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デフレの要因は何?

ga111の回答

  • ga111
  • ベストアンサー率26% (247/916)
回答No.7

>つまり日本の21世紀初頭のデフレの要因として円高が占める割合は小さいのではないかという事です。 いいえ。安倍が圧力をかけるまえの白川日銀の末期では78円でしたから、これはデフレ政策の象徴とも言える金融政策です。現在では、じつに22円ほどの差があります。現在2円円安になれば、株価がかなり上昇するのはどの新聞でも認めるところです。 >それから頂いた回答はデフレの要因ではなく不景気の要因ではないかと思います。ここではデフレの要因を考えたいと思います。 そうかもしれませんが、デフレの要因と不景気の要因は正の相関関係があります。リニアではないでしょうが。よって、定性的にはデフレの要因 ≒ 不景気の要因 で良いと思います。だからこそ、デフレ脱却が叫ばれているのではないでしょうか。黒田の2%インフレターゲット宣言はそれを明確にあらわしています。 >ついでに触れておくと景気を名目成長率で見ればデフレの分だけ他国よりも低くなるのは当たり前の話です。株価は名目の関数なので、それがデフレで下がるのも自明です。景気を論ずるのであれば名目ではなくて実質で語らなくてはいけないと思うのですが、岩田氏はそれを意図的に混同しているように思えてならないのですが。 実質成長率のデータを見つけることができないのですが、彼はそこでは名目成長率だけで日米を比較しているようです。なにかの基準がないと科学的なお話になりませんから、それはそれで良いと思います。デフレの要因 ≒ 不景気の要因 ≒ 名目成長率の低迷の要因 でよろしいと私は思います。

subarist00
質問者

お礼

まず金融緩和で円安・株価上昇というのには異論がありません。株価をもって景気がいいというのであれば、それも一つの考え方だと思いますので異論はありません。個人的には株価や名目成長率ではなく、実質成長率をもって(真の?)豊かさで善悪を判断したいところです。 >安倍が圧力をかけるまえの白川日銀の末期では78円でしたから、これはデフレ政策の象徴とも言える金融政策です。現在では、じつに22円ほどの差があります。 ここは景気ではなく純粋にデフレの要因について議論したいと思いますが、アベノミクス期待で円安が開始してから1年。1年で22円円安がすすんだ効果としてやっとコアコアCPIが+0.6%とかそんなものです。アベノミクスがなければマイナスだったかもしれませんが、この円安による輸入インフレは年率+1%程度でしょう。 つまり10年で20円の円安が進んでも年率にすれば0.1%程度しか寄与しないことを意味します。さらにデフレが始まった2000年から今まで13年間で名目実効為替レートはほぼ同じ(むしろ若干円安。ドルはイーブン、ユーロはユーロ高)ですから、デフレに対する為替の影響は低かったものと推測されます。

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