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δ(t)をtで微分
1を逆ラプラス変換するとδ(t)になりますが、δ(t)をtで微分すると値はどうなるのでしょうか。 よろしくお願いします。
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えーと、まさかとは思うけれども、それでももしかしてひょっとして、 > δ(t)をtで微分すると値はどうなる というお尋ねの真意は「 ある式を逆ラプラス変換したらδ(t)をtで微分したものになるような、そういう式は何?」ということなのかしらん?? そうだとするなら、コタエは s です。「δ(t)をtで微分したもの」は(ANo.2に書いたように)微分演算子であり、そのラプラス変換はs。
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- stomachman
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ANo.1の仰る通りっす。で、少なくとも |x|→∞で速く0に収束するような関数f(x)に対する畳み込み積分 ∫{-∞~∞} f(x-t)δ(t) dt = f(x) については、どんな定義でも同じこと。すると、 δ'(x) = (d/dx)δ(x) f'(x) = (d/dx)f(x) と書く事にすれば、δ'(x)の畳み込み積分は、部分積分法によって、 ∫{-∞~∞} f(x-t)δ'(t) dt = ∫{-∞~∞} f'(x-t)δ(t) dt = f'(x) という性質を満たす筈だと分かります。つまり、微分は「δ'(x) との畳み込み積分」として表せる訳です。 なお、ご質問ではラプラス変換をお考えですから、扱うのは専ら t≧0 でだけ定義された関数g(t)たちだけなのかもしれません。けれどもそういう関数たちも、t<0のときはg(t)=0なのだ、と思えば(つまり定義域を拡張してやれば)定義域の制約なしに扱えます。
- info22_
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δ(t)の定義の仕方も色々あるようにdδ(t)/dt=δ'(t)の定義の仕方も色々あってもおかしくありません。 定義がどうであれδ(t)の性質 1. δ(t)=∞(t=0のとき), =0(t≠0のとき) 2. ∫[-∞ → ∞]δ(t)dt=1 3. ∫[-∞ → ∞]δ(t-a)f(t)dt=f(a) を満たすことは必須条件です。 δ関数δ(t)の性質を全て満たすようにδ'(t)を定義する必要があります。 例えば、 δ'(t)=lim(a→0+){δ(t+a)-δ(t-a)} と定義するのもありでしょう。