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被写界深度の原理

絞ってF値を小さくすると取り込む光の量が減って、被写界深度が浅くなりますが、その理由は何でしょうか? 何故、取り込む光の量が減ると、奥がぼけるのでしょうか? 仕組みが知りたいです。

みんなの回答

回答No.4

何故、取り込む光の量が減ると、奥がぼけるのでしょうか?との事ですが 取り込む光の量が減った増えたと 被写界深度は相関関係にありません。 また 絞ってF値を小さくすると取り込む光の量が減って と言うのも間違いです。 F値は小さいほど(同じ口径のレンズなら)取り込む光の量はふえます。 前方被写界深度 = R^2・δ・F/f^2+R・δ・F 後方被写界深度 = R^2・δ・F/f^2-R・δ・F f=レンズ焦点距離 F= F値(絞り値) R=被写体までの距離 δ=許容錯乱円径 δは35mmフィルムの場合0.03とするのが一般的です 誤解を恐れず単純に言えば レンズの口径が大きくなればピントの合う範囲は狭くなる と言うことです。

  • gengensan
  • ベストアンサー率26% (201/760)
回答No.3

因みに 絞ると実効F値は『大きく』なり 被写界深度が『深く』なる ですよ。

  • kuma-gorou
  • ベストアンサー率28% (2474/8746)
回答No.2

ごく簡単に言うと、結像面に対し、光束が鋭いか拡散かと言う事です。 レンズを通った光束は、必ずレンズ焦点の後方で一点に集まります。 光束が、一点に集まる面は、撮影距離が短いほど、焦点より後方に移動します。 この時、光束が鋭い方が、実物の前後にもピントが合っているように見えるのです。 【被写界深度】 光学物理的にピントが合うのは、レンズ光軸に対する垂直の所定の平面だけ。 ただ、人の目の分解能では、3/10~3.3/10mmより小さい円は、円か点が見分けが出来きません。これを、「許容錯乱円」と言って、実用上ピントが合っていると見なし、その範囲の事を被写界深度と呼びます。 一般的に35mm判は、許容錯乱円径の値を30/1000~33/1000mmとします。これは、引き伸ばし倍率を10倍とした時、人の目の分解能に一致するから。 当然、イメージセンサーが小さい程、許容錯乱円径は小さい値となります。

  • vaidurya
  • ベストアンサー率45% (2714/5983)
回答No.1

許容錯乱円という言葉があります。 錯乱円というのは、平易に言えばボケのことです。 つまり、円状に錯乱している点だけど ここまでは、錯乱していないことにしましょう。という許容範囲内の錯乱円。 つまり、理論上はボケているけど その写真としてボケていないとみなせる範囲があるわけです。 ボケの大きさは、絞りの大きさで決まるので 絞りの大きさが変われば ピントがあっている平面の前後に ピントがあっているとみなせる範囲が変わります。 光学的な特性から、それは手前側よりも遠い側のほうが広く(長く)なります。 で、なぜ絞りを開くと、ボケが大きくなるのか?という話は 図解されているサイトを探せばいいのですが… 簡単に言えば、被写体に対してピントを合わせると その前後の物体から反射された光は、撮像面の前後にずれた位置に焦点します。 そのズレが大きいほど、撮像面では大きな錯乱円となりますが その錯乱円を描くはずの光束の一部が、絞りによって遮られれば 錯乱円は小さくなります。

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