無色透明製品の特徴は、光(可視光)を吸収・反射しない(=光の透過率が高い)ということです。これはその製品を形作る物質の原子レベルの構造と性質によります。光を吸収するか透過するかという性質は、物質そのものに固有の特徴ですので、例えば鉄の結晶構造をいくら変えても、鉄が鉄であるかぎり、透明なガラスを作ることはできません。
ガラスの場合、主成分であるケイ酸(SiO2)がどの波長の光も吸収しないので透明ですが、金属イオンには特定の波長の光だけを吸収するものがあります。これを利用して色ガラスが作られます。青いガラスを作る場合は、青系統の光線を透過させるように、その補色となる赤―黄の光線を吸収する金属イオンをガラスに混入するのです。
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お礼
ありがとうございました。 実は高校時代から疑問に思ってたんです。 疑問が解消しました。