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哲学とは?

「哲学」では、魚についても語るんですか?

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回答No.2

パリのカフェで、レイモン・アロンがサルトルに向かって、現象学はコップについて語ることができるんだよ、と言ったらサルトルは真っ青な顔をしたと言われています。 まさか哲学でコップを語れるとは思わなかったんだろうね。 だけど現象学がコップについて語るのは本当です。 私たちの知覚は「射映」といって、物を一つの方向からしか見ることができません。 コップも私たちにその全体が一挙に知られるのではなく、いつも私に向けている一面しか、それを知ることができない。 私が身体を移動することで、コップの別の側面が見えてくる。 さらに身体を移動すると、また別の側面が見えてくる。 私たちは次々に見えてくる物の側面を頭の中で総合して、物の全体というものを獲得する。 認識には身体の運動が不可欠にかかわっている、フッサールはこれを「キネステーゼ」といっていますが、それを発見したことがフッサールの功績です。 カントの場合、身体の運動という考えがなく、認識をスタティックに考えていましたが、フッサールは身体の関与が不可欠なものとして考えたという点で、革新的でした。 ところで、ここであなたの質問に戻れば、哲学で魚について語るのも可能だと思いますよ。 魚ってなんだろう? 魚単体では、それが何であるか分からないよね。 だけど、魚をその生息環境において見れば、それが何であるか分かります。 海中を泳いでいるし、餌をとっているし、餌をとるために迷彩塗装をしているし、大きな魚は小さな魚を食べて生きているし、子孫を残すために様々な方法でセックスしているし、・・・・・そういう生態を観察すれば、魚が何であるか分かります。 まあ、現象学なんて必要ではないけど。

mikaze007
質問者

お礼

こんばんは。お話、とても面白かったです。

その他の回答 (1)

  • mmky
  • ベストアンサー率28% (681/2420)
回答No.1

「哲学」では、魚についても語るんですか? ○哲学はすべての学問の基礎だからね。「魚類学」があるのだから当然含まれますね。 魚も生き物だから魚にも哲学があるね。

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