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土佐日記 帰京が理解し辛い…

こんばんは 土佐日記の帰京の部分がテストで出るのですが、現代語訳を読んでもイマイチ内容を理解できません…。 http://orange.zero.jp/teru.oak/gakusyu/tosa/kikyo/yaku.html どういう場面での話しなのか、 登場人物の解説などお願いしますm(__)m ちなみに土佐日記はこの帰京以外読んでいません。

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  • Nebusoku3
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回答No.1

j<自宅に帰りついた場面> 月明かりの夜、隣の家人に預かってもらっていた自宅にたどりつき、その荒れたさまに驚く。(預かってくれた人の心も同じ様に荒んでいるのだろう) 隣との間には垣根があるが、状況としては1つの屋敷みたいなものだったので進んで預かってくれたので、遠方からお礼の品物を何かのついでにいつも送っていたが、今夜は「なんということだ」 と口にも出せないほどあきれかえっている。 薄情な人のようだけど謝礼だけはする事にしよう。 <家の周りの状況> 池の様に水がたまっている場所があるが、そばには松の木があった。5~6年のうちに1000年も経ったような感じだ。一部が無くなっており、新たなものも混じって総合的にすごく荒れているので人々(多分、一緒に帰ってきた人々)は「ひどい荒れようだね」 と言っている。 <無くなった子供と小松との対比> この家で生まれた女の子が(亡くなったので)帰れなくなった。同じ船で帰京した人々の周りはその子供たちが群がって騒いでいる。(楽しそうに見えることの表現) 悲しさを理解してくれる人がその中にいたのでその人と歌(和歌)を読み返した。  ”生まれた子も帰ってこないのに我が家に小松が生えているのを見ることの悲しさよ” → ここで生まれた自分の子供は帰ってこないのに、ここで生えた小松を見ることのは悲しいものだ と言う意味。 詠み足らないようなので又、次の様に詠んだ。 ”亡くなった子が松のように千年も見ることができたら、遠い土地で悲しい別れをすることがあっただろうか、そんなことはなかっただろうに” → 亡くなった子供がこの松の様に1000年も見ることが出来たなら、遠い土地で悲しい別れをすることはなかっただろうに。。。 <締め> 忘れがたい事ばかりや残念な事が多いがその気持ちを書きつくすことは出来ないから破り捨ててしまおう。。。 大体こんな感じに分かれていると思います。

ikeiken
質問者

お礼

とても丁寧に解説していただきありがとうございました! 本当に内容をよく理解できましたm(__)m

その他の回答 (1)

回答No.2

どこの部分がわからないのでしょうかね^^ 紀貫之が受領として土佐に赴任していて、任期が終わって都に帰ってきた場面です。 隣人に留守宅の世話を頼んでいたのが、金品をあげていたのにちゃんと管理してくれなかったと紀貫之の家族や郎党が嘆いています。 そして後半の方ですが、この家で産まれた女の子というのは紀貫之の娘です。 この家で産まれた小さな娘をともなって土佐に赴任したのですが、その女の子は土佐で病気で亡くなってしまっているのです。 郎党の子供たちが群れて騒いでいるのをみて、連れて帰ってこれなかった娘のことを思って耐えきれない思い出いる場面です。

ikeiken
質問者

お礼

ありがとうございます! 短く丁寧に説明して下さり、内容を簡単に理解できましたm(__)m

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