれに伴う引当金繰入額(P/L科目)の計上 経過勘定項目(未収収益、前払費用、未払費用、前受収益)の算定(B/S科目)とそれに伴なう各費用・収益項目の算定(P/L科目) などがあります。 本問にある「仕入」勘定は上述したとおり、売上原価のことを指します。損益計算書では「売上原価」と表記しますが、仕訳段階とその集計である試算表では、売上原価の算定には「仕入」勘定をそのまま使う事が多々あります。ですから、問われている試算表が決算整理前か決算整理後かを先ず確認することです。 商品の変動を仕入のT字勘定を使って見てみましょう。      仕入 ----------------------- (a) 期首  | ------------|   (b)当期   |(d)       |       |---------       |(c)期末 -----------------------      | >私は売上原価をもとめるときのように、繰越商品を足してしまいました。// とありますから、売上原価の算定方法が (a)+(b)-(c)・・・つまり(d) であることは、ご存知と思います。それは決算整理前残高試算表の仕入勘定の金額が(b)であり、繰越商品の金額が(a)であるからです。ここから期末の帳簿上の商品残高の金額が与えられて、上の式で計算する訳でした。 上述の決算整理の項目の中に、「売上原価の算定」と書きましたが、この(d)を計算する作業こそがこの「売上原価の算定」なのです。それを試算表の中では「仕入」勘定のままで行なっています。 ですから決算整理後残高試算表における「仕入」勘定とは(d)つまり売上原価そのものなのです。 ただ、本問の場合、もう一つ先に問題が進みます。棚卸減耗費です。上記の(c)は帳簿上の期末商品棚卸高ですから、何らかの理由で減耗してしまった商品分も含んでしまっています。所与の数字を用いるとこうなります。  (c)  |----------------|------|------|合計130(50+80)  |        |   |   |    | (i)      |(ii) |(iii) |   ----------------------------------       (c)期末商品棚卸高のうち80は減耗しており、そのうち60が原価性あり残りの20が原価性なしで、減耗部分を除いた実地棚卸高が50という事になります。すると上の図で、 (i) を実地棚卸高の50 (ii) を原価性のある減耗分60 (iii)を原価性のない減耗分20 とすると、 (c)=(i)+(ii)+(iii)=130で、 このうち、原価性のある(ii)を売上原価の算入します。 従って、損益計算書上の売上原価は 600+60=660 ということになります。 以上より売上総利益は 1,000-660=340 になります。 図表が崩れていたらごめんなさい。ご自分で書いてみてください。

sparkyquestion
質問者

お礼

Majorさんがどこのどなたなのかもわからなくて申し訳ないのですが、いつも助けてくださって本当にありがとうございます。 たくさん説明してくださり、ありがとうございます。おかげさまでよくわかました。 大変感謝しています!!!

その他の回答 (1)

回答No.2

 私が簿記の試験を受けたのは20年以上前ですので正解かどうかわかりませんが・・・  簿記検定での期末整理は・・・  仕入/繰越商品(期首棚卸)  繰越商品(期末棚卸)/仕入  と覚えたように記憶しております。  ただ、現実の経理では仕入から棚卸を直接差引するという事はありませんので・・  期首たな卸高/繰越商品  繰越商品/期末たな卸高  と仕訳します。  従って、表記されている「繰越商品」はP/L上のたな卸高ではなく、B/S上の棚卸資産と  いうことではないでしょうか?  また、標題が「決算整理後残高試算表」という事ですので、決算整理に於いて既にたな卸の  期首・期末の入れ替えは行われていると思われます。    >決算整理前と決算整理後の試算表の違いも   期首のたな卸しが解らないので仮に期首たな卸を「70」とすれば、   決算整理前の仕入は「580」という事になります。   (70+x-50=600 x=600-70+50 x=580)   従って 整理前の繰越商品は「70」、仕入は「580」となります。   

sparkyquestion
質問者

お礼

star460219さん、どもありがとうございました!

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