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昔の外国の成人年齢について
Wikipediaには、室町時代の元服の年齢は6歳ごろから20歳と幅があったと書いてありましたが、 同時期の外国の成人年齢は何歳くらいだったんでしょうか? また、成人するときに何かしらの儀式はあったのでしょうか? ご存知でしたらお教えください。
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>Wikipediaには、室町時代の元服の年齢は6歳ごろから20歳と幅があったと書いてありましたが 相当に杜撰というか説明不足の記載です。 現代とは違い元服=成人=大人という単純な考え方ではありません。 時には20歳を越えようが越えまいが、元服をさせない、あるいはしないということもありました。 それと大人であるかどうかということは全く別次元の話です。 日本の場合には七五三の考え方と併せて考える必要があります。 疫病や栄養失調による乳幼児死亡率が高く、数えで七歳くらいまではまだ人としての生命が定まらない「あの世とこの世の境いに位置する存在」とされていました。 名前も取敢えずの呼び名を付ける程度でした。 「いつでも神様の元へ帰りうる」魂と考えられ、一定の成長が確認できるまでは、地域社会では認められていませんでした。 七歳になって初めて正式に氏子として地域コミュニティへ迎え入れられました。 七歳未満の子供の墓は作られませんでした。 この乳幼児から子供になる節目を行事化したのが七五三です。 武家や公家では、男の子が五歳になると袴着ということを行いました。 日本では「家」の継承ということが重要視されました。 この家を継ぐ資格を得るのが元服でした。 この後継者の候補を明確にしておかないと揉め事の元になります。 父親が死んで年老いた祖父と幼い孫だけが遺されたような場合には、5歳の袴着と同時に元服させて後継者として指名してしまうこともありました。 つまり、元服はその場その時の事情で何時やるのかが決まりました。 >同時期の外国の成人年齢は何歳くらいだったんでしょうか? 成人年齢という考え方そのものが現代の考え方です。 要はその属している社会で一人前として扱われるかどうかの話です。 民族、文化でまちまちです 例えば朝鮮王朝時代には、結婚か未婚かで分けていました。年齢には無関係でした。 >成人するときに何かしらの儀式はあったのでしょうか? 以降一人前として扱うという為に必要な何等かの儀式はありました。
お礼
返事が遅くなりすみません。 詳しくお答えしてくださり、ありがとうございます! 自分でも本で調べてみることにしました^^ しっかり勉強してみます。